2023年03月05日
路線バスと乗用車の衝突事故について
3/3に横浜市栄区で路線バスと乗用車が衝突する事故がありました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230303/k10013997811000.html
バスの乗客など11人が軽い怪我をしたものの、死者はおらず大惨事にはならなかったようです。
ただ、ガラスの破片が飛散するなどの事故の様子を見た会社員の方からは、「自分も気を付けないといけないな」と思ったとのこと。
警察によると、丁字路の交差点で路面バスと乗用車が衝突。
乗用車が交差点で右折しようとしたところ、対向車線を直進していた路線バスと衝突したとみられるとのことで、事故の状況については調査中だそうです。
この事故のように、もし、バスの乗客だったとしたら、損害賠償請求はどこにすればよいのか?
今回は、そんなテーマをご紹介していけたらなーと思ってます。
バス乗車中の事故の損害賠償請求先は?
基本的には、バスの乗車中の事故については、バスの運営会社に対してするのが一般的です。
法律上、バスの運転手も責任を負ってはいますが、はっきり言って、バス会社に対して請求するほうが、支払われる可能性も高いって感じはしますよね。
では、上記の事故のように、バスが別車両と事故を起こした場合はどうでしょう?
この場合は、過失割合によって請求先が異なることになります。
たとえば、バスと別車両の両方に過失があれば、基本的には両者に対して全額請求し、支払われた後に、向こう側で勝手に調整してもらうといった感じです。
一方で、バスと別車両のいずれかが100%悪い事故であれば、責任のある側に全額請求するのが基本となります。
損害賠償請求では何を請求できるの?
怪我をしているのであれば、治療代や怪我を負わされた苦痛に対しての慰謝料請求が可能となっています。
怪我をしていない場合は、所有物が壊れてしまったなどの損害があれば、修理代相当額を請求することが可能となっています。
なお、入通院するほどの怪我を負っている場合、損害賠償額は高額になりやすいです。
バス事故の場合、被害者本人が賠償額の交渉の席に立つことになるため、保険会社側に言われるがままの金額で応じてしまうケースが多発しています。
正直なところ、交通事故の損害賠償額は、弁護士に依頼してしまったほうが、適正額の回収はもちろん、負担や時間もはるかに削減できることになります。
もし、バス乗車中の事故で入通院が必要なほどの大きな怪我を負ってしまったのであれば、弁護士への相談、そして依頼を検討することを当ブログとしてはおすすめします。
ではでは今日はこの辺で。
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