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2023年10月10日

緋弾のアリア3巻の感想(ネタバレあり)

「緋弾のアリア」3巻の感想(ネタバレあり)です。
ネタバレ注意!ストーリーや内容を『あらすじ』として説明した後で、『感想』を書いています。

緋弾のアリア 3巻 / 赤松 中学

緋弾のアリア 3 蜂蜜色の罠 (MF文庫J) [ 赤松 中学 ]

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感想(0件)



・『緋弾のアリア』の関連記事へ
【評価】

・いつも通り面白かったです。
・峰理子が好きになる回。

作品の特徴(5段階評価)
おすすめ度:   ★★★★
読みやすさ:   ★★★★
ラブコメ量:   ■■■■
戦闘・バトルの量:■■■■■
男女比:     男:女=2:5
・ハーレム系・泥棒・シャーロック&ルパン・銃撃戦・学園
【感想(ネタバレあり)】

・峰理子復活!大泥棒大作戦!

――(あらすじ)――
理子がアリアに変装して、再びキンジの前に現れました!
「キーくん、ぎゅっとして」

「くん……くん。はああぁ……キーくんのニオイだあ……理子これ好き、大好きぃ……」

「理子ね、こないだ戦(や)った時からキーくんのこと忘れられなくなっちゃったんだぁ。はじめて――本当の恋ってもの、したみたい。キーくんキーくん、好き、好き、大好き……」

理子の好き好き攻撃はアリアに阻まれて失敗したものの、理子はそのまま学校生活に復帰!理子がアリアの母親に着せた冤罪を証言する代わりに、理子と一緒に泥棒をすることになってしまいました!
盗み出すのは理子の母親の形見である青い十字架。イ・ウーのナンバー2である『無限罪のブラド』に奪われたものです。
キンジとアリアがブラドの屋敷に潜入し、奪還ミッション開始です!

――(感想)――
キンジとアリアが理子の仲間になるとは思わなかったです。(汗)
しかも一緒にドロボーをするとは。アリアは母親に着せた冤罪を証言してもらうため。キンジは兄である遠山金一の情報を得るため。理子に協力せざるをえない状況でした。(作者さんのストーリー構成がうまい)

各キャラの性格ですが、キンジは消極的。白雪はおとなしい大和撫子(ときどき暴走バーサーカー)、アリアは暴力的。
そんな中に明るくて活発なオタク金髪ロリ(巨乳)が入ったことで、会話が全体的に楽しく、明るくなりました。理子は良いキャラ!
今回は理子と協力していましたが、今後はキンジ・アリアと理子がどういう関係になるかは不明。犯罪者なのに武偵校に通っているという、とても異質で気になる女の子です。
今後の動向に注目!
・ヒロインが増え続ける

一度出てきた女性キャラが再登場してきて、登場人物が減りません。理子も学校に復帰しましたが、なんと2巻で戦ったジャンヌも武偵校の生徒としてセーラー服を着て再登場しました!
キンジの周りに女性が増えて行く一方です。

今のところはアリア、白雪、理子の3人でキンジの取り合いをして争っています。3人とも恋敵相手には攻撃的!本人には全くその気がないのに、周りで女性同士の銃撃や剣戟が巻き起こるのでキンジがかわいそうです!
キンジはヒステリアモードでない時も、自然とジャンヌと再会して会話したり女性に優しくしたりするので、あちこちがフラグが立っていきます。
これからも女性関係は複雑になっていきそうです。
・人間ではない怪物が相手!

――(感想)――
1巻では理子が少しだけ異能の能力を使いました。
2巻は超能力者同士での戦いでした。
3巻では遂に人間ではない、怪物と戦うことになりました!

実在する都市、東京が舞台にはなっていますが、超人体質・超能力に続いて異形の怪物が登場。
アリアも身長142cmにしては異常な腕力を持っていますし、もはやこの作品には常識は通用しません!

学校や刑事・裁判などではリアルで現実的な描写があります。しかし戦いになると一変、銃弾に銃弾を撃ち当てて軌道を逸らしたり、何でもアリのスーパー超人バトルとなります。
空想とリアルが高いレベルで混在する作品だと感じました。今回の敵(怪物)の設定もしっかりしていましたし!ムチャな設定はあるもののお話がしっかりしているので妙に納得感があり、ハマるとついついのめり込んで読んでしまいます。
ただし、この『緋弾のアリア』は1巻が2008年に出版されたので、時事ネタが古いです。そこは注意!
(もちろん、コロナウイルスなんてものは存在しない世界です)
・理子のキャラを深く掘り下げた内容

――(あらすじ)――
ジャンヌ:
「理子は少女の頃、監禁されて育ったのだ」

「理子がいまだに小柄なのは、そのころロクな物を食べさせてもらえなかったからで……衣服に対して強いこだわりがあるのは、ボロ布しか身にまとう物がなかったからだ」

今はヒラヒラのフリルを付けた改造制服を着ている峰理子。
彼女の両親は既に他界。騙されて身柄を引き取られてからは、不自由な環境で育ったようです。

――(感想)――
ただのハイテンションなおバカキャラだった理子ですが、新たな背景が追加されて私の中での印象はかなり変わりました。
人前では自由気ままでマイペースに振舞っていますが、彼女は影で努力するタイプの人間だったようです。登場人物の過去を掘り下げるような描写は、そのキャラの深さや魅力を底上げしてくれます!
今回の件で峰理子という人物の魅力がいっそう引き立つことになりました。
――――――――

この巻の最後では、これまでも存在が仄めかされていたある重要人物が現れました。ちょっと信じられない姿をしていましたが、次巻では彼が話の中心になりそうです!

キンジは当初から武偵校をやめるつもりでしたが、そのきっかけは彼でした。もしかしたら心変わりして、キンジは武偵校に残り続けるのかもしれません!
今まではアリアなど女性ヒロインたちに振り回されてきましたが、次回は主人公本人の動向に注目です!

(「緋弾のアリア」3巻の感想・ネタバレあり)
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