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2017年08月28日

迷ったり悩んだり

もうすぐ2学期。

授業の準備を進めていると、いろんなことが情報として入ってくる。

もちろんそれは大切なことで、自分にとっても勉強になること。

必要ならば取り入れればいいし、必要なければ捨ててしまえばいい。

その取捨選択も大切な作業だと思う。

しかし、一定の地位を築いている人からの言葉はなかなか重く、それ故に悩まされる…。



今日も、ひょんな事から授業の進め方についての話になった。

私は『学び合い』を進めたいから、基本的に私から課題を与え、子どもはそれを全員が達成できるように真剣に取り組む。

1学期にその流れが出来てきたから、2学期以降もそのようにしていきたい。

しかし今日の話では、課題はやはり子どもの中から出てきたものでなくてはならないと断言された。

それが主体的な学びになり、対話を伴う学びにつながり、結果として深い学びに行き着くのだと。

確かにその通りかもしれない。

いや、きっとそうなのだろう。

みんなから絶大な信頼を得ている人の言葉なのだから。



!!

自己解決してしまった!

ブログを書いている途中に閃いた。

『学び合い』でも同じことをしているのだと。

子どもたちの様子を見取っていると、私から出される課題はあくまでも入り口でしかない。

1時間の授業の中で、課題を取り組む中で、子どもたちの頭の中に様々な疑問が湧き出てきて、友だちと共に解決している。

それを黒板を使って目に見える形で表しているのか、個人の作業の中でまとめているかの違いなだけである。

『学び合い』の形をとると、授業内で様々な友だちと対話する時間が確保される。

自分の解決した疑問が別の人にとっての疑問でもあった場合、その子は即座に応えることができる。

結局それって、全体にシェアしているのと同じことである。

違うのは、「必要な子にのみピンポイントで伝えていく」のか、「どう思っていようと全体に伝えていく」のかの点だけである。

あ…やっぱり『学び合い』って素晴らしい。

信者と呼ばれたっていい。

続けていきたい。



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