2023年09月09日
【秋の味覚】サンマのおいしさの秘密は「3つの○○」
日本人ならおそらく誰もが大好きであろう“サンマ”。
定番の塩焼きに、旬の時期ならお刺身も美味しいですよね。
どうしてサンマはこんなにも美味しいのか?
サンマの美味しさのヒミツは「3つの〇〇」にあった。
サンマのおいしさのヒミツ
出典・photoAC
日本人ならみんな大好きであろう“サンマ”。
脂肪も多く、サンマの塩焼きと言ったら秋の味覚の代表格ですよね。
旬の時期なら新鮮なお刺身なんかも美味しいですよね。
そんなサンマの美味しさのヒミツを調べてみました。
サンマってどんな魚?
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サンマのおいしさのヒミツの前に、まずはサンマがどんな魚なのかを軽く見てきましょう。
サンマは、北太平洋に広く分布するダツ目の魚。
ダツ目なので、実はメダカと同じ仲間だったりもします。
メダカとサンマの共通点としては、卵に纏絡糸(てんらくし)・付着糸と呼ばれるものがあり、卵が海藻などに絡みつくようになっています。
サンマの美味しさのヒミツは「3つの〇〇」
どうしてサンマはこんなにも美味しいのか?
そのヒミツは「3つの短い」にありました。
旬が短い
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1つめの短いは「旬が短い」。
生サンマが食べられるのは、9〜10月の“およそ1か月”だけ。
灰干しや冷凍など、1年通して食べることはできますが、旬はかなり短いですね。
新鮮な美味しいお刺身が食べられるのは、漁期の関係でたった1か月ほどしかないんです。
サンマ漁はサンマがオホーツク海にいる7月ごろから始まりますが、脂がのって美味しいのは、根室から襟裳岬(えりもみさき)沖あたりに南下する9〜11月頃。
腸が短い
2つめの短いは「腸が短い」。
サンマって、はらわた(内臓)も美味しく食べられますよね。
実はサンマは、“胃が無い”魚なんです。
「無胃魚」と言い、食べたのもが腸に直行し、そのまま肛門へつながっています。
腸が短いため20〜30分ほどで消化され、排出されます。
つまり、フンが少ないから、内臓も美味しく食べられるというわけです。
ちなみに、コイやメダカも無胃魚です。
寿命が短い
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旬が短い、腸が短いと来て、3つめの短いは「寿命が短い」。
サンマの寿命は1〜2年。
その短期間で約35センチほどまで大きくなります。
短期間で大きくなるために、プランクトンやエビ・小魚などエサをたくさん食べるので、脂を蓄えていて美味しいのかもしれません。
やっぱりサンマは美味しい!
以上、サンマの美味しさのヒミツでした。
ちなみにサンマには、血液をサラサラにするといわれる不飽和脂肪酸EPAと体内の悪玉コレステロールを減らし、脳細胞を活性化させ頭の回転をよくする効果が期待できるDHAが豊富に含まれてます。
サンマは美味しいだけじゃなくて、栄養も豊富ということですね。
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