誤解が進むような内容たったとおもいます。
番組では尾崎は不良や、社会への反抗ソングをつくっていたが、実際にはそんなに不良でもなかった、社会にでたり、子供ができて尾崎は良い方へかわったというめでたし、めでたしみたいな内容でした。
尾崎が10代からかかえていた、愛情への異常な固執、情緒不安定、(だからこその天才的な詩の描写)が根底にあってさらに彼は精神分裂ともおもえるような「もう一人の自分」と自己で葛藤していました。(むしろその部分が尾崎豊野本質ともいえます)
その部分が社会にでてもいわば治らす、そのことに尾崎豊は苦しみつづけます。
子供がうまれてからも、悲しみと愛情固執に周りの人間もふりまわされることになります。
このようなことがまったく触れられていなかったのでは尾崎豊を理解するには到底できないとおもいます。
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