2019年03月19日
プリンス純正部品
どうもです。
花粉症始まってます・・・
・・・さて、今回は自分の好きなプリンス自動車の純正部品のことを少し。
自分がこの趣味を始めてから早四半世紀が過ぎました。
この間に少しではありますが、幾つかの当時物の純正部品を入手する事が出来ました。
当時物の部品は独特のワイン色っぽい箱に入っており、センスの良いデザインなのが特徴です。(好きだからそう思っているのかもしれませんが)
日産合併後は中身は同じでも箱は基本日産純正の物に変わります。
部品によっては箱を入れ替えて流通させた物もあるとか。
逆に平成になってからも旧プリンス時代の純正箱に入った部品が出てくるという事もあったらしいです。
(極一部の需要の少ない長期在庫部品で稀にあったようです)
部品と言うのは合併したからといって突然供給が途絶えるわけではなく、
合併後も当然部品の供給は続きましたし、今でも極々一部の部品は入手可能なようです。
もちろん今は日産純正部品として出てくるわけですが、
合併初期には旧部品そのままの梱包に日産のステッカーが貼り付けられていました。
その後に部品が枯渇して再生産されると、順次日産純正の箱に切替えれられていったのであろうと思われます。
旧プリンス系の部品にはそれと分かる部品番号が付いています。
日産合併後も供給が続いた部品には、プリンス時代の部品番号末尾にアルファベットの「P」が追加されました。
なので、単純に一番最後にPが付いた部品は旧プリンス系の部品と言うことが分かります。
日産系の純正部品とは番号の付け方が違うので、見る人が見れば日産の箱入りでもすぐにプリンス系の部品かどうかは分かりますし、日産の部品番号と重複する番号は当然存在しません。
合併前は当然のことですがプリンス独自の付番方法でしたが、富士精密時代からプリンス時代にかけても部品番号の付番方法の変更がありました。
今でも見ることの出来る、番号の最後に「P」の付く部品番号はプリンス時代から続く物ですが、
それ以前の富士精密時代の番号はそれとは全く違う部品番号だったので、自分には車種の判別がつかないです。
その後は今でも見ることの出来るおなじみの(知ってる人にはですが)番号になるのですが、これも部品を見ただけではどの車種のどこに使う部品なのか普通の人なら悩みます。
メーカーから取り寄せる場合は必要な部品をオーダーして購入するので当然自分が入手した物がどんな部品か分かりますが、スワップミートや個人から入手した場合は必ずしも分からない事があります。
部品形状で判断できる事も多いですが、
エンジン部品や細かなインナーパーツの場合は実際に見たことのないものも多くて判断できない事も多いです。
こんな時唯一頼りになるのは箱に記載されている部品番号になります。
このような時、これらを解読する為には旧いパーツリストが必須になります。
下の写真は幾つか所有している純正部品の一つなのですが、
自分の手元にある唯一の旧番号の部品番号は「A41-100-129」というもので、部品としてはコンロッドメタルになります。
自分なりに解読すると、A41は1500CCエンジンの事だと推測できるので(この頃のエンジン型式はGA4,GB4の2種類で、GAは1500CCでGBは1900CCエンジンだった為)1500用エンジンのメタルだろうと考えられます。
残念ながら旧番号のパーツリストは保有していないのでちゃんと調べることは適いませんが、箱のデザインが好きで長い事所有しているのですが、入手時より部品が全数揃っていなかったのであくまでも観賞用として自己満足で持っている部品です。
次の幾つかの部品はまさしくプリンス時代に流通したであろうという物で、番号末尾に「P」がありません。
この後になって日産合併後に出た部品は同じプリンス純正箱入りでも番号末尾にPが入ります。
ただ、ほとんどの場合はスタンプで押されているだけです。
この日産合併後出てきた部品には少なくとも番号にPが入っているだけの物と、プラス日産のステッカーが貼られている物の2種類が見られます。
この後は順次日産の箱入りになり、番号を確認しないとプリンス系部品かどうかの判断ができなくなります。
ここでちょっと珍しい箱を一つ。
通常の箱は紫系のカラーなのですが、この箱は黄色と黒の2色で出来ています。
時代的にはプリンス自工時代で富士精密時代ではありません。
滅多にみる事がないものなんですが、どうして色を分けているのかが不明です。
一説には産業用の純正部品ではないかとの事ですが、詳細は不明です。
部品番号を見ると通常品にもある番号なので、どちらにも使えることは間違いないです。
この辺りについては幸い何種類かのパーツリストを所有しているので、ある程度は調べがつきます。
このように旧い部品は、それ一つをとっても歴史を感じる事が出来ます。
まさに考古学的な面白さといったら良いですかね?
同じ部品でも時期によって材質や製作方法が変わっていることもあり、マニアックになればなるほど興味をそそられる部分でもあります。
拘れば拘るほど初期モノに心を奪われるんですよ。
究極は、自分の所有する車の新車時に付いていた部品と同じ製法、形状で、尚且つ当時物の部品を入手する事だったりします。(分かってくれる人います?)
自分も同じ部品なら日産純正の箱よりもプリンス純正箱入りの部品が欲しいです。
でもほとんどの場合プリンス純正箱入りのほうが価格設定が高かったりします(泣)
まあ、今更選べるような状況ではないですが。
このように初期の純正部品に拘ってはいるものの、もし自分のクルマに必要になったら躊躇なく使えるのか?
と言われたら、相当躊躇すると思います。
これがもし日産純正の箱入りで同じ物を持っていたら間違いなくそっちから使います(笑)
しかし、フィルターやゴム類なら間違いなく新しいものの方が安心して使えますけどね。
とか何とか言ってますが、今のところ自分の車は当分直せそうにないので、
これからもしばらくは部品を見て悦に浸っていることと思います。
それではまた
花粉症始まってます・・・
・・・さて、今回は自分の好きなプリンス自動車の純正部品のことを少し。
自分がこの趣味を始めてから早四半世紀が過ぎました。
この間に少しではありますが、幾つかの当時物の純正部品を入手する事が出来ました。
当時物の部品は独特のワイン色っぽい箱に入っており、センスの良いデザインなのが特徴です。(好きだからそう思っているのかもしれませんが)
日産合併後は中身は同じでも箱は基本日産純正の物に変わります。
部品によっては箱を入れ替えて流通させた物もあるとか。
逆に平成になってからも旧プリンス時代の純正箱に入った部品が出てくるという事もあったらしいです。
(極一部の需要の少ない長期在庫部品で稀にあったようです)
旧プリンス系部品の箱の移り変わり
部品と言うのは合併したからといって突然供給が途絶えるわけではなく、
合併後も当然部品の供給は続きましたし、今でも極々一部の部品は入手可能なようです。
もちろん今は日産純正部品として出てくるわけですが、
合併初期には旧部品そのままの梱包に日産のステッカーが貼り付けられていました。
その後に部品が枯渇して再生産されると、順次日産純正の箱に切替えれられていったのであろうと思われます。
旧プリンス系の部品にはそれと分かる部品番号が付いています。
日産合併後も供給が続いた部品には、プリンス時代の部品番号末尾にアルファベットの「P」が追加されました。
なので、単純に一番最後にPが付いた部品は旧プリンス系の部品と言うことが分かります。
日産系の純正部品とは番号の付け方が違うので、見る人が見れば日産の箱入りでもすぐにプリンス系の部品かどうかは分かりますし、日産の部品番号と重複する番号は当然存在しません。
合併前は当然のことですがプリンス独自の付番方法でしたが、富士精密時代からプリンス時代にかけても部品番号の付番方法の変更がありました。
今でも見ることの出来る、番号の最後に「P」の付く部品番号はプリンス時代から続く物ですが、
それ以前の富士精密時代の番号はそれとは全く違う部品番号だったので、自分には車種の判別がつかないです。
その後は今でも見ることの出来るおなじみの(知ってる人にはですが)番号になるのですが、これも部品を見ただけではどの車種のどこに使う部品なのか普通の人なら悩みます。
メーカーから取り寄せる場合は必要な部品をオーダーして購入するので当然自分が入手した物がどんな部品か分かりますが、スワップミートや個人から入手した場合は必ずしも分からない事があります。
部品形状で判断できる事も多いですが、
エンジン部品や細かなインナーパーツの場合は実際に見たことのないものも多くて判断できない事も多いです。
こんな時唯一頼りになるのは箱に記載されている部品番号になります。
このような時、これらを解読する為には旧いパーツリストが必須になります。
下の写真は幾つか所有している純正部品の一つなのですが、
自分の手元にある唯一の旧番号の部品番号は「A41-100-129」というもので、部品としてはコンロッドメタルになります。
自分なりに解読すると、A41は1500CCエンジンの事だと推測できるので(この頃のエンジン型式はGA4,GB4の2種類で、GAは1500CCでGBは1900CCエンジンだった為)1500用エンジンのメタルだろうと考えられます。
残念ながら旧番号のパーツリストは保有していないのでちゃんと調べることは適いませんが、箱のデザインが好きで長い事所有しているのですが、入手時より部品が全数揃っていなかったのであくまでも観賞用として自己満足で持っている部品です。
次の幾つかの部品はまさしくプリンス時代に流通したであろうという物で、番号末尾に「P」がありません。
この後になって日産合併後に出た部品は同じプリンス純正箱入りでも番号末尾にPが入ります。
ただ、ほとんどの場合はスタンプで押されているだけです。
この日産合併後出てきた部品には少なくとも番号にPが入っているだけの物と、プラス日産のステッカーが貼られている物の2種類が見られます。
この後は順次日産の箱入りになり、番号を確認しないとプリンス系部品かどうかの判断ができなくなります。
ここでちょっと珍しい箱を一つ。
通常の箱は紫系のカラーなのですが、この箱は黄色と黒の2色で出来ています。
時代的にはプリンス自工時代で富士精密時代ではありません。
滅多にみる事がないものなんですが、どうして色を分けているのかが不明です。
一説には産業用の純正部品ではないかとの事ですが、詳細は不明です。
部品番号を見ると通常品にもある番号なので、どちらにも使えることは間違いないです。
この辺りについては幸い何種類かのパーツリストを所有しているので、ある程度は調べがつきます。
部品を集める楽しみ
このように旧い部品は、それ一つをとっても歴史を感じる事が出来ます。
まさに考古学的な面白さといったら良いですかね?
同じ部品でも時期によって材質や製作方法が変わっていることもあり、マニアックになればなるほど興味をそそられる部分でもあります。
拘れば拘るほど初期モノに心を奪われるんですよ。
究極は、自分の所有する車の新車時に付いていた部品と同じ製法、形状で、尚且つ当時物の部品を入手する事だったりします。(分かってくれる人います?)
自分も同じ部品なら日産純正の箱よりもプリンス純正箱入りの部品が欲しいです。
でもほとんどの場合プリンス純正箱入りのほうが価格設定が高かったりします(泣)
まあ、今更選べるような状況ではないですが。
このように初期の純正部品に拘ってはいるものの、もし自分のクルマに必要になったら躊躇なく使えるのか?
と言われたら、相当躊躇すると思います。
これがもし日産純正の箱入りで同じ物を持っていたら間違いなくそっちから使います(笑)
しかし、フィルターやゴム類なら間違いなく新しいものの方が安心して使えますけどね。
とか何とか言ってますが、今のところ自分の車は当分直せそうにないので、
これからもしばらくは部品を見て悦に浸っていることと思います。
それではまた
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