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2024年10月05日
強風でも釣りに行きたい!強風時の“3つの対策”
北風などの季節風や気圧配置などによりもたらされる強風。
適度な風は釣りに好影響を与えてくれることもありますが、“強風”は釣りがやりづらいですよね......。
今回は、風が強い中でも釣りを成立させるための強風時の“3つの対策”を紹介します。
冬の厄介な北風が...。
出典・photoAC
四季折々の日本。
自然が相手の魚釣りでは、季節ごとの特徴を肌で感じることも多いですよね。
その中でも特に厄介なのが、冬に北西方向から吹く季節風。
風は釣果につながる要因にもなるので、風に泣かされることもしばしば......。
それでも釣りに行きたい!
出典・photoAC
厄介な厄介な強風。
でも、風が吹こうが、それでも釣りに行きたい!
強風下でも釣りをするために対策したい3つのことを紹介します。
対策@.ポイント選び
出典・photoAC
細い糸の先から魚の反応を感じ取らなければいけない釣りにとって、情報伝達を遮る風は本当に厄介極まりない存在です。
場所によっては全く釣りにならないポイントもあり、高波の発生から危険度も高くなります。
前々から予定を立てていたのに爆風・・・なんてこともよくある話ですよね。
爆風予報の場合、どのように立ち回れば良いのか掘り下げてみていきましょう。
ポイント選びを入念に!
強風時の釣りにおける“ポイント選び”は最重要項目です。
天気予報やスマホアプリなどを活用し、「風速」と「風向き」を注視しましょう。
風速は風当たりの弱い実績ポイントがないかを確認しましょう。
風向きに関しては、風上に山などの遮蔽物が存在し風裏になる場所を選びましょう。
ターゲットや釣り方で影響の大きさは変わってきますが、キャスト方向に対して“正面もしくは背面”に風が吹く立ち入りに入ることがベストです。
どうしようもない場合は?
風速10メートルを超えるような場合、もっとも風が弱いポイントでも釣りに影響するレベルで風が吹いていることがあります。
安全面を考慮して釣りを断念せざるを得ないこともあります。
ですが、湾内や港内の最奥でも釣れることがあるので、一度チェックしてみましょう。
風によってポイント変更を余儀なくされた場合は、その場所で実績のあるターゲットに狙いを変えることも強風時に釣果を生み出すポイントです。
対策A.ライントラブル
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風が吹くと起きやすくなるのが、“ライントラブル”です。
キャスト時に放出されたラインが何重にも重なってガイドに絡まった瞬間は、心が折れてしまいますよね......。
強風時には特にライントラブルに注意しなければいけないので、対策を行いながらトラブルレスな釣りを意識しましょう。
フェザリング・メンディングを徹底
風が強いと、キャスト時に放出されるラインが強風の影響で余分に出てしまいます。
この余分なラインが、糸フケ・糸ヨレなどを原因にトラブルの引き金に......。
キャスト時には余分なラインを極力発生させないために、「フェザリング・ベイトリールの場合はサミング(人差し指または親指でラインの放出をコントロールすること)」を徹底しましょう。
羽で抑えるようなタッチでラインをコントロールすることが由来となっているフェザリングですが、やり方はそれぞれなので、自分に合った方法でマスターしましょう。
ルアー・仕掛けが着水したら、ラインが風で煽られなようにロッドを下げつつ余分な糸フケを巻き取りラインメンディングをしましょう。
ラインメンディングとは、簡単に言えばキャスト後のラインを一直線にすることです。
ライメンディングをしないと、ラインがたわんだ状態で巻き取ってしまい、次のキャスト時にバックラッシュをする原因になります。
対策B.ルアー操作
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強風はルアーの操作・動きにも大きな影響を及ぼします。
ルアーがきちんと動かないと言うことは、魚に不信感を与え見切られる可能性が高くなるということです。
強風時でも工夫をすることで、風の影響を少なくすることが可能です。
ルアーのウエイトを上げる
海面は潮流だけではなく、風の影響による流れやうねりが発生しているケースが多いです。
なので、トップウォーターやフローティング、重量の軽いルアーは普段のアクションが難しくなります。
そんな場合は、ルアーのウエイトをアップさせてみましょう。
メタルジグ・バイブレーションなどは繊細なアクションを必要としないものも多く、ウエイトも稼げるため、風対策には最適なルアーです。
ラインを水に浸ける
ライントラブルのところでも紹介しましたが、強風時は“ラインメンディング”が重要です。
海面から竿先まで露出しているラインに風を受けてしまうと、実は海中にあるルアーの動きにも影響しています。
特にフォールで当たりが出ることの多いエギング・アジングでは、風の影響でキャスト位置から風下の方へ流されたりと、狙いたいコースから外れる事は当然のように起ります。
対策としてラインはなるべく水へつけ、風を当てないように心掛けましょう。
風を味方に!
釣りの天敵とも言える強風。
しかし、風向きによっては飛距離を伸ばせたり、ベイトが岸まで寄せてくれたり、嬉しいこともあります。
強風時は風を味方に付けることが、釣果を伸ばすポイントではないでしょうか。
ただ、強風時は危険度が増し、怪我や事故に繋がる恐れが高くなります。
釣りを行う際は安全第一を心掛け、決して無理のない釣行を行いましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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どの素材のジグが良いのかわからない方必見!メタルジグの素材の違いは?
一般的にメタルジグと言えば鉛素材ですよね。
近年では、タングステン素材のメタルジグも増えてきました。
メタルジグに使われる素材は他にもいくつかあります。
「結局何が違うのか?どの素材のメタルジグを選べば良いのか?よくわからない。」
今回はメタルジグの素材による違いをまとめていきます。
違いと特徴を理解すれば、釣果が伸びるキッカケになるかもしれません。
基本的な違いは“比重”
出典・photoAC
一般的に流通しているメタルジグの素材には、定番の鉛をはじめ、最近増えているタングステン、その他にアルミ、鉄、錫(すず)があります。
これらの素材の違いは“比重”です。
比重とは単位体積あたり質量(物質の密度)を基準となる標準物質の密度との比です。
今回は基準となる標準物質の密度が 水 になります。
水の比重が1なので、比重が大きいほど水に沈むスピードが速くなります。
つまり、「比重の違い=フォールスピードの違い」と捉えるとわかりやすいですね。
各素材の比重は次の通りです。
どう使い分けるか
では、どの素材のメタルジグを、どう使い分ければ良いのか?
一般的なメタルジグは鉛です、これを基準として考えます。
もちろん、鉛よりどの素材が優れているというわけでなく、適材適所があります。
各素材の特徴を見てみましょう。
鉛
メタルジグでは最もポピュラーな鉛。
加工しやすいので量産が可能なので、安価で各メーカーから色々な種類のジグがラインナップされています。
アングラーとしても色々なタイプ・ウエイト・カラーを揃えたいので、そういった意味でもスタンダードになります。
比重は11.34と他の素材の真ん中ぐらい。
大きさとフォールスピードのバランスが良いので、フィールドの状況や潮の様子などを確認するために、まず最初の一投は鉛で探るのがオススメです。
タングステン
タングステンは、比重が19.3とメタルジグの素材の中で最も比重の重い素材です。
なので、タングステンだと沈むスピードが最も早いジグになります。
水深のあるエリアや潮の流れが速くて底を取るのが難しいときに活躍します。
早く底を取れるので、手返し良く釣りをすることも可能です。
比重の重さを活かして、同じ重さでも鉛よりコンパクトなジグを作れるので、小さなベイトフィッシュを捕食するターゲットにも効果的。
ただ、鉛に比べて価格が高いので、手を伸ばしづらいのが難点ですね。
鉄・錫
鉄が7.85、錫が7.31とほぼ同じ比重で、鉛よりもゆっくりとフォールします。
フォールスピードが遅いので、魚に対してゆっくりとアピールでき、長いフォール時間で喰わせの間を与えます。
潮が緩いときや活性が低くて食いが渋いときに活躍するジグです。
同じ重さでも鉛より大きくなるので、フラッシングによるアピール力も高くなります。
ただし、フォールが遅くジャークをするとラインスラッグが出やすいので、根掛かりやオマツリなどのトラブルも起きやすいです。
アルミ
比重が2.5〜2.8とメタルジグの素材の中で最も比重が軽い素材です。
フォールが非常にゆっくりで、潮の影響を強く受るので、流れの中を漂わせながら魚にアピールする際に有効になります。
オフショアジギングでは、ドテラ流などで船が流れている際にその特徴を生かして広く探ることが可能です。
同じレンジをキープしやすいのも特徴です。
ジグの大きさもとても大きくなる分アピール力は高くなりますが、マッチザベイトがとても大切になります。
オフショアの釣りで使用されることが多く、タングステンよりも高額になるので、手を伸ばしづらい素材ですね。
一長一短を使い分ける
ソルトゲームでは定番のルアーとして人気の高いメタルジグ。
どの素材も、一長一短あり、海の状況・魚の活性等に合わせての使い分けが大事です。
上手く使い分ければさらなる釣果も夢じゃない!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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