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2015年02月28日

【おくりびと】出演者・感想・完全ネタバレ

本日の映画紹介。
【おくりびと】

おくりびと.jpg

【出演者】
小林 大悟:本木雅弘
小林 美香(大悟の妻):広末涼子
小林 淑希(大悟の父):峰岸徹
佐々木 生栄(社長):山崎努
上村 百合子(事務員):余貴美子
山下(大悟の同級生):杉本哲太
山下 ツヤ子(山下の母・銭湯の店主):吉行和子
平田 正吉(銭湯の常連・火葬場職員):笹野高史
山下 理恵(山下の妻):橘ゆかり


【感想】
始めてみました。
言うほど泣けない・・・

それよりも広末さんエロい・・・
(別にエロい役じゃないんですが・・・)
もっくんがかっこいい!

ヒューマンドラマですが、
仕事云々より、家族に対する考え方。
あるな〜と思いました。
どんな仕事でもいいんです!
周りは関係ないんです!
自分がヤリ甲斐があれば!

でも、世間体を気にするのが日本人。
しょうがないんですが、やるせない・・・

そんな感情を抱いてしまいました。
この映画は見る人によって変化しますね!

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【あらすじ】(ネタバレあり)
オーケストラでチェロ奏者であった大悟。
チェロを1800万円で購入して直ぐに、
オーナーの都合でオーケストラが解散する。

そこまで才能がなかった  
仕事を失ってしまうことになるのであった。
そして購入したチェロを手放し、
山形の田舎に帰ることを決意した。
母が残した実家に妻と共に戻るのである。

大悟の父は実家でカフェをやっていた。
その従業員のウエイトレスと家を出た。
その後母は喫茶店として続け亡くなった。

実家に帰った大悟は新聞を見ていた。
目に留まったのは、NKエージェンシー。
労働時間も少なく、給料が良かった。
仕事内容は、旅のお供。
旅行会社と思い面接を受けに行くことに。

面接にいくと、仕事内容は納棺であった。
月50万といわれて即採用。
妻には冠婚葬祭関係といって仕事をする。

仕事初日、社長に呼ばれる。
最初の仕事は業務用ビデオのモデル。
化粧をされ、オムツをはかされ・・・
寝せられ、顔にクリームをたっぷり塗られ・・・
髭をそれられて、顔を切って・・・

納棺作業は急に舞い込んだ。
最初の納棺業務は一人暮らしの老人。
孤独死だった・・・
腐敗集の中で業務は進んだ・・・

体に残った匂いが気になる大悟。
帰りに銭湯によった。
その銭湯は大悟の同級生山下の母の店だった。
今度は奥さん連れてきてといわれる。

その夜家に帰るとご飯は刺身だった。
それを見た大悟は吐いてしまう。
心配する妻を抱きしめる大悟。

次の日川沿いで悩んでいる大悟。
そこに通りかかる社長。
社長に連れられ葬儀に向かうことになる。

初めてまともな葬儀に立ち会った大悟。
そこで大悟はこの仕事に対して思ったこと。
 冷たくなった人間を蘇らせ、
 永遠の美を授ける。
 それは冷静であり、正確であり、
 そしてなにより優しい愛情に満ちている。
 分かれの場に立会い故人を送る。
 正室で全ての行いがとても美しいものに思えた。

その夜大悟は妻と銭湯に行った。
そして静かな夜・・・
の矢先に事務員から電話がかかってくる。
ホテルで自殺がありそちらに言って欲しいと・・・
一人で対応する大悟。
徐々に仕事に慣れてきていた。

次の日町で山下と会う大悟。
山下に
「噂になってるぞ。」
「もう少しマシな仕事に就け」
と言われるのであった。

その日家に帰ると妻が・・・
「何で言ってくれなかったの?」
「こんな仕事しているなんて。」
「恥ずかしくないの?」
「普通の仕事をして欲しい。」
「実家に帰る。仕事やめたら迎えに来て。」
と言い家を出て行く。

次の日大悟は、暴走族をやっていた娘の葬式。
そこでは娘の暴走族仲間と家族の喧嘩。
遺族の父親が大悟を指差し、
「お前らこの人みたいに、
 一生償っていけるのか?」
そんな対応を受けて、
仕事をやめることを決意する。

社長のもとに行くが、
社長と話していて辞めるとは言えなかった。
そして、仕事を続けた。
何度も納棺を行った。

そんな時妻が戻ってきた。
赤ちゃんが出来たという報告とともに。
そして帰ってきた妻は言う。
「もう中途半端な生き方は辞めて。」
「自分の仕事堂々と子供に言える?」
「お金なんかいらないから3人で暮らそう。」

その時電話がなる。
銭湯のおばちゃんが亡くなったと。
大悟は仕事として立ち会うことになったのだ。

葬儀には妻も来た。
そこで納棺するのは大悟。
大悟の仕事を見守る妻と山下。

そして火葬場へ。
火葬場の職員として働いていた平田。
平田は最後に山下に言う。
「たぶん人間何か予感がするんでしょうね。」
「昨年の暮れに2人でクリスマスやったんだよ。」
「こんな年でクリスマスやるとは思ってなかった。」
「そしてその時一緒に銭湯やってくれって。」
そう言って平田は続けた。
「死は門」
「死んだらそれで終わりではない。」
「死んだらこの門をくぐって旅立つんだ。」
「私はその門の門番。」
「いってらっしゃい。」
「また会おう。っていいながら。」
それを聞いた山下は泣き崩れる。

その帰り大悟と妻は川原にいた。
そして大悟は妻に石を渡す。
「石文」
「昔文字もなかったとき、
 自分の気持ちに似た石を探して相手に渡す。」
親父との思い出だった。

それからしばらく経ち、
ある日母宛の電報が届く。
それは、大悟の父が亡くなった知らせだった。

30年も会っていない父親。
大悟は会わないと決めていた。
しかし、みんなの後押しで妻と行くことに。
社長は棺を持っていけと大悟に渡す。

父は漁村で1人死んでいた。
見取る人も誰もいなく、
所持品はダンボールひとつだけ。
「この人の人生は何だったんだ・・・」
大悟はその一言を発して納棺作業へ移ります。

父の手を開くと、そこには石が。
父の石文でした。
父を思い出しながら納棺を続ける大悟。
目には涙が・・・・・

石を持った大悟はその石を妻の手の中に。
そしてその手を2人の赤ちゃんがいるお腹に・・・

(終わり)

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posted by riku at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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