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2020年05月18日

夢っぽい世界を書いた短編「ドッペルゲンガー」をカクヨムに投稿しました

小説投稿サイト「カクヨム」で
一話完結の短編「ドッペルゲンガー」を公開しました。
3000字ほどです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896058600/episodes/1177354054897138082

こちらの作品では、「夢」の世界を表現しようとしました。
雰囲気としては過去作「悪魔」に似ています。
でもそれほどネガティブじゃないです。


私は、すべてが細かく設定されている物語より
想像の余地がある絵本などが好きでした。
それを思い出し、この作品内の文章を
「ちょっと何を言っているかよく分からない」感じにしました。


歌の歌詞っぽいイメージでもあります。

たとえば「悲しみ」とかでも、
「恋が終わったあと相手の方はさっさと切り替えているのに
自分だけが立ち直れずに取り残された悲しみ」みたいに限定されると
その体験がない人は「私は関係ないかな〜」となりそうですが
(ピンポイントでその人に届けたいならそれが良さそうですね)

「誰にでも、あと一歩のところで踏み出せない日はあるさ……」
みたいな抽象的な表現だと、多くの人に当てはまりますね。
自分の思い出や気持ちを重ね合わせて聴きたくなります。


絵本も、言葉が少ないからこそ
「実はあの人はああだったんだろうか……」と想像する余韻が生まれます。
ゲームでも、自分で好きに操作できるから楽しいですね。

ってことでそんな「曖昧の美学」を試してみました。
あまりに抽象的すぎたら今度は文章として成立しなくなりますが……。
何か伝われば嬉しいです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896058600/episodes/1177354054897138082

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