“堤防・漁港”
足場も良くて、海釣りにおいて最も手軽にエントリーできるので、ファミリーでの釣りにももってこいですよね。
しかし、堤防・漁港のどこで釣りをすれば良いのか、場所選びに迷ったことはありませんか?
今回は、堤防・漁港の狙い目ポイントを紹介します。
堤防・漁港でのポイントの選び方
出典・photoAC
海釣りの手軽なポイントとして真っ先に上げられるのが“堤防”や“漁港”ではないでしょうか。
堤防・漁港も大なり小なりあれど、どこを狙えばいいのか、場所選びは迷いどころ。
内湾?外洋?狙う魚種によっても違いがあるはずです。
堤防・漁港はどういった所が狙い目なのか?
今回は、堤防・漁港のポイントの選び方を紹介します。

堤防の先端
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堤防の先端は、潮通しが良く潮の流れが複雑にぶつかるポイントです。
潮の流れが複雑になる場所は、プランクトンが集まり、ベイトフィッシュが集まり、大型の魚も集まりやすい環境になります。
なので、先端は堤防釣りの基本のポイントと言えます。
●先端でも釣れない?!
堤防の先端は船が通りやすいように、底の砂や泥が平坦になっています。
地形変化のないところには魚が居つきにくいです。
潮通しが良くても、あまり釣れないと言った結果になることも...。
また、先端は人気ポイントでもあるので、多くの釣り人が入りハイプレッシャーになりやすいです。
魚がスレてしまっている可能性も考えられます。
壁際・角・つなぎ目
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堤防は複数のコンクリートをつなぎ合わせるように作られています。
なので、どこかに必ずつなぎ目があり、そういった切れ目・つなぎ目・壁際・角などは魚が居つきやすい絶好のポイントです。
陸からは隙間がないように見えても、水中では継ぎ目に沿って隙間ができていることが多く、根魚など隙間を住処にする魚もいます。
意外と見落としがちなので、見過ごしてしまわないようにしたいポイントです。

消波ブロック帯
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消波ブロック帯も、言わずと知れた狙い目ポイント。
魚が身を隠すのにも最適で、貝やカニなどの魚のエサとなる生物も多く、かなり魚影の濃いエリアと言えるかもしれません。
ただ、消波ブロックの上は足場の確保が難しく、滑りやすい危険な場所。
ブロックに乗っての釣りはあまりおすすめしません。
堤防と消波ブロック隙間だと、堤防で足場を確保して、隙間を狙えるのでおすすめです。
ミオ筋・ブレイクライン・かけ上がり
漁港の出入り口付近は、船が座礁しないように水深が確保するために、溝が掘られています。
その溝の両サイドはブレイク(かけ上がり)になっていて、魚の通り道となっています。
また、魚が寄りつきやすいポイントでもあるので狙い所です。
海の色が違っているところが目印になります。
仕掛けをボトム(底)まで落として、かけ上がりを通すように攻めてみましょう。

スロープ
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ライトゲームやとりあえず何か釣りたいという場合には、船を上げ下ろしするスロープ付近もおすすめです。
スロープなんかで釣れるの?と思うかもしれませんが、
スロープは、海藻や貝類などが自生していたりするので、結果的にエビやカニなどのエサになる生物が集まりやすくなります。
そして、捨て石などが入っていたり、浅い場所と深い場所が両方あるので、必然的にブレイク(かけ上がり)があります。
根魚などにとって、隠れ家(海藻や深場、捨て石)と餌場となる浅瀬(シャロー)が隣接しているので、絶好のポイントに。
さらには、フィッシュイーターと呼ばれる魚は、ベイトフィッシュ(小魚)を浅瀬に追い込んで捕食するので、アジング・メバリング・メッキ釣りなどにも良いポイントとなります。
ここを押さえておけばOK!
メインになるポイントから、ちょっとした穴場ポイントまで、いくつか紹介してきました。
もちろん、魚の活性やその日の状況などにより、釣れる釣れないはあります。
しかし、1つの場所でもポイントの選択肢があることで、魚に出会える可能性は高くなりますよ。
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