新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2022年04月11日
さよなら絵梨/藤本タツキ/ネタバレなし
こんにちは!
本日は、本日「ジャンプ+」で公開されたばかり、藤本タツキさんの「さよなら絵梨」を紹介します。
数日前から200ページの読み切りが公開されるという情報が出ていたので、ワクワクしながら待っていました!
さっそく読んだので感想です。
★あらすじ
中学生の優太は、誕生日プレゼントにスマホを買ってもらった。
母親から、自分は病気でもうすぐ死んでしまうから、生きている自分をそのスマホで撮って残してほしいと頼まれ、動画を撮り始める。
母親の病状が悪化し、いよいよ死期が近づいたころ、優太は父親に、母親の入院する病院へ連れていかれる。「死ぬ瞬間まで撮ってほしい」とのことだった。
だが優太は病院の中には入らず、走っていってしまう。背景には爆発する病院。
…という映画を作り、文化祭で公開した優太。母親が病気になって亡くなるまで動画を撮っていたのは本当だが、最後に病院が爆発するというフィクション要素を付け加えた映画の評判は最悪。あまりの評判の悪さにショックを受けて、母親が死んだ病院で飛び降り自殺をしようとした矢先、1人の少女に自殺を止められる。
少女の名前は絵梨で、優太の映画は面白かったのに評価が低かったことが悔しかったので、もう1度映画を作ってほしいと言う。
★ネタバレなし感想
最初から「えっ?えっ?」の連続でした。病院爆発?なにそれ?っていうか映画だったの?フィクション?いいえ最後以外ノンフィクション!っていう驚き。
過去作品の雰囲気から想像はしていたけれど、これもやっぱりぶっ飛んだ作品でした。
・どこまでがフィクション?
作中のセリフに、「どこまでが事実か制作かわからない」というものがありました。
これはあらすじに書いた映画を見た絵梨の感想なのですが、このセリフはこの漫画の感想そのものです。
どういうことかは読めばわかります。
こんなに読者に判断を委ねてくるなんて!!って思いました。
あれも?これも?とフィクションとノンフィクションの境界をさまよいます。
・作者、映画好きに違いない
「チェンソーマン」や最近読み始めた「ファイアパンチ」にも映画が出てくる(出てきそう)んですが、これはモロ映画をテーマにした作品でしたね。
おそらくたくさん映画を見てきたんだろうな…と想像しています。今まで見てきた映画が漫画創作の原点になってるのかな?と勝手に想像させてもらいました。
・カムバックマキマさん
いや、マキマさん(チェンソーマンに出てくる人)は一切出てきません。が、主人公の母親にマキマさんっぽさを感じました。
見た目だけじゃなくてセリフとか。
あと、映画好きなマキマさんがこの漫画を読んでどう思うのか知りたくなりました。笑
・私が藤本タツキというタグを作った
どうでもいい報告ですみません。今までこのブログの記事につけるタイトルは、「漫画」(または「小説」)と「作品のタイトル」だけでしたが、きっとこれからもこの作者さんの漫画の感想を投稿する気がするので、「藤本タツキ」というタグも入れました。
これを機に他の漫画の紹介のときも作者名もタグにつけようかな……。
というわけでネタバレなし感想でした〜
次回ネタバレします
本日は、本日「ジャンプ+」で公開されたばかり、藤本タツキさんの「さよなら絵梨」を紹介します。
数日前から200ページの読み切りが公開されるという情報が出ていたので、ワクワクしながら待っていました!
さっそく読んだので感想です。
★あらすじ
中学生の優太は、誕生日プレゼントにスマホを買ってもらった。
母親から、自分は病気でもうすぐ死んでしまうから、生きている自分をそのスマホで撮って残してほしいと頼まれ、動画を撮り始める。
母親の病状が悪化し、いよいよ死期が近づいたころ、優太は父親に、母親の入院する病院へ連れていかれる。「死ぬ瞬間まで撮ってほしい」とのことだった。
だが優太は病院の中には入らず、走っていってしまう。背景には爆発する病院。
…という映画を作り、文化祭で公開した優太。母親が病気になって亡くなるまで動画を撮っていたのは本当だが、最後に病院が爆発するというフィクション要素を付け加えた映画の評判は最悪。あまりの評判の悪さにショックを受けて、母親が死んだ病院で飛び降り自殺をしようとした矢先、1人の少女に自殺を止められる。
少女の名前は絵梨で、優太の映画は面白かったのに評価が低かったことが悔しかったので、もう1度映画を作ってほしいと言う。
★ネタバレなし感想
最初から「えっ?えっ?」の連続でした。病院爆発?なにそれ?っていうか映画だったの?フィクション?いいえ最後以外ノンフィクション!っていう驚き。
過去作品の雰囲気から想像はしていたけれど、これもやっぱりぶっ飛んだ作品でした。
・どこまでがフィクション?
作中のセリフに、「どこまでが事実か制作かわからない」というものがありました。
これはあらすじに書いた映画を見た絵梨の感想なのですが、このセリフはこの漫画の感想そのものです。
どういうことかは読めばわかります。
こんなに読者に判断を委ねてくるなんて!!って思いました。
あれも?これも?とフィクションとノンフィクションの境界をさまよいます。
・作者、映画好きに違いない
「チェンソーマン」や最近読み始めた「ファイアパンチ」にも映画が出てくる(出てきそう)んですが、これはモロ映画をテーマにした作品でしたね。
おそらくたくさん映画を見てきたんだろうな…と想像しています。今まで見てきた映画が漫画創作の原点になってるのかな?と勝手に想像させてもらいました。
・カムバックマキマさん
いや、マキマさん(チェンソーマンに出てくる人)は一切出てきません。が、主人公の母親にマキマさんっぽさを感じました。
見た目だけじゃなくてセリフとか。
あと、映画好きなマキマさんがこの漫画を読んでどう思うのか知りたくなりました。笑
・私が藤本タツキというタグを作った
どうでもいい報告ですみません。今までこのブログの記事につけるタイトルは、「漫画」(または「小説」)と「作品のタイトル」だけでしたが、きっとこれからもこの作者さんの漫画の感想を投稿する気がするので、「藤本タツキ」というタグも入れました。
これを機に他の漫画の紹介のときも作者名もタグにつけようかな……。
というわけでネタバレなし感想でした〜
次回ネタバレします
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
2022年04月08日
キス、絶交、キス ボクらの場合/藤原よしこ/10巻(完結)までのネタバレあり
こんにちは。
本日は前回の続き、「キス、絶交、キス ボクらの場合」のネタバレあり感想編です。
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編の続き)布施にキスされたことを話す真緒。羽鳥は落ち込み3日間学校を休んで寝込むが、真緒が家を訪ねてきて、仲直りをして、キス。
その後も中学生のときに羽鳥と仲が良かったリカ先輩が羽鳥のことを好きだということがわかったり、真緒の母親に交際を反対されたりと、色々な困難が待ち受けるがそのたびに乗り越えていく。
高2の秋、ついに布施が羽鳥に対して将来どうするつもりなのかモーションをかけ、自分では真緒を幸せにできないと思った羽鳥は真緒と別れる。
だが、やはりお互いに離れられない存在であると認識し、ヨリを戻す。そしてついに羽鳥と真緒は付き合って初めて結ばれる。
羽鳥は将来のために真緒と同じ大学を目指すことになるが、学力的に難しく、受験は失敗してしまう。
だが、まだ諦めない羽鳥。2人はこれからも一緒にいると誓う。
★ネタバレあり感想
喧嘩して仲直りしてキス、困難乗り越えて絆深めてキス、って感じの話です。(まとめ方)
大人になると色々ツッコミ入れたくなるところはある。
例えば
・真緒の修学旅行。修学旅行期間中離れるだけなのに行く前から辛そうな2人。修学旅行中はもちろんお互い寂しくなってしまい、なんと羽鳥は修学旅行先の北海道まで会いに行ってしまう。
…ねぇ、修学旅行期間くらい我慢したら!?笑
大人になったら同棲でもしてない限り毎日会えないよ!?でも会いたかったんだよね。可愛いね。
・羽鳥のW大学受験。W大って、たぶん早稲田大学かな?学力的に一浪や二浪で入れるのか!?って思うのだけど…。将来真緒を困らせなければいいんだから、他の大学とか、高卒でも安定した職業目指すとかしたほうが現実的なんじゃないの?
まぁそこまでリアリティ求めちゃダメだよね。
など。
感想パートに入って早々ツッコミ入れたけど、このブログに載せるってことは好きな作品なのでね!
この作品の好きなところは、やっぱりなんと言っても2人の一途さかなぁ。小5からずっと好きで、きっとこのまま将来は結婚するんだろうなって思える。
あと、2人の関係の変化もいい。
付き合いたてはお互い言葉が足りなくて喧嘩してばっかりだったけれど、徐々に信頼関係ができて喧嘩もしなくなっていったよね。
元々の性格はたしかに合わなかったかもしれないけれど、お互いが好きで、歩みよっていけばそんなものは関係なくなるんだなって思えた。
なんで小5のときにお互い好きになったのか、読者だった中学生のときはよくわからなかったけど、今思うに、
羽鳥→基本女子にチヤホヤされてきたから、他の女子とは違う対応をされたから。(いわゆる「おもしれー女」ってやつ?)
真緒→基本誰とでも仲良くする羽鳥が自分には冷たい態度をとったから。
かな?
要はお互いに「他の人とは違う」って思ったんだろうね。
おまけに2人とも美男美女の設定だから、顔も好きだったんじゃないかな。笑
絵も可愛いし。黒目がちで。
サブキャラのタケシも可愛くて良かった。やや理不尽な扱いされてるのはかわいそうだけど、喧嘩したり泣いたりしてるシーンが多いこの漫画を和ませる重要なポジションだったのでは。
布施とリカ先輩については、「なんで邪魔するの!?」って思う面もよくあったけど、悪い人たちではなかったよね。羽鳥や真緒との恋は報われなかったけど、いつか幸せになってほしいな。
という思い出の漫画でした!
ではまた来週〜
本日は前回の続き、「キス、絶交、キス ボクらの場合」のネタバレあり感想編です。
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編の続き)布施にキスされたことを話す真緒。羽鳥は落ち込み3日間学校を休んで寝込むが、真緒が家を訪ねてきて、仲直りをして、キス。
その後も中学生のときに羽鳥と仲が良かったリカ先輩が羽鳥のことを好きだということがわかったり、真緒の母親に交際を反対されたりと、色々な困難が待ち受けるがそのたびに乗り越えていく。
高2の秋、ついに布施が羽鳥に対して将来どうするつもりなのかモーションをかけ、自分では真緒を幸せにできないと思った羽鳥は真緒と別れる。
だが、やはりお互いに離れられない存在であると認識し、ヨリを戻す。そしてついに羽鳥と真緒は付き合って初めて結ばれる。
羽鳥は将来のために真緒と同じ大学を目指すことになるが、学力的に難しく、受験は失敗してしまう。
だが、まだ諦めない羽鳥。2人はこれからも一緒にいると誓う。
★ネタバレあり感想
喧嘩して仲直りしてキス、困難乗り越えて絆深めてキス、って感じの話です。(まとめ方)
大人になると色々ツッコミ入れたくなるところはある。
例えば
・真緒の修学旅行。修学旅行期間中離れるだけなのに行く前から辛そうな2人。修学旅行中はもちろんお互い寂しくなってしまい、なんと羽鳥は修学旅行先の北海道まで会いに行ってしまう。
…ねぇ、修学旅行期間くらい我慢したら!?笑
大人になったら同棲でもしてない限り毎日会えないよ!?でも会いたかったんだよね。可愛いね。
・羽鳥のW大学受験。W大って、たぶん早稲田大学かな?学力的に一浪や二浪で入れるのか!?って思うのだけど…。将来真緒を困らせなければいいんだから、他の大学とか、高卒でも安定した職業目指すとかしたほうが現実的なんじゃないの?
まぁそこまでリアリティ求めちゃダメだよね。
など。
感想パートに入って早々ツッコミ入れたけど、このブログに載せるってことは好きな作品なのでね!
この作品の好きなところは、やっぱりなんと言っても2人の一途さかなぁ。小5からずっと好きで、きっとこのまま将来は結婚するんだろうなって思える。
あと、2人の関係の変化もいい。
付き合いたてはお互い言葉が足りなくて喧嘩してばっかりだったけれど、徐々に信頼関係ができて喧嘩もしなくなっていったよね。
元々の性格はたしかに合わなかったかもしれないけれど、お互いが好きで、歩みよっていけばそんなものは関係なくなるんだなって思えた。
なんで小5のときにお互い好きになったのか、読者だった中学生のときはよくわからなかったけど、今思うに、
羽鳥→基本女子にチヤホヤされてきたから、他の女子とは違う対応をされたから。(いわゆる「おもしれー女」ってやつ?)
真緒→基本誰とでも仲良くする羽鳥が自分には冷たい態度をとったから。
かな?
要はお互いに「他の人とは違う」って思ったんだろうね。
おまけに2人とも美男美女の設定だから、顔も好きだったんじゃないかな。笑
絵も可愛いし。黒目がちで。
サブキャラのタケシも可愛くて良かった。やや理不尽な扱いされてるのはかわいそうだけど、喧嘩したり泣いたりしてるシーンが多いこの漫画を和ませる重要なポジションだったのでは。
布施とリカ先輩については、「なんで邪魔するの!?」って思う面もよくあったけど、悪い人たちではなかったよね。羽鳥や真緒との恋は報われなかったけど、いつか幸せになってほしいな。
という思い出の漫画でした!
ではまた来週〜
2022年04月06日
キス、絶交、キス ボクらの場合/藤原よしこ/ネタバレなし
こんにちは。
今回は、藤原よしこさんの「キス、絶交、キス ボクらの場合」(Cheese!)を紹介します。
こちらは2002年から2005年に連載された20年前(2002年って当たり前だけどもう20年前なんですね)の作品です。
私が中学生のときに好きだった作品で、当時全巻揃えていました。たぶん今でも実家の押し入れに眠ってる…のかな…?
何回も繰り返し読んでいたので、読み終わって十数年経ちますがまだ結構鮮明に話を覚えています。
先日この漫画のことをふと思い出し、「もっかい読みたいな〜」とこのブログのタイトルを回収した独り言を言ってしまったので紹介することにしました。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「キス、絶交、キス ボクらの場合」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★あらすじ
彼氏と彼女、W主人公。
彼氏…羽鳥裕也(はとり ゆうや。以下、羽鳥)。典型的なヤンチャ坊主。金髪。授業サボったり掃除サボったり。
彼女…向坂真緒(さきさか まお。以下、真緒)。典型的な学級委員タイプ。実際学級委員だった。まじめで頭もいい。
「キス、絶交、キス」という小5〜中3までの物語(1巻完結)の続きを、付き合いだした高1から始まり、10巻に渡って描いた物語。
◇小5〜中3「キス、絶交、キス」概要
小5のときにお互いを好きになるが、性格が正反対な2人は仲良くなれず、お互い片思いだと思ったまま中学の卒業式を迎える。
ところが真緒が卒業生代表の答辞を読んでいる最中、高校は羽鳥と別々になるため、感極まって羽鳥のことを好きだと言って泣いてしまう。
羽鳥は驚きながら、壇上にいる真緒の手を引き体育館から連れ出す。
やっと両想いだということがわかった2人はキスをし、付き合うことになる。
そしてこの作品、「キス、絶交、キス ボクらの場合」はそんな2人の彼氏彼女としての話。
付き合い始めたものの、喧嘩ばかりでなかなかうまくいかない。
喧嘩して真緒が泣いていると、真緒と中学時代仲が良く、同じ中学から唯一同じ高校に進学した布施(ふせ)が、真緒にキスをし告白する。
仲直りしようと会いにきた羽鳥に、布施にキスされたと真緒は告げる。
★ネタバレなし感想
この漫画は、1つの話がそれぞれ羽鳥目線、真緒目線で2回繰り返されて進みます。
なので、なんであのとき相手はこう言ったのかとか、どんな気持ちだったのかなど、相手目線になったときにわかって「なるほど…!」となります。
逆に、こういう気持ちで言っていると読者はわかっているのに、羽鳥ないし真緒が誤解している様子を見て「あー!違うんだよー!!」ともどかしくもなります。
このもどかしさ、嫌いじゃないですけどね!可愛くて!
2人ともピュアピュア。ピュア過ぎるんです。
まず小5〜中3まで、いわゆる「両片想い」ってやつですね。10代前半の5年間、付き合ってるわけでもないのに、というかほとんど話してないのに、ずっと一途に好きっていうのがすごいです。
で、そんな5年間を経て付き合い始めたわけですが、なかなか相手に伝わっていないなりにも、お互い好きすぎて可愛いです。
羽鳥は真緒とのキスを机に彫って(学校の机に彫るな)数えていて、何回キスしたら苗字呼びから名前呼びに変えようなんて考えてるシーンもあります。
これを読んでいた中学時代は彼らを「可愛い」と思う目線はまだなく、純粋に2人の恋をヤキモキしながら応援していた記憶があります。笑
今はもう、微笑ましいなーっていう、大人になるとまた違った見方になりました。
そんな「キス、絶交、キス」、青春当事者の中高生から、大人になった元中高生まで、いろいろな見方で楽しめる恋愛漫画です。
では次回はネタバレあり編です!
追伸:この記事、「キス」という単語が多すぎて恥ずかしい。
今回は、藤原よしこさんの「キス、絶交、キス ボクらの場合」(Cheese!)を紹介します。
こちらは2002年から2005年に連載された20年前(2002年って当たり前だけどもう20年前なんですね)の作品です。
私が中学生のときに好きだった作品で、当時全巻揃えていました。たぶん今でも実家の押し入れに眠ってる…のかな…?
何回も繰り返し読んでいたので、読み終わって十数年経ちますがまだ結構鮮明に話を覚えています。
先日この漫画のことをふと思い出し、「もっかい読みたいな〜」とこのブログのタイトルを回収した独り言を言ってしまったので紹介することにしました。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「キス、絶交、キス ボクらの場合」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★あらすじ
彼氏と彼女、W主人公。
彼氏…羽鳥裕也(はとり ゆうや。以下、羽鳥)。典型的なヤンチャ坊主。金髪。授業サボったり掃除サボったり。
彼女…向坂真緒(さきさか まお。以下、真緒)。典型的な学級委員タイプ。実際学級委員だった。まじめで頭もいい。
「キス、絶交、キス」という小5〜中3までの物語(1巻完結)の続きを、付き合いだした高1から始まり、10巻に渡って描いた物語。
◇小5〜中3「キス、絶交、キス」概要
小5のときにお互いを好きになるが、性格が正反対な2人は仲良くなれず、お互い片思いだと思ったまま中学の卒業式を迎える。
ところが真緒が卒業生代表の答辞を読んでいる最中、高校は羽鳥と別々になるため、感極まって羽鳥のことを好きだと言って泣いてしまう。
羽鳥は驚きながら、壇上にいる真緒の手を引き体育館から連れ出す。
やっと両想いだということがわかった2人はキスをし、付き合うことになる。
そしてこの作品、「キス、絶交、キス ボクらの場合」はそんな2人の彼氏彼女としての話。
付き合い始めたものの、喧嘩ばかりでなかなかうまくいかない。
喧嘩して真緒が泣いていると、真緒と中学時代仲が良く、同じ中学から唯一同じ高校に進学した布施(ふせ)が、真緒にキスをし告白する。
仲直りしようと会いにきた羽鳥に、布施にキスされたと真緒は告げる。
★ネタバレなし感想
この漫画は、1つの話がそれぞれ羽鳥目線、真緒目線で2回繰り返されて進みます。
なので、なんであのとき相手はこう言ったのかとか、どんな気持ちだったのかなど、相手目線になったときにわかって「なるほど…!」となります。
逆に、こういう気持ちで言っていると読者はわかっているのに、羽鳥ないし真緒が誤解している様子を見て「あー!違うんだよー!!」ともどかしくもなります。
このもどかしさ、嫌いじゃないですけどね!可愛くて!
2人ともピュアピュア。ピュア過ぎるんです。
まず小5〜中3まで、いわゆる「両片想い」ってやつですね。10代前半の5年間、付き合ってるわけでもないのに、というかほとんど話してないのに、ずっと一途に好きっていうのがすごいです。
で、そんな5年間を経て付き合い始めたわけですが、なかなか相手に伝わっていないなりにも、お互い好きすぎて可愛いです。
羽鳥は真緒とのキスを机に彫って(学校の机に彫るな)数えていて、何回キスしたら苗字呼びから名前呼びに変えようなんて考えてるシーンもあります。
これを読んでいた中学時代は彼らを「可愛い」と思う目線はまだなく、純粋に2人の恋をヤキモキしながら応援していた記憶があります。笑
今はもう、微笑ましいなーっていう、大人になるとまた違った見方になりました。
そんな「キス、絶交、キス」、青春当事者の中高生から、大人になった元中高生まで、いろいろな見方で楽しめる恋愛漫画です。
では次回はネタバレあり編です!
追伸:この記事、「キス」という単語が多すぎて恥ずかしい。
2022年04月04日
ファイアパンチ/藤本タツキ/1巻・途中からネタバレあり
こんにちは!
4月1本目は、「チェンソーマン」でお馴染み、藤本タツキさんの「ファイアパンチ」(ジャンプ+)を紹介します。
そういえばこのブログの更新頻度を決めていなかったので、キリよく4月から、月・水・金の週3更新と決めさせていただきます!
チェンソーマンの記事はこちらから↓
ネタバレなし
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/32/0
ネタバレあり
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/33/0
こちらはチェンソーマンよりも前に連載された作品で、8巻で完結しています。
ずっと気になっていたので、まずは1巻だけ読んでみたのですが……衝撃。
やっぱりこの人頭のネジとんでってる!!(褒めてます)
完結作品なので全巻読んでから記事にしようかとも思いましたが、この衝撃を忘れないうちにということで、珍しく1巻だけで
・あらすじ
・ネタバレなし感想
・ネタバレあり感想
をぶっこみます。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「ファイアパンチ」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★あらすじ
アグニ、ルナの兄妹が住む村は、氷の魔女の影響でとても寒く、食料がほとんどない。
「再生能力の祝福者」であるアグニは、ダメージを負ってもすぐ体が再生する特異体質。
腕を切ってもすぐ生えてくるため(ただし切られるのは普通に痛い)、善意で村の住人に食料として与えれていた。
妹のルナも再生能力があるが、アグニより再生に時間がかかるので、アグニの腕だけを切っていた。
ある日、ドマという男が仲間とともに、食料をもらいにやってきた。
彼らはべヘムドルクの住人という。
勝手に村人の家へ食料を探しに行かれ、人間の腕がある=人を殺して食べていると誤解される。
ドマもまた祝福者で、「焼け朽ちるまで消えない炎」を出すことができる。
ドマは人肉を食べる村人に嫌悪感を抱き、村を焼き放つ。
アグニは再生能力の影響で燃えても燃えても死なないが、再生に時間がかかるルナは焼け死んでしまう。
8年経って自身を燃やし続ける炎に慣れたアグニは、ルナを殺された復讐の旅に出る。
★ネタバレなし感想
漫画を読んでいると色んな殺され方に出会ってしまいますが、燃える系は正直苦手でした。(某呪いの指の漫画に出てくる某呪霊怖かった)
藤本タツキさんのだから読んでみよう!と前情報なしで読み始めたので、燃えるとか全然知りませんでした。
まぁタイトルに「ファイア」入ってますが……。
人がバンバン燃えるのは怖いんですが、チェンソーマン同様、いきおいに押されて読めちゃいます。
というか、次々に突拍子もない展開に、何を読まされてるんだろう?という気持ちにもなります。
再三言いますが褒めてます。
神話とか伝承とかってこんな感じなのかなと思えます。
★ネタバレあり感想
旅に出たアグニはサンという8歳の少年に出会い懐かれる→サンともどもべヘムドルクの住人に捕まる→ユダというルナに似た女性に出会う→アグニ、ドマに再会。
と思ったらいきなり場面が変わって、トガタという映画好きの少女(トガタ)が自分1人でしゃべっているところを録画している絵になって、ぽかーん。
1990年〜2200年代とか言ってるから、少なくとも舞台は2200年よりは未来の話っぽい。
勝手に昔の話かと思ってた。
で、最後はアグニが炭になっててそれをドマが見ている、というシーンで1巻が終了!
なにこれ!?!?
まず、ユダは何者!?ルナに似てるけど、ルナではない……?
ルナは死んだと思われていたけど、実は生きていて記憶がなくなっているとか?
そしてアグニ。炭になってたけど死んだのかな?主人公だしたぶん死んでないと思うけど、実は主人公じゃないとか?笑
ドマは「私が死ぬ以外でなんでもする」って言ってたからアグニは「俺を殺してくれ」とでも言ったのか?
うーん、わからん。
サンはこれからキーパーソンになりそうな予感。電気の能力を使って困難を切り抜けていくんだろうか。
でもそんな単純な話にはならなさそうだよね。
2巻以降の展開が全く想像できない。から徐々に読んでいこうと思います。
藤本タツキワールドすごすぎます……
藤本タツキさんといえば、4月11日にはジャンプ+で200ページの読み切りが掲載されるらしいです。
これもぶっとんでるんだろうな
4月1本目は、「チェンソーマン」でお馴染み、藤本タツキさんの「ファイアパンチ」(ジャンプ+)を紹介します。
そういえばこのブログの更新頻度を決めていなかったので、キリよく4月から、月・水・金の週3更新と決めさせていただきます!
チェンソーマンの記事はこちらから↓
ネタバレなし
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/32/0
ネタバレあり
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/33/0
こちらはチェンソーマンよりも前に連載された作品で、8巻で完結しています。
ずっと気になっていたので、まずは1巻だけ読んでみたのですが……衝撃。
やっぱりこの人頭のネジとんでってる!!(褒めてます)
完結作品なので全巻読んでから記事にしようかとも思いましたが、この衝撃を忘れないうちにということで、珍しく1巻だけで
・あらすじ
・ネタバレなし感想
・ネタバレあり感想
をぶっこみます。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「ファイアパンチ」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★あらすじ
アグニ、ルナの兄妹が住む村は、氷の魔女の影響でとても寒く、食料がほとんどない。
「再生能力の祝福者」であるアグニは、ダメージを負ってもすぐ体が再生する特異体質。
腕を切ってもすぐ生えてくるため(ただし切られるのは普通に痛い)、善意で村の住人に食料として与えれていた。
妹のルナも再生能力があるが、アグニより再生に時間がかかるので、アグニの腕だけを切っていた。
ある日、ドマという男が仲間とともに、食料をもらいにやってきた。
彼らはべヘムドルクの住人という。
勝手に村人の家へ食料を探しに行かれ、人間の腕がある=人を殺して食べていると誤解される。
ドマもまた祝福者で、「焼け朽ちるまで消えない炎」を出すことができる。
ドマは人肉を食べる村人に嫌悪感を抱き、村を焼き放つ。
アグニは再生能力の影響で燃えても燃えても死なないが、再生に時間がかかるルナは焼け死んでしまう。
8年経って自身を燃やし続ける炎に慣れたアグニは、ルナを殺された復讐の旅に出る。
★ネタバレなし感想
漫画を読んでいると色んな殺され方に出会ってしまいますが、燃える系は正直苦手でした。(某呪いの指の漫画に出てくる某呪霊怖かった)
藤本タツキさんのだから読んでみよう!と前情報なしで読み始めたので、燃えるとか全然知りませんでした。
まぁタイトルに「ファイア」入ってますが……。
人がバンバン燃えるのは怖いんですが、チェンソーマン同様、いきおいに押されて読めちゃいます。
というか、次々に突拍子もない展開に、何を読まされてるんだろう?という気持ちにもなります。
再三言いますが褒めてます。
神話とか伝承とかってこんな感じなのかなと思えます。
★ネタバレあり感想
旅に出たアグニはサンという8歳の少年に出会い懐かれる→サンともどもべヘムドルクの住人に捕まる→ユダというルナに似た女性に出会う→アグニ、ドマに再会。
と思ったらいきなり場面が変わって、トガタという映画好きの少女(トガタ)が自分1人でしゃべっているところを録画している絵になって、ぽかーん。
1990年〜2200年代とか言ってるから、少なくとも舞台は2200年よりは未来の話っぽい。
勝手に昔の話かと思ってた。
で、最後はアグニが炭になっててそれをドマが見ている、というシーンで1巻が終了!
なにこれ!?!?
まず、ユダは何者!?ルナに似てるけど、ルナではない……?
ルナは死んだと思われていたけど、実は生きていて記憶がなくなっているとか?
そしてアグニ。炭になってたけど死んだのかな?主人公だしたぶん死んでないと思うけど、実は主人公じゃないとか?笑
ドマは「私が死ぬ以外でなんでもする」って言ってたからアグニは「俺を殺してくれ」とでも言ったのか?
うーん、わからん。
サンはこれからキーパーソンになりそうな予感。電気の能力を使って困難を切り抜けていくんだろうか。
でもそんな単純な話にはならなさそうだよね。
2巻以降の展開が全く想像できない。から徐々に読んでいこうと思います。
藤本タツキワールドすごすぎます……
藤本タツキさんといえば、4月11日にはジャンプ+で200ページの読み切りが掲載されるらしいです。
これもぶっとんでるんだろうな
2022年03月31日
1122/渡辺ペコ/7巻(完結)までのネタバレあり
こんばんは!
今回はネタバレあり編です〜
今日で3月も終わり!また1カ月続けられました
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編の続き)女性向け風俗に初めて行ってみたいちこ。
最初は相手の男の子・礼を「利用」しかけたところで偶然おとやから連絡が入り、未遂に終わる。
だが、次に会ったときに最後まで「利用」してしまう。
美月は夫におとやとの関係がほぼバレており、夫がシンガポールへの転勤が決まったのを機におとやと別れることになる。
が、おとやとの別れ話の際に、「自分以外の人とはしないでほしい」と言って、華道用剣山(2人はお花の教室で知り合った)でおとやの局部を刺す。
病院でケガはいずれ治ると言われ、体には大きな異常はないものの、メンタル面に傷を負ってしまった。
(のちに謝罪される)
いちこは礼と別れ、おとやとの関係を再構築するために、子どもを作ったらどうかと提案する。
すんなりとはできず、不妊治療を始めることになるが、なかなかうまくいかない。
結果、子どもをかすがいにしようとしていたことに気がつき、2人は離婚する。
その直後、いちこの母が亡くなり、おとやに連絡して、おとやは一緒に葬儀をとりおこない、そばにいた。
2人は住んでいたマンションの売却が決まりかけたところでそれをキャンセルし、また一緒にいることを決めた。
※ざっくりじゃなくてすみません。
★ネタバレあり感想
はぁ〜〜〜。(いきなりため息)
感無量。完全にハッピーエンド!いぇーい!っていう物語ではないけれど、落ち着くところに落ち着いた印象。なんとも2人らしい……
いちことおとやは離婚したけれど、再びそばにいる、という選択。このあとまた再婚するのかな?
今まで読んだ少女漫画や女性向け漫画にはたいてい「きゅん」と思うシーンはあるんだけど、これにはそういうトキメキはない。
けど、じわっと温かみを感じられるのが良かった。愛、なんだよねぇ。
美月と夫との関係も、最初は夫モラハラか?愛ないんか?って思ってたけど、最終的にはいい方向へ向いていって安心した。
シンガポールでも2人でがんばって!
今回はネタバレあり編です〜
今日で3月も終わり!また1カ月続けられました
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編の続き)女性向け風俗に初めて行ってみたいちこ。
最初は相手の男の子・礼を「利用」しかけたところで偶然おとやから連絡が入り、未遂に終わる。
だが、次に会ったときに最後まで「利用」してしまう。
美月は夫におとやとの関係がほぼバレており、夫がシンガポールへの転勤が決まったのを機におとやと別れることになる。
が、おとやとの別れ話の際に、「自分以外の人とはしないでほしい」と言って、華道用剣山(2人はお花の教室で知り合った)でおとやの局部を刺す。
病院でケガはいずれ治ると言われ、体には大きな異常はないものの、メンタル面に傷を負ってしまった。
(のちに謝罪される)
いちこは礼と別れ、おとやとの関係を再構築するために、子どもを作ったらどうかと提案する。
すんなりとはできず、不妊治療を始めることになるが、なかなかうまくいかない。
結果、子どもをかすがいにしようとしていたことに気がつき、2人は離婚する。
その直後、いちこの母が亡くなり、おとやに連絡して、おとやは一緒に葬儀をとりおこない、そばにいた。
2人は住んでいたマンションの売却が決まりかけたところでそれをキャンセルし、また一緒にいることを決めた。
※ざっくりじゃなくてすみません。
★ネタバレあり感想
はぁ〜〜〜。(いきなりため息)
感無量。完全にハッピーエンド!いぇーい!っていう物語ではないけれど、落ち着くところに落ち着いた印象。なんとも2人らしい……
いちことおとやは離婚したけれど、再びそばにいる、という選択。このあとまた再婚するのかな?
今まで読んだ少女漫画や女性向け漫画にはたいてい「きゅん」と思うシーンはあるんだけど、これにはそういうトキメキはない。
けど、じわっと温かみを感じられるのが良かった。愛、なんだよねぇ。
美月と夫との関係も、最初は夫モラハラか?愛ないんか?って思ってたけど、最終的にはいい方向へ向いていって安心した。
シンガポールでも2人でがんばって!
2022年03月30日
1122/渡辺ペコ/ネタバレなし
こんばんは!本日は渡辺ペコさんの「1122」(モーニング)を紹介します。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「1122」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★あらすじ
相原一子(あいはら いちこ)と二也(おとや)は30代の夫婦。
2人で仲良く暮らしている。
だが、2人はもう長く夜の生活はしておらず、おとやにはいちこ公認(公認といってもいちこは直接会ったこともないし名前も知らない相手)の彼女がいる。
彼女の存在を認識しているものの、どこかもやもやした気持ちを抱えたいちこは、女性向けの風俗を利用してみようと思い立つ。
★ネタバレなし感想
なんてセンセーショナルなテーマなんでしょう!
レスを扱った漫画や、不倫を扱った漫画もよくありますが、そこに公認の彼女という存在がプラスされるという要素は新しいのでは!?
LINEマンガで読み始めたのですが、どうなっちゃうんだろうと気になって最後まで読んでしまいました。
レスだけどお互いに愛情はあって、性的なことだけ外注(?)するっていうのは不思議な関係だと思います。
愛情あるなら行為もできるんじゃないかって思うけど、違うのかな……
それに他の人と関係を持っていることを教える&知っているって、なかなかないんじゃないかなと。
そして、おとやの彼女の美月も、なかなかの存在感です。
彼女は家庭に悩みを抱えていて、おとやが癒しなのかなと思うけれど、こっちは夫に内緒でおとやと付き合っているからちょっとどうなの?って感じです。
まぁ公認でも普通じゃないですが。
この漫画を読んでいくと、人によって意見が分かれるだろうなと思う部分がたくさんあり、考えさせられます。
夫婦のあり方や家族のあり方とか、恋愛って何なんだろうとか。
じっくり、ゆっくり考えたい日におすすめの大人向け作品です。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「1122」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★あらすじ
相原一子(あいはら いちこ)と二也(おとや)は30代の夫婦。
2人で仲良く暮らしている。
だが、2人はもう長く夜の生活はしておらず、おとやにはいちこ公認(公認といってもいちこは直接会ったこともないし名前も知らない相手)の彼女がいる。
彼女の存在を認識しているものの、どこかもやもやした気持ちを抱えたいちこは、女性向けの風俗を利用してみようと思い立つ。
★ネタバレなし感想
なんてセンセーショナルなテーマなんでしょう!
レスを扱った漫画や、不倫を扱った漫画もよくありますが、そこに公認の彼女という存在がプラスされるという要素は新しいのでは!?
LINEマンガで読み始めたのですが、どうなっちゃうんだろうと気になって最後まで読んでしまいました。
レスだけどお互いに愛情はあって、性的なことだけ外注(?)するっていうのは不思議な関係だと思います。
愛情あるなら行為もできるんじゃないかって思うけど、違うのかな……
それに他の人と関係を持っていることを教える&知っているって、なかなかないんじゃないかなと。
そして、おとやの彼女の美月も、なかなかの存在感です。
彼女は家庭に悩みを抱えていて、おとやが癒しなのかなと思うけれど、こっちは夫に内緒でおとやと付き合っているからちょっとどうなの?って感じです。
まぁ公認でも普通じゃないですが。
この漫画を読んでいくと、人によって意見が分かれるだろうなと思う部分がたくさんあり、考えさせられます。
夫婦のあり方や家族のあり方とか、恋愛って何なんだろうとか。
じっくり、ゆっくり考えたい日におすすめの大人向け作品です。
2022年03月28日
SPY×FAMILY/遠藤達哉/8巻までのネタバレあり
こんにちは。本日はネタバレあり編です。
現在8巻まで単行本が出ており、来月には最新刊の9巻が刊行予定です!
★ネタバレあり感想
この漫画の見どころはたくさんあるけれど、個人的にグッとくるのは、ロイドがだんだん父親らしくなっていくところ。
最初はミッション達成のためだけにアーニャを引き取り、仕事が済んだら孤児院に帰そうと考えていたくらい。なのに、アーニャに勉強を教えたり、アーニャを喜ばせようとしたりと奮闘する姿がいい。ロイドなりにアーニャを娘だと思いはじめてるんだろうね。
ロイドとヨルの関係性も好き。まだどこか他人行儀ではあるものの、お互いを尊重しているところがいい。
好きな編は、豪華客船編。
この漫画のこと、ネタバレなし編でさんざん「映画みたい」「映画みたい」って書いたけど、豪華客船編はまさしく映画の世界だった。
要人を守るために護衛として乗り込むヨル、敵をあざむくために整形までしてきたクライアント、船内のいたるところに潜む敵、盗聴、ルームサービスになりすまして殺しにくる奴などなど、ハラハラ要素盛りだくさん!そしてなんといっても、ヨルさんの、ここでも流石と拍手をおくりたくなるような迫力満点のアクション。
一方、ロイドはヨルは公務員としての仕事で乗っていると思っているため、ヨルとは別行動。アーニャに振り回されて変な格好してるのが笑える。
相変わらずアーニャのおかげで緊迫したシーンでもほっとできる。
特に、アーニャがヨルの武器を見て、「母の刺すやつ!」って認識してるのが面白かった。
だって名前わかんないもんね!笑
とにかく、ヨルが「刺すやつ」で活躍できてなによりでした。
もちろん、この話のメインとなる、アーニャがデズモンド次男と仲良くなるor特待生になるを目指しててんやわんやしているのも好き。
次男可愛いよね。いかにも小学生(という肩書きではないけれど)の男の子が好きな女の子にとる態度じゃん!って思った。本人はまだ気づいてないし、アーニャも全然だけど。笑
はい、というわけで(YouTubeでよくある終わりのセリフ)勢いが衰えることを知らないとはこの漫画のことなのかなと思ってます。
ますます盛り上がるスパイファミリーの紹介でした!
現在8巻まで単行本が出ており、来月には最新刊の9巻が刊行予定です!
★ネタバレあり感想
この漫画の見どころはたくさんあるけれど、個人的にグッとくるのは、ロイドがだんだん父親らしくなっていくところ。
最初はミッション達成のためだけにアーニャを引き取り、仕事が済んだら孤児院に帰そうと考えていたくらい。なのに、アーニャに勉強を教えたり、アーニャを喜ばせようとしたりと奮闘する姿がいい。ロイドなりにアーニャを娘だと思いはじめてるんだろうね。
ロイドとヨルの関係性も好き。まだどこか他人行儀ではあるものの、お互いを尊重しているところがいい。
好きな編は、豪華客船編。
この漫画のこと、ネタバレなし編でさんざん「映画みたい」「映画みたい」って書いたけど、豪華客船編はまさしく映画の世界だった。
要人を守るために護衛として乗り込むヨル、敵をあざむくために整形までしてきたクライアント、船内のいたるところに潜む敵、盗聴、ルームサービスになりすまして殺しにくる奴などなど、ハラハラ要素盛りだくさん!そしてなんといっても、ヨルさんの、ここでも流石と拍手をおくりたくなるような迫力満点のアクション。
一方、ロイドはヨルは公務員としての仕事で乗っていると思っているため、ヨルとは別行動。アーニャに振り回されて変な格好してるのが笑える。
相変わらずアーニャのおかげで緊迫したシーンでもほっとできる。
特に、アーニャがヨルの武器を見て、「母の刺すやつ!」って認識してるのが面白かった。
だって名前わかんないもんね!笑
とにかく、ヨルが「刺すやつ」で活躍できてなによりでした。
もちろん、この話のメインとなる、アーニャがデズモンド次男と仲良くなるor特待生になるを目指しててんやわんやしているのも好き。
次男可愛いよね。いかにも小学生(という肩書きではないけれど)の男の子が好きな女の子にとる態度じゃん!って思った。本人はまだ気づいてないし、アーニャも全然だけど。笑
はい、というわけで(YouTubeでよくある終わりのセリフ)勢いが衰えることを知らないとはこの漫画のことなのかなと思ってます。
ますます盛り上がるスパイファミリーの紹介でした!
2022年03月26日
SPY×FAMILY/遠藤達哉/ネタバレなし
こんにちは。
今日は、遠藤達哉さんの「SPY×FAMILY」(少年ジャンプ+)を紹介します。
こちら、以前紹介した「姫様、“拷問”の時間です」https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/44/0?1648184362
に引き続き、2回目の少年ジャンプ+(アプリでの連載)からになります!
4月からアニメも始まるということで、原作も紹介しようと思います。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「SPY×FAMILY」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★あらすじ
スパイである黄昏(たそがれ)は、任務の一環で、ある人物に近づくために、その人物の子どもが通う名門校に自分の子どもも入学させなければならなくなった。
ところが黄昏は独身で、もちろん子どももいない。
黄昏はロイド・フォージャーと名乗り、孤児院で見つけてきた子ども・アーニャを養子にし、学校の試験を受けさせる。
事前に問題を入手し丸暗記させるという方法で学力試験は通ったものの、次は面接。面接は両親と子どもの3人で行かなければならないとのこと。
妻の役を探さなければならなくなった矢先、アーニャの服を買いに行った服屋でヨルという女性と出会う。ヨルは弟に恋人がいると嘘をついてしまい、近々行われるパーティで恋人を紹介しなければならない状況に悩んでいた。そんなヨルと利害が一致し、夫婦になることを決めた。
ロイドとヨルはお互いの正体を隠したまま、アーニャと3人で家族になる。
★ネタバレなし感想
父はスパイ、母は殺し屋、子どもは超能力者(人の心が読める)、でもお互いにそれは知らない(アーニャは心が読めるから父、母の正体を知っている)という今までにない家族の設定の物語です。
この設定に惹かれて読みはじめたらハマりました。
舞台は架空の外国で、出てくる道具などから戦後〜現代の手前くらいの年代の物語かと思われます。
スマホどころか携帯電話もなく、黒電話だし。
ロイドはいかにもなスパイで、ルパンに出てきそうな他人の顔(変装が終わるとビリって破るアレ)の被り物をしたり、優れた頭脳を持っていたり、それだけでも映画みたいでわくわくします。
ヨルは、普段は公務員として働いていますが、実は「いばら姫」という名で雇われの殺し屋をしています。ヨルも映画に出てきそうな俊敏な動きで「お仕事」をしていて、普段はのほほんとした雰囲気と、戦闘シーンとのギャップには驚かされます。
そして、アーニャ。とっても可愛いキャラです。ロイドやヨルのことを「ちち」「はは」と呼び、スパイごっこが好きな子どもです。アーニャは人の心が読めるという超能力で、図らずもロイドやヨルを救っています。
ロイドのスパイ活動や、ヨルの殺し活動(言い方)だけだと少々殺伐とした雰囲気になってしまいがちですが、アーニャの存在によって緊張が緩和され、読んでいる側もほっとさせられるものがあります。
メインの3人以外にも、ペットの犬のボンドや、アーニャが学校で出会う先生や同級生など、個性豊かなキャラクターが勢ぞろいです。
映画のようなわくわく感、ハラハラ感、そしてほのぼの感、これらの要素で成り立っているスパイファミリーです。
原作の続きはもちろん、4月からのアニメも楽しみにしています!
今日は、遠藤達哉さんの「SPY×FAMILY」(少年ジャンプ+)を紹介します。
こちら、以前紹介した「姫様、“拷問”の時間です」https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/44/0?1648184362
に引き続き、2回目の少年ジャンプ+(アプリでの連載)からになります!
4月からアニメも始まるということで、原作も紹介しようと思います。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「SPY×FAMILY」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★あらすじ
スパイである黄昏(たそがれ)は、任務の一環で、ある人物に近づくために、その人物の子どもが通う名門校に自分の子どもも入学させなければならなくなった。
ところが黄昏は独身で、もちろん子どももいない。
黄昏はロイド・フォージャーと名乗り、孤児院で見つけてきた子ども・アーニャを養子にし、学校の試験を受けさせる。
事前に問題を入手し丸暗記させるという方法で学力試験は通ったものの、次は面接。面接は両親と子どもの3人で行かなければならないとのこと。
妻の役を探さなければならなくなった矢先、アーニャの服を買いに行った服屋でヨルという女性と出会う。ヨルは弟に恋人がいると嘘をついてしまい、近々行われるパーティで恋人を紹介しなければならない状況に悩んでいた。そんなヨルと利害が一致し、夫婦になることを決めた。
ロイドとヨルはお互いの正体を隠したまま、アーニャと3人で家族になる。
★ネタバレなし感想
父はスパイ、母は殺し屋、子どもは超能力者(人の心が読める)、でもお互いにそれは知らない(アーニャは心が読めるから父、母の正体を知っている)という今までにない家族の設定の物語です。
この設定に惹かれて読みはじめたらハマりました。
舞台は架空の外国で、出てくる道具などから戦後〜現代の手前くらいの年代の物語かと思われます。
スマホどころか携帯電話もなく、黒電話だし。
ロイドはいかにもなスパイで、ルパンに出てきそうな他人の顔(変装が終わるとビリって破るアレ)の被り物をしたり、優れた頭脳を持っていたり、それだけでも映画みたいでわくわくします。
ヨルは、普段は公務員として働いていますが、実は「いばら姫」という名で雇われの殺し屋をしています。ヨルも映画に出てきそうな俊敏な動きで「お仕事」をしていて、普段はのほほんとした雰囲気と、戦闘シーンとのギャップには驚かされます。
そして、アーニャ。とっても可愛いキャラです。ロイドやヨルのことを「ちち」「はは」と呼び、スパイごっこが好きな子どもです。アーニャは人の心が読めるという超能力で、図らずもロイドやヨルを救っています。
ロイドのスパイ活動や、ヨルの殺し活動(言い方)だけだと少々殺伐とした雰囲気になってしまいがちですが、アーニャの存在によって緊張が緩和され、読んでいる側もほっとさせられるものがあります。
メインの3人以外にも、ペットの犬のボンドや、アーニャが学校で出会う先生や同級生など、個性豊かなキャラクターが勢ぞろいです。
映画のようなわくわく感、ハラハラ感、そしてほのぼの感、これらの要素で成り立っているスパイファミリーです。
原作の続きはもちろん、4月からのアニメも楽しみにしています!
2022年03月23日
失恋ショコラティエ/水城せとな/9巻(完結)までのネタバレあり
こんにちは。今日はネタバレあり編です!
これから完結作品については、ネタバレ込みのざっくりあらすじを書いてから感想に突入しようかと考えています。
ネタバレあり編って、基本的にはその漫画を読んだことがある人が、他の人はどういう感想を持ったんだろうっていう興味で読んでくださるのかなと思っています(私はそうなので)。
でも、もしかしたら、その漫画を読む時間はないけれどどういう話なのか知りたいっていうパターンもあるのかな?とも思ったので、とりあえずこの記事で試験的にネタバレ込みあらすじも書きます。
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編のあらすじの続き)サエコの結婚式のために、ケーキやデザートを作ったソータ。疲労で倒れたソータのもとに、サエコからお見舞いとお礼に電話があり、ますますサエコのことを諦めきれなくなる。
そんな中、ソータはあるパーティーでモデルのえれなに出会い、えれなと話すうちに、彼女も片思いをしている身であることがわかり、2人は体の関係を持つようになる。
その後えれなは失恋し、ソータのことを気になりはじめる。
一方、夫がモラハラ気味なことに悩んでいるサエコも、ソータのことを気になりはじめる。
ソータはサエコのことを諦める決心をし、えれなに向き合おうとした矢先、家出してきたサエコとついに関係をもってしまう。
そのままサエコはソータの店に居候し、2人は甘々。
ところが、サエコのお腹には夫との子どもがいることがわかり、サエコは夫の元へ帰ることを決める。
ソータはサエコと別れ、えれなの気持ちに向き合い、付き合うことになる。
…て感じです。本当は他のキャラの恋愛模様も書きたいのですが、あくまでざっくりなのでメインキャラだけで。荒唐無稽なあらすじですみません。
★感想
というわけでここからフリータイム!笑
ドラマでは、ソータはえれなと付き合うことにはならず、ショコラティエとしての腕を磨くために再度フランスへ旅立つんだよね。
その終わりもありっちゃありだけど、またフランスぅ!?って思っちゃったから結末は原作のほうがいいかな。
サエコが結婚した時点で、この恋で不幸にならない人がいないのはわかってたんだけど(仮にサエコが夫と別れてソータと一緒になったら夫が不幸になるから)、やっぱり叶わず、でもおさまるべきところにおさまった、って印象。
あくまでもサエコは「妖精さん」のような存在だったのかなって。でも、ソータはサエコの呪縛(おどろおどろしい表現をあえて使います)からやっと解放されたから、これで良かったんじゃないかな。
えれなとも、始まりは体の関係だったかもしれないけど、何もかも受け入れ合えて、最終的には付き合うことになって、そういう運命だったのかも。
みんなが苦しい恋をしてて、リアルじゃないようでリアルだった。薫子の恋は叶わなかったし。
あ、オリヴィエとまつりはリアルじゃ起きなさそう。笑
「イケメンオタクフランス人御曹司にプロポーズされました」なんてタイトルの縦読み漫画ありそう!?
まぁでも、いいカップルになれたと思うけどね!
あと、チョコレート。今までも普通にチョコレートは好きだったけど、この漫画(&ドラマ)の影響で、よりチョコレートが魅力的に思えてきた
それ以来1粒1粒を味わって食べようと思うようになった。笑
バレンタインの時期はデパートのチョコレート特設会場によく行ったなぁ。(コロナ禍になってからは行ってない)
最後チョコレートの話になっちゃったけど、チョコレートみたいな甘くて、苦くて、ドロドロした味の恋愛漫画でした!
これから完結作品については、ネタバレ込みのざっくりあらすじを書いてから感想に突入しようかと考えています。
ネタバレあり編って、基本的にはその漫画を読んだことがある人が、他の人はどういう感想を持ったんだろうっていう興味で読んでくださるのかなと思っています(私はそうなので)。
でも、もしかしたら、その漫画を読む時間はないけれどどういう話なのか知りたいっていうパターンもあるのかな?とも思ったので、とりあえずこの記事で試験的にネタバレ込みあらすじも書きます。
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編のあらすじの続き)サエコの結婚式のために、ケーキやデザートを作ったソータ。疲労で倒れたソータのもとに、サエコからお見舞いとお礼に電話があり、ますますサエコのことを諦めきれなくなる。
そんな中、ソータはあるパーティーでモデルのえれなに出会い、えれなと話すうちに、彼女も片思いをしている身であることがわかり、2人は体の関係を持つようになる。
その後えれなは失恋し、ソータのことを気になりはじめる。
一方、夫がモラハラ気味なことに悩んでいるサエコも、ソータのことを気になりはじめる。
ソータはサエコのことを諦める決心をし、えれなに向き合おうとした矢先、家出してきたサエコとついに関係をもってしまう。
そのままサエコはソータの店に居候し、2人は甘々。
ところが、サエコのお腹には夫との子どもがいることがわかり、サエコは夫の元へ帰ることを決める。
ソータはサエコと別れ、えれなの気持ちに向き合い、付き合うことになる。
…て感じです。本当は他のキャラの恋愛模様も書きたいのですが、あくまでざっくりなのでメインキャラだけで。荒唐無稽なあらすじですみません。
★感想
というわけでここからフリータイム!笑
ドラマでは、ソータはえれなと付き合うことにはならず、ショコラティエとしての腕を磨くために再度フランスへ旅立つんだよね。
その終わりもありっちゃありだけど、またフランスぅ!?って思っちゃったから結末は原作のほうがいいかな。
サエコが結婚した時点で、この恋で不幸にならない人がいないのはわかってたんだけど(仮にサエコが夫と別れてソータと一緒になったら夫が不幸になるから)、やっぱり叶わず、でもおさまるべきところにおさまった、って印象。
あくまでもサエコは「妖精さん」のような存在だったのかなって。でも、ソータはサエコの呪縛(おどろおどろしい表現をあえて使います)からやっと解放されたから、これで良かったんじゃないかな。
えれなとも、始まりは体の関係だったかもしれないけど、何もかも受け入れ合えて、最終的には付き合うことになって、そういう運命だったのかも。
みんなが苦しい恋をしてて、リアルじゃないようでリアルだった。薫子の恋は叶わなかったし。
あ、オリヴィエとまつりはリアルじゃ起きなさそう。笑
「イケメンオタクフランス人御曹司にプロポーズされました」なんてタイトルの縦読み漫画ありそう!?
まぁでも、いいカップルになれたと思うけどね!
あと、チョコレート。今までも普通にチョコレートは好きだったけど、この漫画(&ドラマ)の影響で、よりチョコレートが魅力的に思えてきた
それ以来1粒1粒を味わって食べようと思うようになった。笑
バレンタインの時期はデパートのチョコレート特設会場によく行ったなぁ。(コロナ禍になってからは行ってない)
最後チョコレートの話になっちゃったけど、チョコレートみたいな甘くて、苦くて、ドロドロした味の恋愛漫画でした!
2022年03月22日
失恋ショコラティエ/水城せとな/ネタバレなし
こんにちは!
本日は水城せとなさんの「失恋ショコラティエ」(月刊フラワーズ)を紹介します。
こちら、2010年から2015年に連載された作品で、2014年にはドラマ化もされました。
少女漫画のカテゴリに入れましたが、少女と大人の中間くらい、いや、正直大人寄りかな?っていう印象です。
私、基本的に漫画の実写化って登場人物のイメージが違っていたり、話が変わっていたりすると違和感を感じて素直に楽しめないことが多いのですが、これはドラマ→漫画の順で読んだので、違和感を感じずに読むことができました。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「失恋ショコラティエ」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★あらすじ
主人公の小動 爽太(こゆるぎ そうた、以下ソータ)は、ケーキ屋の息子。高校入学時に1個上の先輩、紗絵子(さえこ、以下サエコ)に一目惚れをする。ずっと片思いをしていたが、高校卒業後、製菓学校時代にサエコと付き合うことになる。
しかし、バレンタインの前日、チョコレート好きのサエコに手作りチョコレートを渡したところ、受け取るのを拒否される。話を聞くと、サエコが元カレと復縁していたことがわかった。
傷心のソータはフランスへ行き、ショコラティエになるべく修行をする。
5年後、帰国したことを知ったサエコはソータに会いに行く。ソータはサエコがヨリを戻しがっているのかと浮き足立つが、サエコは結婚が決まっており、なんと自分の結婚式のためにケーキやデザートを作ってほしいと申し出るのだった。
★ネタバレなし感想
恋って、「甘くて苦い」と表現されることがあると思いますが、まさにこの漫画。
甘さよりも苦さ多めで、カカオ多めのチョコレートって感じです。
主人公は基本失恋してるっていう、まさにタイトル通りの「失恋ショコラティエ」です。主人公だけじゃなくて、主人公の妹や同僚などもみんな苦い恋をしています。読んでてこっちが辛くなるレベルの。
ソータが好きになった女性・サエコは、外見は特別可愛いわけではない設定ですが、とにかくモテるし、ソータを強く惹きつける存在。
あらすじにも書いたとおり行動は腹ただしいことが多いのですが、ソータは嫌いになれず、ハマっていく。こういう人、いそう……。
しかもドラマだとサエコの役を石原さとみさんが演じてて、これがもうハマり役でした。このドラマをきっかけに可愛さが爆発したといっても過言じゃないと思います。
話それましたが。そんなサエコを諦めきれずに、サエコへの思いをチョコレート作りに昇華させるソータ、良い!
サエコは人妻だし、叶わない恋なんだけど、ソータの仕事面においてはプラスの影響を間違いなく与えている人です。
そういう存在の人ってなかなかいないの思うので、サエコってやっぱり特別なんじゃないかなと感じます。
あと、この漫画は独白が詩的なところも好きです。
恋の苦々しさが繊細に表現されていて、登場人物の気持ちが鮮明に伝わってきます。
伝わりすぎて読み手が苦しい。笑
でも、読んじゃう。そんな漫画です。
ドラマとは違う結末なので、ドラマだけ見たことがある人も(ない人ももちろん)読んでみてください
本日は水城せとなさんの「失恋ショコラティエ」(月刊フラワーズ)を紹介します。
こちら、2010年から2015年に連載された作品で、2014年にはドラマ化もされました。
少女漫画のカテゴリに入れましたが、少女と大人の中間くらい、いや、正直大人寄りかな?っていう印象です。
私、基本的に漫画の実写化って登場人物のイメージが違っていたり、話が変わっていたりすると違和感を感じて素直に楽しめないことが多いのですが、これはドラマ→漫画の順で読んだので、違和感を感じずに読むことができました。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「失恋ショコラティエ」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★あらすじ
主人公の小動 爽太(こゆるぎ そうた、以下ソータ)は、ケーキ屋の息子。高校入学時に1個上の先輩、紗絵子(さえこ、以下サエコ)に一目惚れをする。ずっと片思いをしていたが、高校卒業後、製菓学校時代にサエコと付き合うことになる。
しかし、バレンタインの前日、チョコレート好きのサエコに手作りチョコレートを渡したところ、受け取るのを拒否される。話を聞くと、サエコが元カレと復縁していたことがわかった。
傷心のソータはフランスへ行き、ショコラティエになるべく修行をする。
5年後、帰国したことを知ったサエコはソータに会いに行く。ソータはサエコがヨリを戻しがっているのかと浮き足立つが、サエコは結婚が決まっており、なんと自分の結婚式のためにケーキやデザートを作ってほしいと申し出るのだった。
★ネタバレなし感想
恋って、「甘くて苦い」と表現されることがあると思いますが、まさにこの漫画。
甘さよりも苦さ多めで、カカオ多めのチョコレートって感じです。
主人公は基本失恋してるっていう、まさにタイトル通りの「失恋ショコラティエ」です。主人公だけじゃなくて、主人公の妹や同僚などもみんな苦い恋をしています。読んでてこっちが辛くなるレベルの。
ソータが好きになった女性・サエコは、外見は特別可愛いわけではない設定ですが、とにかくモテるし、ソータを強く惹きつける存在。
あらすじにも書いたとおり行動は腹ただしいことが多いのですが、ソータは嫌いになれず、ハマっていく。こういう人、いそう……。
しかもドラマだとサエコの役を石原さとみさんが演じてて、これがもうハマり役でした。このドラマをきっかけに可愛さが爆発したといっても過言じゃないと思います。
話それましたが。そんなサエコを諦めきれずに、サエコへの思いをチョコレート作りに昇華させるソータ、良い!
サエコは人妻だし、叶わない恋なんだけど、ソータの仕事面においてはプラスの影響を間違いなく与えている人です。
そういう存在の人ってなかなかいないの思うので、サエコってやっぱり特別なんじゃないかなと感じます。
あと、この漫画は独白が詩的なところも好きです。
恋の苦々しさが繊細に表現されていて、登場人物の気持ちが鮮明に伝わってきます。
伝わりすぎて読み手が苦しい。笑
でも、読んじゃう。そんな漫画です。
ドラマとは違う結末なので、ドラマだけ見たことがある人も(ない人ももちろん)読んでみてください