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2016年07月01日

善光寺のパワハラ騒動・・被害女性が想い語る



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長野・善光寺の住職をめぐるセクハラ騒動。被害を訴える女性が、悲痛な思いを語りました。
およそ1400年の歴史を誇る長野県の善光寺で起きているセクハラ・パワハラ騒動に、歌舞伎俳優・市川海老蔵さんは、「生き仏とたたえられる方が、うわさでも、あってはならないことですね...」と語りました。市川海老蔵さんも、思わず苦言を呈したこの事態。

その渦中の人物が、善光寺の住職で、天台宗大勧進のトップ、「生き仏」といわれる小松玄澄貫主(82)。
60代の女性職員をデートに誘うなど、セクハラまがいの行為をしたとして、辞任を求められています。
パワハラ被害に遭ったという女性職員(60代)は、「ただ、つらい...。思い出すと、本当につらいだけで...」と語りました。
悲痛な思いを打ち明けるのは、小松貫主から、セクハラ・パワハラ被害を受けたという60代の女性職員。
誘いを断ると、女性職員に、不当な配置転換を命令。
これに対し、女性職員は、「自分の思うようにならなかった人は、みんな異動させられた。不当な人事異動をされた。みんな、まじめに仕事をしてきた中で、こういう人事は今までなくて、ものすごく怒りがある」と語りました。

さらに、ほかの女性職員に関する被差別部落への発言があったとして、問題視されているのです。
寺の象徴、「生き仏」とも呼ばれる住職が行ったとされる一連の行為。
これに対し、小松貫主は、「わたしは言ってない」と、問題の発言を否定した。
しかし、善光寺大勧進・春日英廣信徒筆頭総代は、「数名の方が証言をされてますので、客観的な事実通して、認めざるを得ない」と語った。

信徒による協議会は、先日、小松貫主に対して、辞任勧告を突きつけました。
パワハラ被害に遭ったという女性職員は、「なんで、ここまでされないといけないのか、本人に一番聞いてみたいです。病気にもなったり、食事がとれなくてね...。本当に、やせたりもしたし...」と語りました。
歴史ある寺のトップによる、一連の大騒動。小松貫主は、辞任勧告に対し、どのように答えますか・・・



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