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2024年06月14日
【釣れない原因】魚が嫌う「音」「匂い」には気をつけよう!
魚には「嗅覚」「視覚」「聴覚(内耳)」など、餌や天敵を判別するための機能が備わっています。
もちろん、人間の気配にも敏感。
今回は、釣れない原因にもなり得る魚が嫌う「音」や「匂い」について考えてみたいと思います。
これらに気をつければ、釣果UPにも期待できます。
魚が嫌う要素
出典・photoAC
魚には「嗅覚」「視覚」「聴覚(内耳)」など、餌や天敵を判別するための機能が備わっています。
当然、人間の気配にも敏感で、魚が人間に気付けば途端に喰わなくなることも......。
そこで今回は、魚が嫌う・警戒してしまう「音」や「匂い」について考察していきます。
ちょっとしたことを気をつけるだけで、釣果UPも期待できます。
音に気をつける
魚には「内耳」と呼ばれる耳と同じ働きをする部分があります。
この内耳を使って魚は音を聞いています。
また、側線によっても音による振動を察知することが可能です。
プレッシャーが高く人間に敏感な擦れたフィールドでは、音によって気配を察知されてしまう可能性が高いといえます。
更に言えば、空気中よりも水中の方が、音が伝わりやすいです。
水中では地上の約4倍のスピードで、音が伝わると言われています。
音なんか関係ないよという釣り人もいますが、魚釣りをする上で、「音」に気をつけるに越したことはありません。
喋り声・足音を抑える
水中にも音は届いているので、声のトーンは少し抑えて、魚に過度なプレッシャーを与えないように気をつけましょう。
もちろん、同行者の方と楽しくおしゃべりしながら釣りをするのもいいですが、周りの釣り人や近隣住民の迷惑になることも。
自分たちのことだけでなく、周りの人への配慮も忘れないようにしましょう。
また、釣り場を歩く音にも気をつけないといけません。
地面を伝わって水中に音が伝わってしまいます。
特に、岸壁際などを狙う際には、できるだけ足音を抑えて、釣り人の気配を感じ取らせないようにしましょう。
鳥(天敵)のような音はNG
魚の天敵の代表格である「鳥」。
海ではカモメ、淡水ではサギなどが有名ですよね。
鳥はくちばしを水中に突っ込んで魚を捕獲します。
その際に鳴る「ズボッ」という音は、魚にとって嫌な音の一つだと考えられます。
ルアーや仕掛けを投げたときの「着水音」は、着水時の姿勢によって似たような音が出やすいので、注意が必要です。
経験上、エサ釣りで仕掛けを投入するときはあまり気にする必要はないと思います。
しかし、ルアーの場合は「着水音」の違いで、魚の反応が変わることが多いように感じます。
特にルアーが後方から着水してしまうと、鳥がクチバシを水中に刺すときと似たような格好に。
そのような場合は、着水する前にサミング(ラインの放出を手でおさえる)をして、ルアーを腹側から落とすようにしましょう。
匂いにも敏感
出典・photoAC
魚にとって「匂い」は、餌を判別したり危険を察知するうえで、重要な役割を担っています。
では、釣りの時に気をつけなければならない匂いとはどのようなものなのでしょうか?
手の匂いに気をつける
ハンドクリームや香水などの匂い。
そのような“自然界には存在しない”匂いは、魚が嫌うことが多いです。
念のため、ルアーや仕掛けをセットする前に、手を洗っておくのがおすすめです。
血の匂い
“血の匂い”も魚が嫌いな匂いの一つです。
仲間が天敵に襲われたと感じて、一気に警戒心が高まることがあります。
同種の血液に匂いには、特に敏感なようです。
魚を締めた後の血が含まれた海水などは、狙っているポイントから少し離れた場所へ流すようにしましょう。
釣り人側が魚に合わせる
「聞こえてないだろ」「バレてないだろ」と思っていても、魚にはバレバレなことが多いです。
音や匂いなど、ちょこっと気をつけて釣りをするだけで、釣果を上げることができます。
是非参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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PEラインとバラシの意外な関係!ポンピングがバラシの原因に?
せっかくヒットした魚をバラしてしまう...。
それが苦労して掛けた1匹だったら、かなりメンタルに来ますよね...。
そんな“バラシ”の原因の一つにPEラインとの意外な関係があります。
バラシ原因はいろいろ
出典・photoAC
“バラシ”
釣り人ならば一度は経験ありますよね。
ラインブレイクやすっぽ抜け、フックが伸びたり、掛かりどころが悪かったり、乾いちまい之状態でファイとして身切れが起きたり、バラシの原因にも色々あります。
その中でも多いのは、ハリが魚の口からぽろっと外れてしまうフックアウトではないでしょうか。
返しの付いたハリはそう簡単には外れないはずなのに、ポロッといってしまう。
強引なファイトをすると起りがちな、バラシですよね。
強引なファイトでは、ハリが刺さった部分の身が裂けてハリ穴が広がってしまいます。
こうなるとせっかく刺さったハリも、簡単に抜けてしまう。
PEラインがバラシの原因?!
現代のルアーフィッシングで主流のPEライン。
このPEラインが、バラシの最大の要因になってしまうことがあります。
とは言っても、ルアーフィッシングで重要な飛距離・感度・強度と三拍子そろったPEライン。
アングラーに沢山の恩恵を授けてくれるPEラインですが、“柔軟性がない”というデメリットがあります。
これが、バラシの要因になってしまいます。
バレる最大の要因は「緩み」
柔軟性のないPEライン。
ナイロンラインのようにショックアブソーバーとしての機能はしてくれない。
ラインに伸びがないので、緩んだときにテンションが0になってしまう。
このテンションの「緩み」が、バラシの要因になってしまいます。
ロッドを起こして魚を寄せ、その分のラインをリールで巻き取るポンピングというテクニック。
これは、トップの位置で「さあ巻くぞ!」と力を込める直前にフックアウトする原因に。
柔らかいロッドなら、伸びがないラインの代わりにロッドが追従してくれるので、ナイロンラインほどは行かなくても多少は解消してくれます。
ドラグをゆるめに設定して、魚とのやり取りはドラグ任せにして、ポンピングをせずにゴリ巻きするのもバラさないためのテクニックと言えます。
バラさないコツは“リーリング”にある?!
出典・photoAC
では、ポンピングをしてもバラさないようにするにはどうすればいいのか?
「ポンピングをする際も常にリールは巻き続ける」
テンションが抜けやすいのは、ロッドを倒したり起こしたりするタイミング。
その時もリールを巻き続けていれば、テンションは保たれる。
ポンピングのテンションが抜けやすいタイミングを、意図的にリールでカバーしてあげるわけです。
最もテンションが抜けやすいロッドの動きが止まるところをリールでテンションを保つことで、バラシを大幅に減らすことができます。
ちょっとの意識でバラシを減らせる!
ラインテンションが緩まないようにファイトをする。
わりと当たり前のことですが、意外とできてないかもしれません。
ルアーフィッシングにおいて、PEラインが持つ飛距離と感度は外せません。
ラインテンションを抜かないファイトを心がけましょう。
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