2年間、父親は、まともな食事をとらず、お酒を 飲んだくれては寝るといった生活をずっと続けていたんです。
誰とも口を利かず、家に閉じこもり、もちろん私とは、敵対し、
食品を買い置きしても手をつけようともせず、平気で、腐っても知らん顔、
話しかけても、恐ろしい顔をして、怒鳴り、無視をし、おまえなんか大嫌いと言われ、
手がつけられない状況になっていったんです。
私も、どうしていいかわからないし、、
母親の看病で、、仕事を辞めてしまっていたので、1人借金をしながら、マンションがあるし、
父親のように悲しみにくれることも出来ず、働かざるおえない状況だったので、
実家から仕事へ行き、実家に帰り、自分のマンションに帰る生活でした。
マンション維持の為、夜もホテルのフロントで働き、2年が過ぎていったんです。
ある日、父親が、目で私を見ていたので、どうしたのか聞くと、動けなくなった、、、と
すぐ病院へ連れて行きました。母親のいた病院は嫌だと言うので、
ちょうど、土曜日で、他の病院は、閉まっていて、泣きながら、近くの消防署へ行ってました。
事情を話すと、開いている病院を紹介してくださり、急いで、実家へ帰り、父親をひっぱるように
病院へ連れて行きました。
即、入院です。
理由は、きちんとした食事をとる為でした。
病院に事情を話すと、私が白い目でみられました。
何故、ここまで、ほっておいたと言わんばかりに、、食事の習慣が出来て、元気になったら
退院するという約束までさせられました。
病院の気持ちもわからなくはないけれど、
私は、自分が犯罪者にでもなったような、後ろめたい気持ちになると同時に、
もちろん反省もしたし、情けなくって、悲しくて、毎日病院へ行きました。
続く