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2023年11月09日

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2巻の感想(ネタバレあり)

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」2巻の感想(ネタバレあり)です。
※ネタバレ注意!ストーリーや内容を『あらすじ』として説明した後で、『感想』を書いています。
つまりネタバレ前提での感想記事です!

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2巻 / 大森 藤ノ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2【電子書籍】[ 大森 藤ノ ]

価格:693円
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感想(1件)



・『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の関連記事へ
【評価】

・いつも通り面白かったです。
・仲間ができました!(今までは一人での冒険だった)
・ベル君が優しすぎ。でも惚れる。

作品の特徴(5段階評価)
おすすめ度:   ★★★★★
読みやすさ:   ★★★★
ラブコメ量:   ■■■■
戦闘・バトルの量:■■■■■
男女比:     男:女=1:2
・優しい主人公・冒険・小っちゃい女の子・熱い物語・ややハーレム系?
【感想(ネタバレあり)】

・リリルカ・アーデ!(サポーター)

――(あらすじ)――
ベルはすさまじいスピードで冒険者として成長していき、ダンジョンのより深い階層を探索するようにななりました。ダンジョンは下の階層に行くほどモンスターが強く、多くなります。
単独でのダンジョン攻略が厳しくなってきたそんな折、シアンスロープ(犬の獣人)の女の子リリルカ・アーデがベルのサポーターをしてくれることになりました!
(サポーターというのは冒険者の補助をする荷物持ちのことです)

――(感想)――
ダンジョン内ではありませんが、ベルがまたしても女の子との出会いました!
自分のことを『リリ』と呼ぶ少女、リリルカ・アーデ。小柄な体と背負っているバッグの大きさがなんともアンバランスな女の子です。荷物デカすぎ!

ベルはこれまでずっとひとりぼっちでモンスターと戦っていたので、戦闘要員ではないにせよ仲間ができたのは嬉しいです。ベルよりもダンジョン内に詳しいようで、『サポーター』と言うだけあってベルをいろんな面からサポートしてくれます!

初めてできたベルの仲間が一緒に戦ってくれる相棒ではなく、小さくて戦えず常に敬語。そんな補助役だったのは意外でした。
しかし間違いなく頼りになります!
…………少々、きな臭いところはあるようですが。
・祝!魔法を取得!

ベルが魔法を習得しました!【ファイアボルト】!

覚えられる呪文の数は人によって決まっていて、ベルの場合は1つだけ。つまり、ベルの魔法は今後も『ファイアボルト』のみとなります。

『速攻魔法』ということで詠唱がいらないようですが、ちょっとシンプル過ぎて拍子抜けしてしまいました。
使い勝手はよさそうですが、そこまで威力は強くなさそうです。
しかし新しい技を習得した時のワクワク感は良いですね!
駆け抜けたのは緋色の雷。
いや違う、稲妻状の炎。
鋭角的かつ不規則な線条を描くジグザグの炎が、一気にゴブリンの体を貫く。
僕の目が追えたのはそこまで。
炎の雷がモンスターに着弾した瞬間、眩い爆光が炸裂する。
オレンジ色の華が咲いた。

魔法を習得したことを、ベルと一緒に喜んでしまいました!
・優しすぎる主人公

――(あらすじ)――
リリルカ・アーデは【ソーマ・ファミリア】の一員です。
ソーマ・ファミリアの冒険者たちはリリにひどい仕打ちをしてきました。もともと非戦闘員であるサポーターの立場は弱く、リリは冒険者たちに虐げられてきました。

そんなリリはグレてしまい、いつしか冒険者を騙して金品を盗むようになっていきました。ベルは高価なヘファイストス製のナイフ、『ヘスティア・ナイフ』を身に付けていたため、リリのターゲットとして狙われてしまいます。
しかし冒険者にしてはあまりにも優しく、リリにとても良くしてくれるベルの振る舞いに、リリも罪悪感を感じるようになりました。

――(感想)――
結局、ベルはどういうつもりでリリと一緒に行動していたんでしょう?
・本当にリリのことを1ミリも疑っていなかったのか
・リリに騙されていることには気づいていたけど、承知の上で一緒にいたのか
・疑念はありつつもリリのことを信じようとして、あえて鈍感になっていたのか

一応、神様から問いただされた時に本人がリリをどう思っていたのかの心理描写はありましたが、ぼんやりとしか分かりません。
しかしいずれにせよベルは優しすぎます!(リリにも言われた)
優し過ぎでどこか頼りなくて、すぐにコロッと人に騙されてしまいそうな、とても心配な主人公です。周りの人が守ってあげなきゃいけないタイプなのに、ベルはずっと一人で冒険していました。

純真すぎるベルを、今後はリリが守ってくれたら嬉しいです。今後二人がどんな関係を築いていくのかが気になるところです。
・この作品でしか描けない内容

――(感想)――
冒険者、ダンジョン、ファミリア、サポーター。そういったものが存在する世界でしか起きえない人間関係の不和・境遇。
リリルカ・アーデという少女の、こんなキャラ背景を考えた作者さんは本当にすごいと思いました!世界観を深〜く創り込んでいます!

冒険者は死と隣り合わせの職業。リリのような子供を残して他界してしまうこともあるでしょう。更にダンジョン探索系のファミリアで生まれた子供に、戦闘の才能が皆無だった場合は悲惨です。
しかもリリの所属する【ソーマ・ファミリア】の団員の多くは必死でお金稼ぎをしていて、誰も余裕がありません!必定、サポーターに気を使ってくれる冒険者はいませんでした。

冒険者が大嫌いなのに、酷い扱いを受けながら彼らのサポーターをしていたリリの胸中は計り知れません。リリはよく今まで生き残ってきたと思います。
ベルとの出会いを経て、彼女が明るい方へ邁進していくことを願うばかりです。
・これからは二人での冒険になる???

結局、リリは仲間になるんでしょうか?
次回からのダンジョン探索はリリと一緒だと嬉しいのですが……

リリルカ・アーデは【ソーマ・ファミリア】の一員なので、できればベルと同じ【ヘスティア・ファミリア】の仲間も欲しいところ。リリはダンジョンについてはベルより詳しいようですが、戦闘力はさほどありません。
ダンジョン内で出てくるモンスターの量は如実に増えているので、できれば戦える仲間も欲しいところです。
ヘスティア様にはファミリアの勧誘を頑張って欲しいです!
(バイトで忙しいようですが)

また、リリが一度【ソーマ・ファミリア】を抜けて一般人になりすましていた時、お世話になっていた老夫婦の花屋を冒険者が襲撃し、リリが連れ戻されたという話がありました。
リリがベルと一緒にいたら、またソーマの冒険者たちがリリを連れ戻そうと襲って来たりしないでしょうか?
でもベルが今の調子で成長していけば、【ソーマ・ファミリア】の冒険者たちも返り討ちにできそうな気もします。
一癖ある少女が仲間になってしまいましたが、うまく関係を築いていってほしいです。
(ちなみにリリに恋愛感情はあるんでしょうか?ベルに惚れてヒロイン入りも十分あり得ます!そちらも楽しみ)

(「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」2巻の感想・ネタバレあり)
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