2018年03月05日
Q.昨年、白色申告でしたが、今回から青色申告にできますか?
青色申告の申請書提出していますか?
できません!
質問の仕方から推測すると、青色申告にするには届け出が必要なことが分かってないようです。
届け出の提出期限には二つあります。
一つは、開業してから、つまり「フリーランスになります宣言」してから2カ月以内。
今年はもう2カ月すぎているので、それはないでしょう。
もう一つは、青色申告者として帳簿を付ける年の3月15日まで。
つまり、昨年の3月15日までに届け出を提出していれば、平成29年分は青色申告になります。
質問の仕方から推測すると、いつでも無条件で白色から青色に切り替えられるように、
思っているようですが、それはできません。
今から青色申告にする場合は、3月15日までに届け出をだして、
平成30年分から青色申告することになります。
このタイムラグが「なんだぁ」とやる気をうせてしまう要因でもあります。
いつでも手軽に切り替えられるといんだけど。
意外と書けない申請書
さて、じゃあ申請書を書こうと、国税庁のホームページから書類をダウンロード。
コチラから。
たった1枚。書き方も説明があります。
でも、じ〜っと眺めて、やっぱりやめた。
という人も少なくないでしょう。
眺めているだけでなんだか、クラクラしてきます。
自分も、しばらく申請書と睨めっこしていたことを思い出します。
何しろ、見慣れない言葉がならんで、書いても合っているのかどうか自信が持てません。
そこで、いくつかポイントを
まず「納税地」。納税なんてしたことがないので、意味が分かりません。
単に、事業所等を選択し、自宅の住所を書けばよいのです。
事務所があるばあいは、事務所の住所です。
「屋号」書いても書かなくても構いません。
けっこう、これも迷います。
「所得の種類」はもちろん事業所得。
「相続〜」は亡くなったお父さんから引き継いだのでなければ、無視。
「簿記方式」は必ず複式簿記。
いちばん分からないのが「備付帳簿名」。
現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳、預金出納帳、
総勘定元帳、仕訳帳の8つに丸。
ここはあまり、厳密に考えなくて良いです。
会計ソフトを使えば、これらは自動で作ってくれます。
てっとりばやいのは、今回の確定申告のついでに
税務署で聞きながら書けばよいと思います。
かなり、こみあってるけど。
また、承認申請書ですが、とくに「承認しました」なんて通知は来ません。
何も税務署が言ってこなければ、オッケーです。
Take it easy!
タグ:青色申告
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7395893
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック