2015年03月26日
【軽蔑】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【軽蔑】
【出演者】
二宮一彦(カズ):高良健吾
矢木真知子:鈴木杏
山畑万里(ヤクザ):大森南朋
浜口政博(喫茶店の常連):忍成修吾
二宮貴子(カズの母親):根岸季衣
二宮一幸(カズの父親):小林薫
二宮伸二(カズの叔父):田口トモロヲ
杉田千代子(喫茶店のママ):緑魔子
西崎健次(ニシ):日向寺雅人
横田悟(サトル):蕨野友也
林公平(ピー):小林ユウキチ
カズの元彼女:蒼井そら
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【感想】
自由奔放に生きた人間の結末。
人は本当にあそこまでやれるんでしょうか?
愛する人のためには自分を捨てられるのでしょうか?
子供のためにはできても・・・
借金まみれになっても、許すことができるのか?
不思議とそういうことばかり考えました。
自分は共感できない世界です。
やんちゃしている程度なら分かるのですが、
あそこまでいったら自業自得でしかない。
そんな風にしか見られませんでした・・・
真知子ってドンだけ心広いの?って・・・
【あらすじ】(ネタバレ)
800万の借金を抱えているカズ。
馴染みのヤクザが現れてカズに言う。
借金チャラにしてやると・・・
やったら逃げろと・・・
真知子は歌舞伎町の踊り子。
その店が襲われる。主犯格はカズ。
カズは真知子を連れて逃げた。
そして、一緒に高飛びしようと告げる。
以前からカズに好意を寄せていた真知子。
以前から真知子を見ていたカズ。
引き寄せられる2人はそのまま逃げた。
そして向かう先はカズの実家。
父親はたくさんの土地を持つ地主。
カズは母親に
「俺こっちで暮らすから。」
父親にも挨拶した。
「マンションが空いているから好きに使え。」
そして叔父さんの酒屋で仕事を始めた。
配達のトラックに真知子を乗せて・・・
地元の仲間と行きつけの喫茶店へ。
そこのママさんはもと芸者。
カズの祖父の愛人。
店も祖父から貰ったもの。
働くカズは元彼女の家に配達に行く。
合間で昔の仲間と戯れる。
そんな生活が続いたある日。
カズは真知子を喫茶店に待たせ実家に行く。
父親に結婚すると伝えるのだった。
しかし、父は反対。さらには罵倒する。
「そのうち飽きる。金か?」
カズは怒り、包丁を振り回した。
真知子のもとへ帰ってきたカズ。
カズの表情を見て真知子は言う。
「帰ろう。ここじゃ誰もわかってくれない。」
「東京じゃあ誰にも邪魔されない。」
しかし納得しないカズ。
そうして真知子は1人東京に帰った。
そしてギャンブルと酒に溺れる。
そして東京へ向かう。真知子を探しに・・・
ようやく真知子を見つけたカズ。
「帰ろう。家に帰ろう。」
真知子は言います。
「カズさんと一緒にいたい。」
「でもあそこでは5分と5分ではいられない。」
「カズさん無理してる。」
「あたしも息苦しい。」
「カズをそそのかしたって言われるの。」
「私を放して。」
「私がいなくても平気でしょ。」
カズはそれを聞き声を荒げて言う。
「平気じゃねえよ。」
「俺の嫁さんは真知子だけだよ。」
こうして2人は籍を入れた。
そして再びカズの地元に戻った。
銀行へ行った真知子。
真知子を見かけた浜口に声をかけられた。
そしてカズの多額の借金のことを知る。
美容室に行った真知子。
カズを金を課している相手、山畑が現れる。
「よくあいつと一緒になったな。」
「親父もダメなら、友達もダメ。」
そして借金の話をするカズと真知子。
「あんなお金どうってことないよ。」
真知子は言う。
「寂しかった?私が逃げた後。」
「私、カズさんを傷つけた・・・」
数日後山畑と会う真知子。
真知子は持っている通帳を渡した。
「利息分にもならない。」
そう言って返される。
真知子はどうしたら返せるか聞く。
自分を売って返せるのかと・・・
仲間と集まっていたカズ。
山畑を襲おうかと冗談交じりに話す。
そんなある日喫茶店を訪れたカズ。
ママはカズに対して、
「この店カズちゃんと真知ちゃんにあげようか?」
「カズちゃんのおじいさんに貰ったお店だもん。」
そう言ったが断るカズ。
ママは山畑のもとへ行き、
土地の権利書を渡した。
カズは父親の元へ行く。
しかし相手にされない。
土下座をするが、それでもダメだった。
その帰り、山畑に会ったカズ。
山畑に言われる。
「何で嫁さんやら何やら俺のところに来るんだ?」
「嫁さん担保に入れんかい。」
「俺お前の嫁さん欲しいわ。」
家に帰ったカズ。
真知子に対して怒る。
「山畑に会った?」
「会ったかって。」
「隠れてこそこそやるな。」
そう言って、仲間と山畑の店を襲った。
ニシ、サトル、ビーと4人で。
しかし金はなかった・・・
手に入れたのは銃・・・
翌日ニシとサトルは山畑に捕まっていた。
ボコボコになったサトル。
ニシは金は返すと媚を売り始める。
山畑はニシに言う。
こいつをヤッたら許してやる。
山畑はその後喫茶店を訪れた。
ママにカズの居場所を聞く。
「私が逃がしてやったんよ。」
山畑は言う。
「この店は俺の店だ。」
「何しても良いだろ。」
そう言ってガソリンを撒きだす。
その頃逃げていたビーからカズに電話が入る。
状況を聞いたカズ。
ビーに逃げろと伝え、
1人金を返しに行くと言って車に乗る。
追いかける真知子。
カズは言った。
「もう俺なんか嫌だったろ。」
真知子は言った。
「好きで好きで、カズさんがいたら何もいらない。」
「私大事でしょ?」
真知子を車に乗せた。
喫茶店は燃えていた。
消防車が集まっていたが、火の手は収まらない。
ママは喫茶店とともにいなくなった・・・
ママの葬式。
カズは線香をあげる山畑に近づく。
山畑は言った。
「俺は嫌いなんだ。」
「この町も、お前らもみんな。」
「なんでそんなに愛されるんだ?」
「俺とお前と何が違うんだ?」
「早いとこ嫁さんくれよ。」
カズは返す。
「くれてやるよ。」
山畑は葬儀場をさった。
カズは真知子に言う。
「真知ちゃん。俺をヒモにしてくれよ。」
「飯、焼きそばしかつくれないけどいいか?」
真知子は、
「いいよ。毎日焼きそばでも。」
「飽きたら捨てる。」
カズは聞く?
「これから何したい?」
真知子はカズの手を引っ張り
「高っ飛び!」
そう言って2人で走り電車に乗った。
「ジュース買って来る。」
と言ってカズは電車の外へ・・・
電車は発車する。
窓越しに真知子にカズは言う。
「歌舞伎町で待ってな。」
カズはタクシーに乗った。
泣きながら・・・
向かった先は、山畑の事務所。
そして山畑の子分を銃で撃つ。
しかし、山畑に返り討ちにあった。
腹を撃たれたカズ。
カズは言う。
「真知子はやらん。」
そして山畑を撃った。
「真知子」
と叫びながら地元の商店街を歩くカズ。
真知子が迎えに来た。
カズを抱きかかえる真知子。
カズは言った。
「どこ行くんだっけ?」
「どこでもいいぜ。」
「誰も俺たちの知らないとこがいいな。」
「また一緒に暮らそうぜ。」
真知子は言う。
「私を見て。」
カズは
「ずっとみててな。」
そして息をひきとった。
真知子に抱かれて・・・
(終わり)
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【軽蔑】
【出演者】
二宮一彦(カズ):高良健吾
矢木真知子:鈴木杏
山畑万里(ヤクザ):大森南朋
浜口政博(喫茶店の常連):忍成修吾
二宮貴子(カズの母親):根岸季衣
二宮一幸(カズの父親):小林薫
二宮伸二(カズの叔父):田口トモロヲ
杉田千代子(喫茶店のママ):緑魔子
西崎健次(ニシ):日向寺雅人
横田悟(サトル):蕨野友也
林公平(ピー):小林ユウキチ
カズの元彼女:蒼井そら
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【感想】
自由奔放に生きた人間の結末。
人は本当にあそこまでやれるんでしょうか?
愛する人のためには自分を捨てられるのでしょうか?
子供のためにはできても・・・
借金まみれになっても、許すことができるのか?
不思議とそういうことばかり考えました。
自分は共感できない世界です。
やんちゃしている程度なら分かるのですが、
あそこまでいったら自業自得でしかない。
そんな風にしか見られませんでした・・・
真知子ってドンだけ心広いの?って・・・
【あらすじ】(ネタバレ)
800万の借金を抱えているカズ。
馴染みのヤクザが現れてカズに言う。
借金チャラにしてやると・・・
やったら逃げろと・・・
真知子は歌舞伎町の踊り子。
その店が襲われる。主犯格はカズ。
カズは真知子を連れて逃げた。
そして、一緒に高飛びしようと告げる。
以前からカズに好意を寄せていた真知子。
以前から真知子を見ていたカズ。
引き寄せられる2人はそのまま逃げた。
そして向かう先はカズの実家。
父親はたくさんの土地を持つ地主。
カズは母親に
「俺こっちで暮らすから。」
父親にも挨拶した。
「マンションが空いているから好きに使え。」
そして叔父さんの酒屋で仕事を始めた。
配達のトラックに真知子を乗せて・・・
地元の仲間と行きつけの喫茶店へ。
そこのママさんはもと芸者。
カズの祖父の愛人。
店も祖父から貰ったもの。
働くカズは元彼女の家に配達に行く。
合間で昔の仲間と戯れる。
そんな生活が続いたある日。
カズは真知子を喫茶店に待たせ実家に行く。
父親に結婚すると伝えるのだった。
しかし、父は反対。さらには罵倒する。
「そのうち飽きる。金か?」
カズは怒り、包丁を振り回した。
真知子のもとへ帰ってきたカズ。
カズの表情を見て真知子は言う。
「帰ろう。ここじゃ誰もわかってくれない。」
「東京じゃあ誰にも邪魔されない。」
しかし納得しないカズ。
そうして真知子は1人東京に帰った。
そしてギャンブルと酒に溺れる。
そして東京へ向かう。真知子を探しに・・・
ようやく真知子を見つけたカズ。
「帰ろう。家に帰ろう。」
真知子は言います。
「カズさんと一緒にいたい。」
「でもあそこでは5分と5分ではいられない。」
「カズさん無理してる。」
「あたしも息苦しい。」
「カズをそそのかしたって言われるの。」
「私を放して。」
「私がいなくても平気でしょ。」
カズはそれを聞き声を荒げて言う。
「平気じゃねえよ。」
「俺の嫁さんは真知子だけだよ。」
こうして2人は籍を入れた。
そして再びカズの地元に戻った。
銀行へ行った真知子。
真知子を見かけた浜口に声をかけられた。
そしてカズの多額の借金のことを知る。
美容室に行った真知子。
カズを金を課している相手、山畑が現れる。
「よくあいつと一緒になったな。」
「親父もダメなら、友達もダメ。」
そして借金の話をするカズと真知子。
「あんなお金どうってことないよ。」
真知子は言う。
「寂しかった?私が逃げた後。」
「私、カズさんを傷つけた・・・」
数日後山畑と会う真知子。
真知子は持っている通帳を渡した。
「利息分にもならない。」
そう言って返される。
真知子はどうしたら返せるか聞く。
自分を売って返せるのかと・・・
仲間と集まっていたカズ。
山畑を襲おうかと冗談交じりに話す。
そんなある日喫茶店を訪れたカズ。
ママはカズに対して、
「この店カズちゃんと真知ちゃんにあげようか?」
「カズちゃんのおじいさんに貰ったお店だもん。」
そう言ったが断るカズ。
ママは山畑のもとへ行き、
土地の権利書を渡した。
カズは父親の元へ行く。
しかし相手にされない。
土下座をするが、それでもダメだった。
その帰り、山畑に会ったカズ。
山畑に言われる。
「何で嫁さんやら何やら俺のところに来るんだ?」
「嫁さん担保に入れんかい。」
「俺お前の嫁さん欲しいわ。」
家に帰ったカズ。
真知子に対して怒る。
「山畑に会った?」
「会ったかって。」
「隠れてこそこそやるな。」
そう言って、仲間と山畑の店を襲った。
ニシ、サトル、ビーと4人で。
しかし金はなかった・・・
手に入れたのは銃・・・
翌日ニシとサトルは山畑に捕まっていた。
ボコボコになったサトル。
ニシは金は返すと媚を売り始める。
山畑はニシに言う。
こいつをヤッたら許してやる。
山畑はその後喫茶店を訪れた。
ママにカズの居場所を聞く。
「私が逃がしてやったんよ。」
山畑は言う。
「この店は俺の店だ。」
「何しても良いだろ。」
そう言ってガソリンを撒きだす。
その頃逃げていたビーからカズに電話が入る。
状況を聞いたカズ。
ビーに逃げろと伝え、
1人金を返しに行くと言って車に乗る。
追いかける真知子。
カズは言った。
「もう俺なんか嫌だったろ。」
真知子は言った。
「好きで好きで、カズさんがいたら何もいらない。」
「私大事でしょ?」
真知子を車に乗せた。
喫茶店は燃えていた。
消防車が集まっていたが、火の手は収まらない。
ママは喫茶店とともにいなくなった・・・
ママの葬式。
カズは線香をあげる山畑に近づく。
山畑は言った。
「俺は嫌いなんだ。」
「この町も、お前らもみんな。」
「なんでそんなに愛されるんだ?」
「俺とお前と何が違うんだ?」
「早いとこ嫁さんくれよ。」
カズは返す。
「くれてやるよ。」
山畑は葬儀場をさった。
カズは真知子に言う。
「真知ちゃん。俺をヒモにしてくれよ。」
「飯、焼きそばしかつくれないけどいいか?」
真知子は、
「いいよ。毎日焼きそばでも。」
「飽きたら捨てる。」
カズは聞く?
「これから何したい?」
真知子はカズの手を引っ張り
「高っ飛び!」
そう言って2人で走り電車に乗った。
「ジュース買って来る。」
と言ってカズは電車の外へ・・・
電車は発車する。
窓越しに真知子にカズは言う。
「歌舞伎町で待ってな。」
カズはタクシーに乗った。
泣きながら・・・
向かった先は、山畑の事務所。
そして山畑の子分を銃で撃つ。
しかし、山畑に返り討ちにあった。
腹を撃たれたカズ。
カズは言う。
「真知子はやらん。」
そして山畑を撃った。
「真知子」
と叫びながら地元の商店街を歩くカズ。
真知子が迎えに来た。
カズを抱きかかえる真知子。
カズは言った。
「どこ行くんだっけ?」
「どこでもいいぜ。」
「誰も俺たちの知らないとこがいいな。」
「また一緒に暮らそうぜ。」
真知子は言う。
「私を見て。」
カズは
「ずっとみててな。」
そして息をひきとった。
真知子に抱かれて・・・
(終わり)
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