2019年03月20日
プリンス純正部品の続き
どうもです。
今日は昨日の続きで、プリンス純正部品の話の残りです。
今回はちょっと変わった部品の話です。
前回いくつか見ていただいた部品は出荷された時期による違いこそあれ、間違いなくプリンスの部品でした。
そんな中、以前入手した部品でかなり珍しいであろう部品がこちらです。
わかりますか?
この純正部品の箱は、紛れもないプリンス純正箱なんですが、部品番号をよく見ると・・・
そうです、この番号は日産純正の番号なんです。
しかも中身は・・・
なんと!
日産のエンブレムではないですか!
この番号、実はタテ目のグロリア用の部品番号なんですね。
パーツリストで調べると、このnissanエンブレムはタテ目グロリア初期(PA30)用のフロントグリルに付くエンブレムでした。
金属製のしっかりしたつくりでメッキ(アルマイト?)とグレーのつや消し塗装のツートン仕上げ
「これは良い物だw」
この部品、元をただすと部品商に長らくデットストックされていたものだったそうで、
その事から正規に流通した物であろうと推察できます。
多分かなりレアな組み合わせだとは思うのですが、どうやら極々初期の日産合併後のプリンス系車種の一部部品でこのような組み合わせが存在した模様です。
ただ、もしかするとPA30用だけなのかもしれないです。
それにしてもプリンス純正の箱でnissanエンブレムはちょっと・・・ねぇ・・・
しかし、何故そのような部品が流通していたのか?
おそらく、余った汎用箱(部品番号が印刷されていないタイプの箱)の有効活用だったかも知れないです。
実際にこの箱は部品名や部品番号の部分がブランクで、ステッカーとスタンプで部品番号と部品名が付けられています。
(まあ、部品名はただのNAMEなので幾らでも流用できるんですけど・・・)
このシールの裏に本来の部品番号と部品名が隠れているんじゃないかと思って、入手時に剥がしてみようと軽くチャレンジしてみましたが破れそうになったのであっさり諦めました。
なので今でも謎のまま大事に所有しています。
箱はプリンス純正なのに中身は紛れもなく日産純正部品というなんともカオスな一品ですが、他にどんな部品の組み合わせが存在したのか興味が尽きません。
どこかにまだこういった怪しげな部品が残っているかも知れないと思うとワクワクしてしまうという悲しい性(笑)
合併のどさくさにまぎれて梱包されたようなイレギュラー感丸出しのこの部品。
これからも大事にしていきたいと思います。
余談になりますが、日産合併後に発売されたPA30グロリアには結構細かい部品にプリンスの名残が見え隠れしています。
例えばヒューズボックス等の小物部品には、プリンスの「P」マークの付いた部品が使われていたり、他にも探すといくつか見つかります。
これは設計時点ではまだプリンスだった事が影響していると考えられ、PA30の専用部品以外のものはプリンス時代の汎用部品がそのまま使われていると言う事なのでしょう。
わざわざ刻印や金型を修正してまで「P」マークを消さなかった、と言うのが多分真相なのではないかと。
逆に合併後も継続生産されていたS5系スカイラインなどは当然の事ながら随所にPマークが残っていました。
こんなところも調べてみると面白いんですよね。
以上、二回に分けてプリンスの純正部品について好き勝手に書いてみました。
ではまた。
今日は昨日の続きで、プリンス純正部品の話の残りです。
今回はちょっと変わった部品の話です。
前回いくつか見ていただいた部品は出荷された時期による違いこそあれ、間違いなくプリンスの部品でした。
そんな中、以前入手した部品でかなり珍しいであろう部品がこちらです。
わかりますか?
この純正部品の箱は、紛れもないプリンス純正箱なんですが、部品番号をよく見ると・・・
そうです、この番号は日産純正の番号なんです。
しかも中身は・・・
なんと!
日産のエンブレムではないですか!
この番号、実はタテ目のグロリア用の部品番号なんですね。
パーツリストで調べると、このnissanエンブレムはタテ目グロリア初期(PA30)用のフロントグリルに付くエンブレムでした。
金属製のしっかりしたつくりでメッキ(アルマイト?)とグレーのつや消し塗装のツートン仕上げ
「これは良い物だw」
この部品、元をただすと部品商に長らくデットストックされていたものだったそうで、
その事から正規に流通した物であろうと推察できます。
多分かなりレアな組み合わせだとは思うのですが、どうやら極々初期の日産合併後のプリンス系車種の一部部品でこのような組み合わせが存在した模様です。
ただ、もしかするとPA30用だけなのかもしれないです。
それにしてもプリンス純正の箱でnissanエンブレムはちょっと・・・ねぇ・・・
しかし、何故そのような部品が流通していたのか?
おそらく、余った汎用箱(部品番号が印刷されていないタイプの箱)の有効活用だったかも知れないです。
実際にこの箱は部品名や部品番号の部分がブランクで、ステッカーとスタンプで部品番号と部品名が付けられています。
(まあ、部品名はただのNAMEなので幾らでも流用できるんですけど・・・)
このシールの裏に本来の部品番号と部品名が隠れているんじゃないかと思って、入手時に剥がしてみようと軽くチャレンジしてみましたが破れそうになったのであっさり諦めました。
なので今でも謎のまま大事に所有しています。
箱はプリンス純正なのに中身は紛れもなく日産純正部品というなんともカオスな一品ですが、他にどんな部品の組み合わせが存在したのか興味が尽きません。
どこかにまだこういった怪しげな部品が残っているかも知れないと思うとワクワクしてしまうという悲しい性(笑)
合併のどさくさにまぎれて梱包されたようなイレギュラー感丸出しのこの部品。
これからも大事にしていきたいと思います。
余談になりますが、日産合併後に発売されたPA30グロリアには結構細かい部品にプリンスの名残が見え隠れしています。
例えばヒューズボックス等の小物部品には、プリンスの「P」マークの付いた部品が使われていたり、他にも探すといくつか見つかります。
これは設計時点ではまだプリンスだった事が影響していると考えられ、PA30の専用部品以外のものはプリンス時代の汎用部品がそのまま使われていると言う事なのでしょう。
わざわざ刻印や金型を修正してまで「P」マークを消さなかった、と言うのが多分真相なのではないかと。
逆に合併後も継続生産されていたS5系スカイラインなどは当然の事ながら随所にPマークが残っていました。
こんなところも調べてみると面白いんですよね。
以上、二回に分けてプリンスの純正部品について好き勝手に書いてみました。
ではまた。
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