2015年02月26日
【UDON】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【UDON】
【出演者】
松井香助:ユースケ・サンタマリア
宮川恭子:小西真奈美
鈴木庄介(香助の友人):トータス松本
大谷正徳(タウン誌編集長):升毅
三島憲治郎(タウン誌副編集長):片桐仁
青木和哉(タウン誌社員):要潤
藤元良一(万里の旦那):小日向文世
松井拓富(香助の父):木場勝己
藤元万里(香助の姉):鈴木京香
水原保(香助の後輩):永野宗典
【感想】
私始めてみました。
心温まるヒューマンドラマ。
それぞれの思いがリアルに描かれた作品。
ユースケさんの演技ってうまいですよね〜
後半はよく分からないけど感動・・・
父親と息子の話って泣ける・・・
残念なのは、
製麺所松井が復活して、
麺通団が会話するシーンで終わりでよかった。
それ以上はやらなくても良かった。
単純にそう思いました。
それ以外はスピード感もあり、
とてもおもしろい作品だったと思います。
本広監督の世界観はバッチリでてました。
〜〜〜Sponsords Link〜〜〜
【あらすじ】(ネタバレあり)
香助は、
「世界中を笑わせてやる」
を目標にアメリカのステージに立っていました。
しかし、結果はクビ。
多くの若者と同じように夢に破れ実家へと帰ります。
「うどん」の国、香川へ。
実家は、近所の学校に麺をおろす製麺所。
ここには「うどん」しかないと言って飛び出した香助。
もちろん急に帰っても居場所はありません。
一方タウン誌の編集者、恭子。
営業中に山奥で迷子になってしまいます。
香助は車で移動している最中に、
山奥でガス欠になり、迷子の恭子と出会うのでした。
車に乗せてもらう香助でしたが、そこに熊が・・・
焦った恭子はアクセルを踏み車は崖の下へ落ちます。
気付くと朝になっていました。
2人は山中を1時間以上歩きまわります。
たどりついたのは一件のうどん屋。
うどんに卵と醤油、ねぎをのせた物。
2人でそれを食べるのでした。
それが光を見つける第一歩でした。
香助は友人の庄介と飲んでいました。
香助は
「借金返してアメリカに戻る」
と庄介伝えます。
庄介は香助にタウン誌のアルバイトを紹介します。
そのアルバイトは、
タウン誌が売れた部数に応じて報酬がもらえます。
しかもそのタウン誌で勤めていたのが恭子でした。
恭子と一緒にタウン誌を売ろうとする香助。
そこで言われたのが、
「讃岐なのにうどんの情報が載ってない」と・・・
ひらめいた香助と恭子。
庄介とタウン誌会社を巻き込み、
うどん屋の紹介記事の制作、取材を始めます。
一般的な記事ではなく、変わった記事。
そして変わった店。
一生懸命歩いて見つけた店。
それこそが一番美味しいお店。
味の感動と、見つけた感動を伝える記事。
「うどん屋を探すなら、まずは煙突を探せ」
丼持参の店や、天物が充実している店。
もともとはソープだった店。
あらゆるうどん屋を取材します。
うどん巡礼記としてコラム風記事を書く。
メンバーは麺通団というペンネームで。
そして徐々に売れ出すタウン誌さぬき。
会社は大きくなり、社員は増えます。
香川のうどん屋取材を制覇しそうになった頃、
香助の借金は完済していました。
それは、香助が返済したのではありません。
香助の父が香助に隠れて返済していたのです。
父と香助の確執。
素直にありがとうを言えない香助。
父も素直になれません。
とうとうタウン誌さぬきは、
県内の全書店に置かれるほどに。
全国放送でも取り上げられ、
テレビ取材も多くなっていきます。
日本中から観光客が集まるようになります。
夢を語りあう3人。
香助は世界を笑わせる。
恭子は本を出したい。
庄介はファーマーになる。
庄介の家は農家。
いずれ家を継がなくてはいけないのです。
そしてこう言います。
「今年の夏は面白かった。」
「終わらないブームは無い。」
「ブームが終わったときが俺の潮時だ。」
「両親もそろそろリタイヤさせてあげないと・・・」
その言葉に考える香助。
しばらくすると、何かが変わりだします。
客が増えることで、湯で時間が変わり味が変わる。
客が並ぶことで、町にゴミが増える。
新しいものを作ったことで、
今まであったものを壊してしまうのでした。
こうしてブームは終わりをむかえます。
雑誌も廃刊を向かえ、
庄介は農家へ・・・
恭子は悩んでいました・・・
香助はその時初めて父と向き合います。
「親父ちゃんと聞いてくれ」
「親父が返してくれた金やっと溜まったから。」
「本当ならこの金叩きつけて、
アメリカ行くところだけど・・・」
「俺うどんが好きだ。この町で誰よりも。」
「だから、うどん作り教えてくれ。」
しかし、その言葉は届いていませんでした。
父の仕事場から離れたところで話しかけていた香助。
仕事場では父親が倒れていたのです。
急性心筋梗塞。
父親はそのまま息を引き取ります。
「親父の製麺所はたたむ」
香助の姉はそう言うのでした。
「しばらく休業します。」
そう書いた張り紙を出して。
その張り紙に、近所の人々は書き込みをします。
「松井のうどん楽しみにしています。」
「そこにずっとずっとある。
離れていなければ気付かない。
挨拶みたいなうどん。」
「香助さんのお父さんのうどんは、
そんなうどんなんですね。」
恭子にそう言われた香助。
決心します。
「親父のうどんを待っている子供に
食べさせてあげたい。」
そう姉に伝えた香助。
「香助にお父さんのうどんが打てるはずない。」
「どれだけ苦労して造っていたのか分かるの?」
「軽々しく言わないで!」
姉には姉の思いがありました。
それでも香助は
「姉ちゃん。でも俺やるわ。」
と伝え、うどんを打ち始めます。
香助の姉は、
「四十九日になったら、道具引取りに来るから。」
といってその場を去るのでした。
本当は香助に継いで欲しかった姉。
恭子も、姉の旦那も香助を助けます。
そして麺通団の仲間たちも・・・
しかしなかなかうまくいきません。
何度も繰り返し味を再現します。
近い味のうどん屋を周り、
歯ざわりが近いうどん屋を周り、
作り方を学んでいく麺通団。
そうして作ったうどん。
香助の姉に試食してもらいます。
「どうだった?」
「うん。美味しい。」
そして父の仏壇にうどんを置き、
「良かったら感想聞かせてくれよ。」
すると父が香助の前に、
「親父は何で製麺所を始めたんだ?」
「それしか出来なかったんだ。」
「ここに残るなんていうな。」
「ここに夢は無い。
ただうどんがあるだけだ。」
そう言って父は消えます。
そして目が覚める香助。
すると仏壇のうどんは完食されていました。
香助が親父と向き合えた瞬間でした。
香助は次の日、小学校にうどんを届けました。
美味しそうに食べる小学生たち。
そこに父が現れ、
「香助。ありがとな。」
そう言って消えていくのでした。
次の日、香助は旅に出ます。
自分の夢をかなえるために。
製麺所松井は、香助の姉の旦那が継ぎます。
店は大繁盛。
「もしかしてまたブームが?」
麺通団が言います。
庄介と恭子は、
「いやこれはブームではないだろ。」
「これは奇跡かな。」
「はい、そこにずっとある奇跡。」
あなたにとってのソウルフードは何ですか?
(終わり)
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【出演者】
松井香助:ユースケ・サンタマリア
宮川恭子:小西真奈美
鈴木庄介(香助の友人):トータス松本
大谷正徳(タウン誌編集長):升毅
三島憲治郎(タウン誌副編集長):片桐仁
青木和哉(タウン誌社員):要潤
藤元良一(万里の旦那):小日向文世
松井拓富(香助の父):木場勝己
藤元万里(香助の姉):鈴木京香
水原保(香助の後輩):永野宗典
【感想】
私始めてみました。
心温まるヒューマンドラマ。
それぞれの思いがリアルに描かれた作品。
ユースケさんの演技ってうまいですよね〜
後半はよく分からないけど感動・・・
父親と息子の話って泣ける・・・
残念なのは、
製麺所松井が復活して、
麺通団が会話するシーンで終わりでよかった。
それ以上はやらなくても良かった。
単純にそう思いました。
それ以外はスピード感もあり、
とてもおもしろい作品だったと思います。
本広監督の世界観はバッチリでてました。
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【あらすじ】(ネタバレあり)
香助は、
「世界中を笑わせてやる」
を目標にアメリカのステージに立っていました。
しかし、結果はクビ。
多くの若者と同じように夢に破れ実家へと帰ります。
「うどん」の国、香川へ。
実家は、近所の学校に麺をおろす製麺所。
ここには「うどん」しかないと言って飛び出した香助。
もちろん急に帰っても居場所はありません。
一方タウン誌の編集者、恭子。
営業中に山奥で迷子になってしまいます。
香助は車で移動している最中に、
山奥でガス欠になり、迷子の恭子と出会うのでした。
車に乗せてもらう香助でしたが、そこに熊が・・・
焦った恭子はアクセルを踏み車は崖の下へ落ちます。
気付くと朝になっていました。
2人は山中を1時間以上歩きまわります。
たどりついたのは一件のうどん屋。
うどんに卵と醤油、ねぎをのせた物。
2人でそれを食べるのでした。
それが光を見つける第一歩でした。
香助は友人の庄介と飲んでいました。
香助は
「借金返してアメリカに戻る」
と庄介伝えます。
庄介は香助にタウン誌のアルバイトを紹介します。
そのアルバイトは、
タウン誌が売れた部数に応じて報酬がもらえます。
しかもそのタウン誌で勤めていたのが恭子でした。
恭子と一緒にタウン誌を売ろうとする香助。
そこで言われたのが、
「讃岐なのにうどんの情報が載ってない」と・・・
ひらめいた香助と恭子。
庄介とタウン誌会社を巻き込み、
うどん屋の紹介記事の制作、取材を始めます。
一般的な記事ではなく、変わった記事。
そして変わった店。
一生懸命歩いて見つけた店。
それこそが一番美味しいお店。
味の感動と、見つけた感動を伝える記事。
「うどん屋を探すなら、まずは煙突を探せ」
丼持参の店や、天物が充実している店。
もともとはソープだった店。
あらゆるうどん屋を取材します。
うどん巡礼記としてコラム風記事を書く。
メンバーは麺通団というペンネームで。
そして徐々に売れ出すタウン誌さぬき。
会社は大きくなり、社員は増えます。
香川のうどん屋取材を制覇しそうになった頃、
香助の借金は完済していました。
それは、香助が返済したのではありません。
香助の父が香助に隠れて返済していたのです。
父と香助の確執。
素直にありがとうを言えない香助。
父も素直になれません。
とうとうタウン誌さぬきは、
県内の全書店に置かれるほどに。
全国放送でも取り上げられ、
テレビ取材も多くなっていきます。
日本中から観光客が集まるようになります。
夢を語りあう3人。
香助は世界を笑わせる。
恭子は本を出したい。
庄介はファーマーになる。
庄介の家は農家。
いずれ家を継がなくてはいけないのです。
そしてこう言います。
「今年の夏は面白かった。」
「終わらないブームは無い。」
「ブームが終わったときが俺の潮時だ。」
「両親もそろそろリタイヤさせてあげないと・・・」
その言葉に考える香助。
しばらくすると、何かが変わりだします。
客が増えることで、湯で時間が変わり味が変わる。
客が並ぶことで、町にゴミが増える。
新しいものを作ったことで、
今まであったものを壊してしまうのでした。
こうしてブームは終わりをむかえます。
雑誌も廃刊を向かえ、
庄介は農家へ・・・
恭子は悩んでいました・・・
香助はその時初めて父と向き合います。
「親父ちゃんと聞いてくれ」
「親父が返してくれた金やっと溜まったから。」
「本当ならこの金叩きつけて、
アメリカ行くところだけど・・・」
「俺うどんが好きだ。この町で誰よりも。」
「だから、うどん作り教えてくれ。」
しかし、その言葉は届いていませんでした。
父の仕事場から離れたところで話しかけていた香助。
仕事場では父親が倒れていたのです。
急性心筋梗塞。
父親はそのまま息を引き取ります。
「親父の製麺所はたたむ」
香助の姉はそう言うのでした。
「しばらく休業します。」
そう書いた張り紙を出して。
その張り紙に、近所の人々は書き込みをします。
「松井のうどん楽しみにしています。」
「そこにずっとずっとある。
離れていなければ気付かない。
挨拶みたいなうどん。」
「香助さんのお父さんのうどんは、
そんなうどんなんですね。」
恭子にそう言われた香助。
決心します。
「親父のうどんを待っている子供に
食べさせてあげたい。」
そう姉に伝えた香助。
「香助にお父さんのうどんが打てるはずない。」
「どれだけ苦労して造っていたのか分かるの?」
「軽々しく言わないで!」
姉には姉の思いがありました。
それでも香助は
「姉ちゃん。でも俺やるわ。」
と伝え、うどんを打ち始めます。
香助の姉は、
「四十九日になったら、道具引取りに来るから。」
といってその場を去るのでした。
本当は香助に継いで欲しかった姉。
恭子も、姉の旦那も香助を助けます。
そして麺通団の仲間たちも・・・
しかしなかなかうまくいきません。
何度も繰り返し味を再現します。
近い味のうどん屋を周り、
歯ざわりが近いうどん屋を周り、
作り方を学んでいく麺通団。
そうして作ったうどん。
香助の姉に試食してもらいます。
「どうだった?」
「うん。美味しい。」
そして父の仏壇にうどんを置き、
「良かったら感想聞かせてくれよ。」
すると父が香助の前に、
「親父は何で製麺所を始めたんだ?」
「それしか出来なかったんだ。」
「ここに残るなんていうな。」
「ここに夢は無い。
ただうどんがあるだけだ。」
そう言って父は消えます。
そして目が覚める香助。
すると仏壇のうどんは完食されていました。
香助が親父と向き合えた瞬間でした。
香助は次の日、小学校にうどんを届けました。
美味しそうに食べる小学生たち。
そこに父が現れ、
「香助。ありがとな。」
そう言って消えていくのでした。
次の日、香助は旅に出ます。
自分の夢をかなえるために。
製麺所松井は、香助の姉の旦那が継ぎます。
店は大繁盛。
「もしかしてまたブームが?」
麺通団が言います。
庄介と恭子は、
「いやこれはブームではないだろ。」
「これは奇跡かな。」
「はい、そこにずっとある奇跡。」
あなたにとってのソウルフードは何ですか?
(終わり)
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