2015年07月11日
スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part27 同点
神奈川代表 38
大阪代表 40
仙道「さぁ、まずは追いつこーか!一本止めましょう!」
彦一「さすが、仙道さんや。こんな試合でも楽しんどるで。
ここからが楽しみや。」
土屋「ちっ、中々一筋縄ではいかないな。」
南「あぁ、こうでなくてはな。土屋、ボール回すで。」
岸本「俺も決めてやる。ボールをよこせや。」
南「あぁ、岸本。お前も動き回ってもらわないと厳しいからな。」
早速、遠藤から板倉にボールを入れ、すかさず南にボールを回した。
牧「南よ。付け焼刃のガードで通じると思うなよ。」
そういうと、牧は南の行く手を遮った。
そこへ土屋がボールをもらいに来た。
南と土屋が交差し、手渡しで土屋へボールを回したように見えた。が、それはフェイクだった。
交差した瞬間、南がリターンし、カットインした。
一瞬、牧は南を見失ってしまった。南は、ミドルレンジで急ストップし、シュートモーションに入った。
彦一「は、早いで。」
宮城「・・・。さすがに、早いな。」
藤真「しかし、しっかりついている奴もいるな。」
南と土屋が交差した瞬間、仙道は南のマークに切り替えていた。
仙道が南のシュートをブロックした。
仙道「ソッコー!」
仙道から牧へパスが出た。
神奈川の速攻に素早く反応したのは、流川だった。
板倉がかろうじて戻ろうとしていたが、そのスピードの差は歴然としていた。
(ドッガーーン)
流川の豪快なスラムダンクが炸裂した。
神奈川代表 40
大阪代表 40
彦一「来た来たキタで〜。」
三井「相変わらず派手な奴だな。」
流川「ここからは突き放すのみだ。」
そういって流川は速攻でディフェンスに戻った。
しかし、ここから簡単には突き放せなかった。
土屋の個人技が冴えわたり、大阪はポイントを重ねた。
一方の神奈川も、この試合をコントロールしていたのは、牧ではなく仙道。
仙道のディフェンス、パス回しでポイントを重ねた。
神奈川代表 60
大阪代表 60
第3Qが終了した時点でまったくの互角だった。
しかも、得点が60点と点取りチームの神奈川と大阪の試合とは思えないロースコアゲームになっていた。
弥生「重苦しい試合展開ね。予想外やわ。お互い守備からゲームを作っている。」
中村「どちらも守備が思ったよりしっかりしてますね。」
弥生「神奈川は、赤木君がどっしり構えているのが大きいわ。大阪は、意外とチーム全体でディフェンスができてるわ。
豊玉も夏のIHでは監督ともめてたけど、基礎練習の成果が出てきているんじゃないかしら。」
中村「そうですね。しっかり腰を落としてディフェンスしてますもんね。」
膠着した状態の中、とうとう智将高頭が動く!
(続く)
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