2015年08月09日
スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part32 愛知対秋田
大きな声援に包まれていた。
王者山王工業を中心とした秋田が入場してきたからだ。
深津「今日からが本番だピョン。中山、お前も沢北の代わりをしっかり
してもらうピョン。」
中山「さ、沢北の代わりなんて。あの人は天才ですよ!!」
堂本「まあ、お前に期待してるってことだ。お前は変なプレッシャーに負けず
いつも通りプレーしてくればよい。周りの連中がしっかりフォローして
くれるさ。」
野辺「今日は大変になりそうだな。俺たちがゴール下で踏ん張らないと。」
河田「向かってくる奴は容赦しない。たとえ1年であってもだ。
ちょっと森重とやるのは楽しみだな。」
野辺「・・・。そう簡単ではなさそうだぞ。あのサイズは。」
河田「楽しみじゃないか。今までは燃えさせてくれる相手がいなかったんだ。」
堂本「今日は、一ノ倉、お前がスタメンだ。お前は、諸星につくんだ。
しっかり押さえてくれよ。」
一ノ倉「はいっ!!しっかり押さえます。」
そうこうしているうちに、愛知選抜が入ってきた。
森重「王朝の人気はすごいな。会場がすでに湧いてやがる。」
諸星「・・・。沢北がいない今回はチャンスだ。秋田に勝つぞ!」
上杉「諸星さん、パスをたくさん回しますよ。遠慮なく決めて下さい。」
諸星「おう!どんどん回せ。今日こそ、森重よりたくさん点を取ってやる。」
諸星の後輩で2年生の上杉は、PGとしてここまで愛知選抜を引っ張ってきた。
陰の主役といっていいほどの活躍ぶりだった。
安西「さて、この試合もしっかり見ておきましょう。
桜木君、あなたの将来のライバルたちの試合ですよ。」
桜木「ぬ。この天才にライバル?」
安西「森重君は、夏にブレイクしましたが、やはり厄介そうな選手です。
あなたが今後全国制覇するためには大きな壁になりますよ。」
桜木「(あの巨漢か・・・)。まあ高みの見学と行くか。」
田岡「俺たちは、夏見ていないからな。どの程度の選手かしっかり見て
おこう。冬の選手権もあるからな。
(負けませんよ。安西先生)」
その頃、神奈川選抜も会場入りし、試合を見学する体制になっていた。
高頭「牧、どっちがやりやすい?」
牧「夏のリベンジをしたいですね。愛知としたいです。
秋田ともしてみたいですが、どちらかといえば愛知ですね。」
高頭「そうか。
(湘北のメンバーは山王に勝っているとはいえ、チームの完成度は
秋田だな。うちは、愛知の方がやりやすそうだが・・・)」
宮城「深津・・・。アイツのディフェンスも面倒だったな。
この相手にどんな動きをするか客観的に見させてもらうぜ。」
三井「なんだ、客観的なんて難しい言葉使いやがって。まあ、この試合は
面白くなりそうだ。愛知には夏の借りを返したいがな。」
高頭「(そうだったな。湘北は愛和学院に負けたんだったか・・・。)」
スターティングメンバーが発表された。
秋田選抜
深津
野辺
河田
一ノ倉
中山
愛知選抜
諸星
梶原
上杉
森重
田代
弥生「早速、堂本監督が勝負をかけてきたわね。調子が良かった松本君では
なくて、一ノ倉君を起用しているわ。愛知はいつも通りのメンバーね。」
中村「確かに。諸星君を警戒しているんでしょうか?」
弥生「そうね。森重君も注意しなければいけないけど、やはり
ポイントゲッターは諸星君ね。」
中村「山王工業は、そういう小細工をしないで王者らしく振舞ってほしかった
ですが。」
弥生「小細工ではないわ。最善を尽くしているのよ。
(もう負けは味わいたくないってことね。)」
そんな中、準決勝第1試合が始まった・・・。
(続く)
王者山王工業を中心とした秋田が入場してきたからだ。
深津「今日からが本番だピョン。中山、お前も沢北の代わりをしっかり
してもらうピョン。」
中山「さ、沢北の代わりなんて。あの人は天才ですよ!!」
堂本「まあ、お前に期待してるってことだ。お前は変なプレッシャーに負けず
いつも通りプレーしてくればよい。周りの連中がしっかりフォローして
くれるさ。」
野辺「今日は大変になりそうだな。俺たちがゴール下で踏ん張らないと。」
河田「向かってくる奴は容赦しない。たとえ1年であってもだ。
ちょっと森重とやるのは楽しみだな。」
野辺「・・・。そう簡単ではなさそうだぞ。あのサイズは。」
河田「楽しみじゃないか。今までは燃えさせてくれる相手がいなかったんだ。」
堂本「今日は、一ノ倉、お前がスタメンだ。お前は、諸星につくんだ。
しっかり押さえてくれよ。」
一ノ倉「はいっ!!しっかり押さえます。」
そうこうしているうちに、愛知選抜が入ってきた。
森重「王朝の人気はすごいな。会場がすでに湧いてやがる。」
諸星「・・・。沢北がいない今回はチャンスだ。秋田に勝つぞ!」
上杉「諸星さん、パスをたくさん回しますよ。遠慮なく決めて下さい。」
諸星「おう!どんどん回せ。今日こそ、森重よりたくさん点を取ってやる。」
諸星の後輩で2年生の上杉は、PGとしてここまで愛知選抜を引っ張ってきた。
陰の主役といっていいほどの活躍ぶりだった。
安西「さて、この試合もしっかり見ておきましょう。
桜木君、あなたの将来のライバルたちの試合ですよ。」
桜木「ぬ。この天才にライバル?」
安西「森重君は、夏にブレイクしましたが、やはり厄介そうな選手です。
あなたが今後全国制覇するためには大きな壁になりますよ。」
桜木「(あの巨漢か・・・)。まあ高みの見学と行くか。」
田岡「俺たちは、夏見ていないからな。どの程度の選手かしっかり見て
おこう。冬の選手権もあるからな。
(負けませんよ。安西先生)」
その頃、神奈川選抜も会場入りし、試合を見学する体制になっていた。
高頭「牧、どっちがやりやすい?」
牧「夏のリベンジをしたいですね。愛知としたいです。
秋田ともしてみたいですが、どちらかといえば愛知ですね。」
高頭「そうか。
(湘北のメンバーは山王に勝っているとはいえ、チームの完成度は
秋田だな。うちは、愛知の方がやりやすそうだが・・・)」
宮城「深津・・・。アイツのディフェンスも面倒だったな。
この相手にどんな動きをするか客観的に見させてもらうぜ。」
三井「なんだ、客観的なんて難しい言葉使いやがって。まあ、この試合は
面白くなりそうだ。愛知には夏の借りを返したいがな。」
高頭「(そうだったな。湘北は愛和学院に負けたんだったか・・・。)」
スターティングメンバーが発表された。
秋田選抜
深津
野辺
河田
一ノ倉
中山
愛知選抜
諸星
梶原
上杉
森重
田代
弥生「早速、堂本監督が勝負をかけてきたわね。調子が良かった松本君では
なくて、一ノ倉君を起用しているわ。愛知はいつも通りのメンバーね。」
中村「確かに。諸星君を警戒しているんでしょうか?」
弥生「そうね。森重君も注意しなければいけないけど、やはり
ポイントゲッターは諸星君ね。」
中村「山王工業は、そういう小細工をしないで王者らしく振舞ってほしかった
ですが。」
弥生「小細工ではないわ。最善を尽くしているのよ。
(もう負けは味わいたくないってことね。)」
そんな中、準決勝第1試合が始まった・・・。
(続く)
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