2018年07月03日
7月3日は何に陽(ひ)が当たったか?
1982年7月3日は、イギリスのプログレッシブ・ロック・グループ、The Alan Parsons Project(アラン・パーソンズ・プロジェクト。APP)の6枚目のスタジオ・アルバム"Eye in The Sky(邦題:アイ・イン・ザ・スカイ)"からの先行シングルでタイトル曲、"Eye in The Sky(邦題:アイ・イン・ザ・スカイ)"が、Billboard HOT100シングルチャートで85位にニュー・エントリーした日です。この曲はAPPにとって最大のヒット曲となり、個人的にも現在においてもなお聴き続けているほどの大好きなナンバーです。
プログレという難解な曲の多さでシングル・ヒットに繋がりにくい中、APPはポップ性を決して失わず、これまでも"Damned If I Do(邦題:沈黙。US#27。1977)"や、"Games People Play(邦題:ゲームズ・ピープル・プレイ。US#16。1980)"、"Time(邦題:時は川の流れに。US#15。1981)"といったヒット曲を産み出しました。
彼らのこうしたヒット性は、グループの中心人物で、自身の音楽センスでThe Beatles(ビートルズ)やAl Stewart(アル・スチュワート)、Pink Floyd(ピンク・フロイド)などのエンジニアやプロデュース、アレンジなどを手がけてきた辣腕音楽家、Alan Parsons(アラン・パーソンズ)の存在と、ソウルフルなボーカルかつ、素晴らしいアルバムコンセプトを発想するEric Woolfson(エリック・ウルフソン)の存在が見事にマッチし、そのわきを固める凄腕のミュージシャンの完璧なパフォーマンスで完成されています。
6作目となった本作"Eye in The Sky"は、収録された1曲1曲が個性的であるにもかかわらず、これらはこのアルバムでしか聴くことができない魔法のようなアルバムで、一度聴くと忘れられない曲ばかりです。最後に収録された、アダルト・ポップス漂う"Old and Wise(邦題:オールド・アンド・ワイズ。UK#74)"を始め、シンフォニックを取り入れた壮大なスケールの"Silence and I(邦題:静寂と私)"、タイトルに似つかわしくない心地よいポップな"You're Gonna Get Your Fingers Burned(邦題:火傷<やけど>)"、これぞプログレッシブ・ロック"Mammagamma(邦題:ママガンマ)"、ファースト・シングルとはギャップが激しく、なぜかセカンドシングルに選ばれたホラー感漂うロック・ナンバー"Psychobabble(邦題:サイコバブル。US#57)"といった優れたナンバーが並ぶ中で、何もない闇夜から聞こえてきそうな1曲目のインストゥルメンタル"Sirius(邦題:狼星<シリウス>)が、グングンと盛り上がりを見せて、やがてベース音のみの静寂に入ると、そのまま2曲目"Eye in The Sky"に入っていきます(よってシングル・ヴァージョンはイントロがエディットされています)。エリックの魅力的な低音かつ温かみのある歌声が入り、ミディアム・テンポでうっとりと聞き惚れてしまう中で、最後のギターソロでドラマティックに盛り上がるも、終始淡々としたベースラインが不思議とマッチする、絶妙なAORサウンドです。これもAlanとEricのずば抜けた才能とセンスから産み出されたのでしょう。
陽の当たった1982年7月3日に85位でエントリーしたこの"Eye in The Sky"は、その後72位→56位→44位→35位と5週目でトップ40入りします。続いて、28位→23位→17位と、順調にTop20入りを果たしますが、次週は15位→14位→14位と停滞、過去2曲("Games People Play"の16位と"Time"の14位)のトップ20入りよりは上に来たので、この時点で最大のヒットなのですが、これで終わりかと思いきや、この次の週でいっきに9位にジャンプアップ、Top10入りを果たし、その後6位→6位→4位とじわじわ上がり、10月16日付で3位を獲得、3週間維持し、下降していきました。結局は25週チャートインする大ヒットを記録し、この年の全米年間シングルチャートでも32位を記録しました。さらには、カナダとスペインのシングルチャートでは1位に輝き、スペインではこの曲は年間シングルチャートで1位を記録する、後世に残る不朽の名作として残りました。
プログレという難解な曲の多さでシングル・ヒットに繋がりにくい中、APPはポップ性を決して失わず、これまでも"Damned If I Do(邦題:沈黙。US#27。1977)"や、"Games People Play(邦題:ゲームズ・ピープル・プレイ。US#16。1980)"、"Time(邦題:時は川の流れに。US#15。1981)"といったヒット曲を産み出しました。
彼らのこうしたヒット性は、グループの中心人物で、自身の音楽センスでThe Beatles(ビートルズ)やAl Stewart(アル・スチュワート)、Pink Floyd(ピンク・フロイド)などのエンジニアやプロデュース、アレンジなどを手がけてきた辣腕音楽家、Alan Parsons(アラン・パーソンズ)の存在と、ソウルフルなボーカルかつ、素晴らしいアルバムコンセプトを発想するEric Woolfson(エリック・ウルフソン)の存在が見事にマッチし、そのわきを固める凄腕のミュージシャンの完璧なパフォーマンスで完成されています。
6作目となった本作"Eye in The Sky"は、収録された1曲1曲が個性的であるにもかかわらず、これらはこのアルバムでしか聴くことができない魔法のようなアルバムで、一度聴くと忘れられない曲ばかりです。最後に収録された、アダルト・ポップス漂う"Old and Wise(邦題:オールド・アンド・ワイズ。UK#74)"を始め、シンフォニックを取り入れた壮大なスケールの"Silence and I(邦題:静寂と私)"、タイトルに似つかわしくない心地よいポップな"You're Gonna Get Your Fingers Burned(邦題:火傷<やけど>)"、これぞプログレッシブ・ロック"Mammagamma(邦題:ママガンマ)"、ファースト・シングルとはギャップが激しく、なぜかセカンドシングルに選ばれたホラー感漂うロック・ナンバー"Psychobabble(邦題:サイコバブル。US#57)"といった優れたナンバーが並ぶ中で、何もない闇夜から聞こえてきそうな1曲目のインストゥルメンタル"Sirius(邦題:狼星<シリウス>)が、グングンと盛り上がりを見せて、やがてベース音のみの静寂に入ると、そのまま2曲目"Eye in The Sky"に入っていきます(よってシングル・ヴァージョンはイントロがエディットされています)。エリックの魅力的な低音かつ温かみのある歌声が入り、ミディアム・テンポでうっとりと聞き惚れてしまう中で、最後のギターソロでドラマティックに盛り上がるも、終始淡々としたベースラインが不思議とマッチする、絶妙なAORサウンドです。これもAlanとEricのずば抜けた才能とセンスから産み出されたのでしょう。
陽の当たった1982年7月3日に85位でエントリーしたこの"Eye in The Sky"は、その後72位→56位→44位→35位と5週目でトップ40入りします。続いて、28位→23位→17位と、順調にTop20入りを果たしますが、次週は15位→14位→14位と停滞、過去2曲("Games People Play"の16位と"Time"の14位)のトップ20入りよりは上に来たので、この時点で最大のヒットなのですが、これで終わりかと思いきや、この次の週でいっきに9位にジャンプアップ、Top10入りを果たし、その後6位→6位→4位とじわじわ上がり、10月16日付で3位を獲得、3週間維持し、下降していきました。結局は25週チャートインする大ヒットを記録し、この年の全米年間シングルチャートでも32位を記録しました。さらには、カナダとスペインのシングルチャートでは1位に輝き、スペインではこの曲は年間シングルチャートで1位を記録する、後世に残る不朽の名作として残りました。
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posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽