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2023年10月19日

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか1巻の感想(ネタバレあり)

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」1巻の感想(ネタバレあり)です。
ネタバレ注意!ストーリーや内容を『あらすじ』として説明した後で、『感想』を書いています。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 1巻 / 大森 藤ノ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫) [ 大森藤ノ ]

価格:682円
(2023/10/19 11:32時点)
感想(4件)



・『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の関連記事へ
【評価】

・面白かったです!
・世界設定や、冒険者たちの成長の仕方(ステイタスの上昇)などの仕様が複雑。
・『小人族』と書いて『パルゥム』と読ませたり、独特な読み方が多数。
・冒険や主人公の成長にワクワクする、熱い作品です!

作品の特徴(5段階評価)
おすすめ度:   ★★★★★
読みやすさ:   ★★★
ラブコメ量:   ■■■■
戦闘・バトルの量:■■■■■
男女比:     男:女=2:5
・ハーレム系・ダンジョン・冒険・バトル・RPGっぽい世界感・モンスター・亜人(エルフ、ドワーフ、小人族、獣人、アマゾネス)・多神教・神様と二人暮らし
【作品の世界感】

まず、このダンまちシリーズは世界設定が複雑なので、軽く紹介したいと思います。

・多種多様な人種の存在
この世界には『ヒューマン』と呼ばれる普通の人間の他にも、小人族(パルゥム)、ドワーフ、エルフ、アマゾネスなどの様々な人種がいます。
獣人は犬人(シアンスロープ)、猫人(キャットピープル)、狼人(ウェアウルフ)、猪人(ボアズ)、狐人(ルナール)などがいます。(読み方がどれも特殊!)
・神様の存在
この世界には、ヘスティア、ヘファイストス、ロキ、フレイヤ(全て神様の名前)など多数の神々が地上に住みついています。
神たちは人間と同じような姿をしていますが、いずれも美男・美女。そして神としての力を使わずに、人間と同じような体・能力で生活しています。
・【ファミリア】
神たちは『ファミリア』という集団を組織して、子供たち(人間や亜人たち)に『神の恩恵(ファルナ)』と呼ばれる力を授けています。これにより人は強くなり、経験を力に変えて更に成長していけるようになります。
主神となる神によってファミリアの活動は異なります。例えば【ロキ・ファミリア】はダンジョン探索。デメテルなら豊穣の女神なので、【デメテル・ファミリア】は果樹園などの農業を営んでいます。
【ミアハ・ファミリア】や【ディアンケヒト・ファミリア】は回復薬などの販売。【ヘファイストス・ファミリア】には冒険者たちの武器をつくる鍛冶師が集まっています!
・『神の恩恵(ファルナ)』
神様が率いるファミリアに入団した冒険者は『ステイタス』を刻まれ、本人の経験を通してパラメータが成長していきます。(ずっと逃げていたら『敏捷』が上がったり、攻撃をたくさん食らったら『耐久』が上がったり)
力、耐久、器用、敏捷、魔力の5項目は0〜999までの数値で強さが表され、0〜99がI、800〜999がSという風に、I-H-G-F-E-C-B-A-Sの9段階で熟練度が表されます。(限界値の999に近づくほど能力の伸びは悪くなっていく)

更に、ファルナを刻まれた冒険者にはLv.というものがあり、Lv.が上がると急激に強くなります!
基本的にLv.1の冒険者はLv.2の冒険者には勝てません。Lv.が上がることを『ランクアップ』と言い、力や耐久などの熟練度は再び全て0に戻ってしまいます。ただし、それまで上昇させてきた熟練度が失われる訳ではなく、潜在値として残り、ちゃんと冒険者の強さに反映されます。
Lv.を上げてランクアップするには、格上の相手を打破するなどの『偉業』を達成する必要があり、Lv.2になるだけでも困難です。

ランクアップの際に『アビリティ』と呼ばれる特殊能力が発現することもあります!また、何らかの経験を経て『スキル』と呼ばれる特殊能力に目覚めたり、『魔法』を習得することもあります。
習得できる魔法の数は冒険者によってあらかじめ決まっていて、最大で3つまでです。ベルの場合は1つしか魔法を覚える事ができません。

ベルは『憧憬一途(リアリス・フレーゼ)』というスキルが発現しましたが、アビリティと魔法は習得していません。(1巻)

・迷宮都市オラリオ
主人公や冒険者たちは『オラリオ』という都市に住んでいます。オラリオの中心には地下に広がるダンジョンの入り口があり、このオラリオとダンジョン内が物語の主な舞台となります。
・ダンジョン
ダンジョンはオラリオの中央部から地下に広がっていて、下層に行くほどモンスターたちは強く、道も複雑でイレギュラーが多くなり、危険度が増していきます。
【感想(ネタバレあり)】

・出会い、そして強さに憧れる主人公

――(あらすじ)――
祖父:『――男ならハーレムを目指さなきゃな!』
主人公ベル・クラネルの祖父は、幼い彼にしきりにそう言い聞かせ、清々しく微笑んでいました。 そんな唯一の家族だった祖父を失い、ベルは冒険を夢見て迷宮都市オラリオにやってきました!
日夜、祖父から『男の浪漫』の何たるかを教えてもらっていたベルは、ダンジョンに出会いを求めて浮かれていました。

ヘスティアという女神様に拾われたベルは晴れて冒険者となり、そしてダンジョンで厳しい現実を目の当たりにします。

――(感想)――
主人公がとにかく純粋でいい子!ここまでお人よしな主人公も珍しいです。ましてや冒険者たちは荒くれ者が多いので、そんな中でベルの純真無垢さが際立ちます。
一方、内面には熱い感情も宿しており、強くなりたいという渇望も持ち合わせています。
女性と出会い、主人公が努力を重ね、修羅場を潜り抜け、急速な勢いで成長していく……これぞザ・ライトノベルといった王道の内容でした!

世界観はちょっと独特。神様がたくさん出て来たり、多種多様な種族が一緒に暮らしていて、賑やかでゴチャゴチャした世界です。
こんな荒々しい街で、優しくてどこか頼りない主人公がうまくやっていけるのか、ちょっと心配になってしまいます。
これからも厳しい戦いの日々が続きそうですが、ベルにはいつまでも純真なままでいて欲しいです。
・主人公の覚醒!

――(あらすじ)――
主人公のベルがダンジョンで絶体絶命に陥りました!
その時に助けてくれたアイズ・ヴァレンシュタインという女性冒険者にベルは恋をし、強い憧れを抱くようになります。
そしてその恋心を糧にして、ベルには『憧憬一途(リアリス・フレーゼ)』という特殊なスキルが発現しました!憧れのアイズさんに見合う冒険者になるため、ベルは急速に強くなっていきます。

――(感想)――
『憧憬一途』と書いて『リアリス・フレーゼ』は読めません……(汗) このライトノベルでは漢字の上にカタカナのルビが振ってあるので、まだ読んでいて意味が分かります。しかしアニメではロクな注釈も無く「リアリスフレーゼ」という言葉が急に出てきます!初見の人は意味が分からなかったと思います。
他にも「パルゥム」「シアンスロープ」などなど。説明が欲しい単語が平気で出てくるので、ダンまちの世界をフルに楽しみたいなら、漫画や原作ノベルを読みましょう!

頼りなかった主人公が成長して、頼もしくなっていく様がエキサイティング!読んでいてワクワクしました。
・多種多様な神様の存在が面白い

神様は基本的に暇つぶしのために下界へ降りてきています。中には人間たちをもてあそんだり、困らせて遊んだりする神様もいます!
この『神様』という存在がとても面白いです。どの神様もなかなか個性的!しかも人間たちより偉いので、冒険者はなかなか逆らうことができません!このヤンチャで理不尽な神様たちの存在によって、オラリオの人々の日常は波乱に満ちたものになり、とても賑やかにです。(大変そうでもありますが)

また、この作品の神様たちは人間の姿をしています。よって神様が人を好きになったり、人が神様を好きになってしまったりといった恋愛にも発展することがあります。
ヘスティア様もベルのことが大好き!人間同士(獣人や小人などの亜人を含む)の恋愛に加えて、神様との立場を超えた愛も有りうる世界。
とても多種多様でバラエティーに富んだ、豊かな作品です!

(「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」1巻の感想・ネタバレあり)
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