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2015年02月20日

【初恋】出演者・感想・完全ネタバレ

本日の映画紹介。
【初恋】

初恋.jpg

【出演者】
みすず:宮アあおい
岸:小出恵介
リョウ:宮ア将
ユカ:小嶺麗奈
タケシ:柄本佑
テツ:青木崇高
ヤス:松浦祐也
バイク屋の店主:藤村俊二


【感想】
凄いですね。
何がってストーリー。
まるで3億円事件の本当のストーリー。

映画の最後にも書かれていましたが、
1975年時効を迎えています。
でも、盗まれた紙幣は1枚も使われていないのです。

日本の犯罪の中でも伝説です。
不謹慎ですが、究極の美に思えます。

その大事件をこのようにオリジナルに変えた。
素晴らしい作品です。

小出くんとあおいちゃんの演技が上手い。
小出くんは昭和の学生をやらせたら最高です。
「Nのために」などもビタはまりでした。

ラブストーリーなのでしょうけど、
そっちのほうが逆に複線な気がします。

学生運動をテーマにした映画は多いですが、
この映画は別物です。

私が見るのは今回で2回目ですが、
2回目でも楽しかった映画です。
皆さんも1度は見てください。

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【あらすじ】(ネタバレあり)
※登場人物が分かりやすいように
 カタカナで記入します。

ミスズは小さな頃に父親を亡くし、
母親は兄だけ連れて家を出ていっていた。
ミスズは1人叔父の家で住んでいる。

〜1966年〜
男に襲われそうになった、女子高生ミスズ
涙1つ見せずに警察をあとにする。

そんな彼女が足を運んだのは、ジャズバー「B」。
そこは兄が何かあったら電話しろと言っていた場所。
しかし絶対に来てはいけないと言っていた場所。

バーの前で立ち止まっているミスズ。
ユカはそんな彼女に声をかけ、中へ連れて行く。

中に入ると常連だけであった。
リーダーのリョウ、劇団員のユカ、
学生運動中のタケシ、喧嘩好きのテツ、
お調子者のヤス。
そしてリョウと親友の東大生キシ。
リョウは彼女の本当の兄であった。

声をかけてきたのはキシ。
「子供がなんのようだ?」
それに対してミスズは
「大人になんかなりたくない。」
その答えにキシは
「合格だ!」
と言う。

ある日チンピラに絡まれ喧嘩となったメンバー。
リョウ一人だけ捕まってしまう。
キシは、父親のコネを使いリョウを出所させる。
違う日バーへ行くミスズは補導官に声をかけられる。
それを助けるのもキシであった。
ミスズはキシに好意を抱くようになっていた。

〜1987年〜
単車好きのミスズにバイクを教えてやると言うキシ。
着いていった先はバイク屋。
教えるのはキシではなく、バイク屋の店主であった。
こうして単車にはまっていくミスズ。

〜1968年〜
学生運動の激化の中でユカが捕まり、
ヤスは二度と歩くことが出来ない重症を負う。
タケシは過激派と行動を共にするようになり、
メンバーは集まることが減ってきていた。

そんな時、キシはミスズに話があると言う。
暴力で戦っても、権力には勝てない。
それを頭で勝ちたい。
それを頼めるのはミスズだけ!
と言うのであった。

なぜミスズを選んだのか?
女で免許がない、しかし車に乗れる。
理由はそれだけだった。

誰かに必要とされることがなかったミスズ。
迷うことなくキシの計画を了承する。

その計画は
「現金輸送車から3億円を奪う」
と言うものであった。
もちろん実行犯はミスズである。
二人は下準備を進める。

そんな中で、こんな会話のやりとり
「うまくいったら私たちどうするの?」
「お前はもとの生活にもどればいい。」
「キシはどこかいちゃうの?」
「しばらくのあいだだ。」
「これが終わったらまた会えなくなっちゃうね。」
「そんなことないまた会える。」
「嘘つき。」

本当は犯罪でミスズの手を汚したくないキシ。
この計画が終わったら、
全ての仲間を失うと感じているミスズ。
実行の日が近づいても二人の葛藤は続いた。

やめようかと声をかけるキシ、
ミスズは最後までやると答えるのであった。


〜12月10日雨 雨天決行〜
現場に向かう車、ここからミスズ一人。
車には時間が分かるようにキシの時計。
「永遠に信じ会えるのは共犯者だけだ。
 お前を信じてま待つ。」
という手紙。

ミスズは覚悟を決めて実行に移る。

車で移動して、白バイを隠してある場所へ。
白バイ変装したミスズが、輸送車を止める。
「ダイナマイトが仕込まれている可能性がある」
と伝えて輸送員を下ろす。
輸送員を車から遠ざけ、車の下に発煙筒をたく。
そのまま車に乗り込み、待ち合わせの場所へ。

待ち合わせ場所まで来たミスズ。
キシはミスズの頭を軽く撫でるのであった。

キシは白バイと乗り換えた車を待ち合わせ場所
まで運んでいて、その車に乗り換えたミスズは、
普通の生活へと戻っていく。

こうして計画は成功に終わる。
翌日キシとミスズはドライブをしてます。
キシはお祝いに別荘を買ってやると言います。

そして誰もいない別荘に入り、
インスタントラーメンを二人で食べます。

そしてキシが話します。
「事件は気にせずに受験勉強しろ。」
「受験が終わったらこのアパートで住んでもいい。」
「足はつかないから安心しろ。」

ミスズはキシに問い掛けます。
「そこにいたらキシに会える?」
「ずっと待ってるよ!」

「分かったできるだけ早く戻るよ」(キシ)
「手貸して。ちょっとでいいから」(ミスズ)

そして手を握るふたり。
「もう一人は嫌だよ・・・」(ミスズ)

そうして分かれた二人でした。


〜キシの筋書きと現実〜
キシの筋書きは、事件は一人でやったとリークし、
そうすることで、日本の面子を潰すこと。

しかし政府は気付いていました。
しかし実行犯は分からない。
日本政府の面子のためにも公にはできません。

キシに3億を持って海外へ行かせます。
同時にバイク屋の店主は闇に葬られました。


受験に合格したミスズは、キシのアパートへ。
そこにはキシの吸っていたタバコと金が・・・

電話がなって走るミスズ。
そこには遺体となったリョウが。
学生運動の中でリンチにあってしまったのです。
ミスズは本当に一人になってしまいました。
落ち込むミスズ。

傷がいえないミスズは家に閉じこもり、
キシの本を読んでいました。
その1冊に、キシが書いた文章が・・・

1996年
今日僕は少女に出会った。
少女はまっすぐな眼をして
まっすぐに僕に言った。
大人になんかなりたくないと
僕は恋をした
たぶん一生に一度の恋を
けれどそれは告げることはできないだろう
僕には彼女の眼を
くもらせることしかできないのだから

初めてキシの本当の気持ちを知ったミスズ。
しかし、キシは帰ってくることはありませんでした。

〜ミスズの最後のナレーション〜
ときどき全てが夢に思えることがある
放課後の「B」でのたわいのない会話も
あの凍える朝の戦慄な出来事も
誰かを思う痛切な痛みも
けれど私の中にある埋めようのない喪失感がそれを否定する
あの一瞬は確かにあったと
だから私は待ち続ける
永遠に続くものなどないと知りながら
なぜなら心の傷に時効はないのだから

(おわり)

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posted by riku at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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