2018年12月08日
12月8日は何に陽(ひ)が当たったか?
1979年12月8日は、アメリカのロック・グループ、Styx(スティクス)のシングル、"Babe(邦題:ベイブ)"が、Billboard HOT100シングルチャートの同年同月同日付で、1位を獲得した日です。Styxにとって初めての全米制覇です。昨日のデビュー作の紹介から、早い段階での紹介です。
"Babe"の誕生秘話は8月16日のブログ、アルバム、"Cornerstone(邦題:コーナーストーン)"は10月19日のブログでご紹介しましたが、"Babe"がどれだけヒットチャートを賑わしたかまではご紹介しませんでしたので、本編にてお話ししたいと思いますが、Styxが放ったシングルの中で、これほどのアクションを起こした楽曲はありません。
1978年の前作"Pieces of eight(邦題:古代への追想)"収録の"I'm Okay(邦題:アイムOK)"をフリップ・サイドにして、1979年の9月にリリースされました。9月と言っても、12月25日のクリスマスにしっとりと聴くことのできる名曲として計算していたわけではないと思いますが、陽の当たった12月8日に1位ということは、必ずや聖夜にて愛する彼女へこの名曲を聴かせた、あるいはこの曲をバックに愛する彼女に恋の告白をした確率は高いと思いますし、その日が最高の結果になったならば、彼らにとって人生を変えた、また後世に残る名曲として永遠に心に刻まれるでしょう。
Styxにとって最高のバラードとなった"Babe"は、1979年10月6日付HOT100シングルチャートに72位でエントリーしました。すると翌10月13日付では30ランクも上昇するという42位へジャンプアップします。10月20日付、"Babe"は3週目にして26位とTop40入りを果たし、翌週14位とTop20入り、エントリーから5週目の1月3日付で7位とTop10入りを果たし、1978年1月28日付で8位を記録した"Come Sail Away(邦題:永遠の航海)"の記録をあっさり塗り替え、次週で6位と、1975年3月8日付から2週連続6位を記録した"Lady(邦題:憧れのレディ)"の最高位記録に並び、翌週11月17日付で4位と最高位記録を更新、2週2位を記録した後、陽の当たった12月8日付HOT100でStyx初の全米No.1を記録したのです。2週1位を続けて、上位へ猛追してきたRupert Holmes(ルパート・ホルムズ。「ホームズ」、「ホームス」、「ホルムス」表記もあり)の"Escape (The Pina Colada Song)"に座を譲って下降していきました(3位→3位→6位→10位→23位→50位→79位→96位)。19週のチャートインのうち、Top40内14週、Top10内11週という見事なアクションを見せ、翌1980年のYear-Endチャートで堂々の20位を獲得しました。Adult Contemporary(当時はHot Adult Contemporary Tracks)でも16週チャートインし、1979年11月17日付で9位を記録、ゴールド・ディスクに認定されました。カナダでは早くから人気が定着しており、RPMシングルチャートではすでに4曲のTop10入りヒットを記録していましたが("Lorelei"の6位、"Come Sail Away"の9位、"Blue Collar Man [Long Nights]"の9位、"Renegade"の10位)、今回の"Babe"では6週間1位を記録する金字塔を打ち立て、同様にカナダのAdult Contemporaryチャートでも1位を記録、結果ゴールド・ディスクに認定されました。さらにイギリスのUKシングルチャートでも6位と健闘(シルバー・ディスク認定)、南半球でもニュージーランドやオーストラリアでそれぞれ3位まで上昇し、南アフリカでも13週チャートインして最高位1位を記録しています。
"Babe"の大ヒットで、その後にリリースされた3枚のアルバムからも、それぞれTop10入りを果たしたバラード・シングルが生まれ("The Best of Times"の3位、"Don't Let It End"の6位、"Show Me The Way"の3位)、パワー・バラードでも十分闘えることが証明されたのでした。
"Babe"の誕生秘話は8月16日のブログ、アルバム、"Cornerstone(邦題:コーナーストーン)"は10月19日のブログでご紹介しましたが、"Babe"がどれだけヒットチャートを賑わしたかまではご紹介しませんでしたので、本編にてお話ししたいと思いますが、Styxが放ったシングルの中で、これほどのアクションを起こした楽曲はありません。
1978年の前作"Pieces of eight(邦題:古代への追想)"収録の"I'm Okay(邦題:アイムOK)"をフリップ・サイドにして、1979年の9月にリリースされました。9月と言っても、12月25日のクリスマスにしっとりと聴くことのできる名曲として計算していたわけではないと思いますが、陽の当たった12月8日に1位ということは、必ずや聖夜にて愛する彼女へこの名曲を聴かせた、あるいはこの曲をバックに愛する彼女に恋の告白をした確率は高いと思いますし、その日が最高の結果になったならば、彼らにとって人生を変えた、また後世に残る名曲として永遠に心に刻まれるでしょう。
Styxにとって最高のバラードとなった"Babe"は、1979年10月6日付HOT100シングルチャートに72位でエントリーしました。すると翌10月13日付では30ランクも上昇するという42位へジャンプアップします。10月20日付、"Babe"は3週目にして26位とTop40入りを果たし、翌週14位とTop20入り、エントリーから5週目の1月3日付で7位とTop10入りを果たし、1978年1月28日付で8位を記録した"Come Sail Away(邦題:永遠の航海)"の記録をあっさり塗り替え、次週で6位と、1975年3月8日付から2週連続6位を記録した"Lady(邦題:憧れのレディ)"の最高位記録に並び、翌週11月17日付で4位と最高位記録を更新、2週2位を記録した後、陽の当たった12月8日付HOT100でStyx初の全米No.1を記録したのです。2週1位を続けて、上位へ猛追してきたRupert Holmes(ルパート・ホルムズ。「ホームズ」、「ホームス」、「ホルムス」表記もあり)の"Escape (The Pina Colada Song)"に座を譲って下降していきました(3位→3位→6位→10位→23位→50位→79位→96位)。19週のチャートインのうち、Top40内14週、Top10内11週という見事なアクションを見せ、翌1980年のYear-Endチャートで堂々の20位を獲得しました。Adult Contemporary(当時はHot Adult Contemporary Tracks)でも16週チャートインし、1979年11月17日付で9位を記録、ゴールド・ディスクに認定されました。カナダでは早くから人気が定着しており、RPMシングルチャートではすでに4曲のTop10入りヒットを記録していましたが("Lorelei"の6位、"Come Sail Away"の9位、"Blue Collar Man [Long Nights]"の9位、"Renegade"の10位)、今回の"Babe"では6週間1位を記録する金字塔を打ち立て、同様にカナダのAdult Contemporaryチャートでも1位を記録、結果ゴールド・ディスクに認定されました。さらにイギリスのUKシングルチャートでも6位と健闘(シルバー・ディスク認定)、南半球でもニュージーランドやオーストラリアでそれぞれ3位まで上昇し、南アフリカでも13週チャートインして最高位1位を記録しています。
"Babe"の大ヒットで、その後にリリースされた3枚のアルバムからも、それぞれTop10入りを果たしたバラード・シングルが生まれ("The Best of Times"の3位、"Don't Let It End"の6位、"Show Me The Way"の3位)、パワー・バラードでも十分闘えることが証明されたのでした。
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posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽