2024年07月09日
ルアーが割れてる?!真夏の暑さは釣具にとっても大敵です!
“真夏の炎天下”
これは、釣り人だけでなく、釣具にとっても大きな脅威になります。
今回は、真夏の暑さで壊れやすい釣具を紹介します。
大事な釣具を暑さで壊されないように、しっかり対策しましょう。
真夏の暑さは“釣具”にとってもリスク
出典・photoAC
太陽がまぶしい季節。
最近の夏場は30℃・35℃以上はあたりまえ、地域によっては40近くになる場所も...。
こんな暑さの中で釣りをするのは、身の危険を感じますよね。
この危険な暑さは人体だけでなく、“釣り道具にもダメージ”を与える場合があります。
暑くなる車の中に放置したり、炎天下でコンクリートやアスファルトの上に置きっぱなしにすると壊れてしまう恐れがあります。
以下では真夏の暑さで壊れやすい釣具を紹介します。
ワームは熱で柔らかくなったり変色する
ワームは素材によって熱への耐性は違いますが、弱いものは一日車内など高温になる場所に放置したり、コンクリートの上などに置いておくだけで柔らかくなってしまいます。
素材によってはドロドロに溶けてしまうようなワームも......。
50℃を超えるような車内、熱くなるコンクリートの上、ボートデッキなどは特に要注意!
また、ワームは熱による軟化だけでなく、紫外線によって変色してしまうことも。
真夏は“高温と直射日光を避けて”保管するようにしましょう。
ハードルアーは熱膨張で割れる可能性アリ
ハードルアーの多くは中空のプラスチック製品。
なので、中の空気が温められることで膨張し、ルアーが変形する可能性があります。
場合によっては、プラスチックの継ぎ目からパキッと割れてしまうことも...。
熱がこもりやすいタックルボックスに入れた状態で、コンクリートやアスファルトの上に置きっぱなしにすると、数分程度で高温になり継ぎ目の弱いルアーは簡単に割れてしまいます。
それだけでなく、連日のように高温や紫外線に晒されることで、塗装が劣化したり日焼けしてしまいます。
ポイント移動の際に車のダッシュボードの上にポンッとルアーを置いてそのまま、なんてことは十分注意しましょう。
また釣行後、ルアーを水洗いした後に“炎天下で干すのもNG”です。
真夏の炎天下に干せば一瞬で乾くかもしれませんが、ちょっとでも放置しすぎるとルアーにとって大ダメージになります。
リールにとっても暑さは辛い
真夏はリールにとっても辛い季節。
オイルの種類によっては、暑さが原因で流出しやすくなってしまいます。
また、夏場にはグリス切れも起きやすく、巻き心地にゴロゴロ感が出てしまうことも。
夏場はこまめにリールのメンテナンスを行いましょう。
塩噛みが起きやすい
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これはあらゆる釣具に言えることですが、真夏は海水で濡れたものが“急速に乾く”ので塩噛みが起りやすくなります。
リールやロッドもですが、特にタモのフレームやジョイント部分は塩噛みしやすいですよね。
塩噛みを起こさないように、適宜、真水で洗い流すようにしましょう。
ロッドは固着に注意!
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カーボンやグラス製のロッドは、リールやプラスチック製のルアーと比べると、多少は熱に強いです。
しかし、真夏に起きやすいロッドのトラブルと言えば熱膨張による“継ぎ目の固着”です。
ねじりながら無理矢理抜こうとすると、ロッドの破損にも繋がるので気をつけましょう。
また、熱膨張だけでなく塩噛みも固着の原因になります。
塩噛みが原因で固着している場合は、40℃程度のお湯を掛けて数分温め、キッチンペーパーでジョイント部分を包んで5分ほど放置。
次に冷水や氷などでしっかり冷やしてから抜いてみてください。
真夏は釣具の保管に注意が必要!
釣り人にとっても釣具にとっても、真夏の猛暑や直射日光はとても危険。
気温の高さもあって釣行後家に帰ったらヘロヘロに疲れていても、高温になりやすい車内に放置しないようにしましょう。
また、釣り場での出しっぱなし置きっぱなしは、温められたコンクリート等の高温・直射日光・紫外線によって大きなダメージを受けてしまいます。
大切な釣具を長持ちさせるためにも、日差しと温度に気をつけて保管しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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