2024年02月22日
ステキなおじ様シリーズ「さりげなく気遣いをしてくれるおじさま」
・素敵なおじさまの必須アイテム:袋に小分けされたお菓子
・ペンネーム:はなこ
・出会った年齢:22歳
素敵なおじさまとの出逢い
●職場でのおじさまたち
私がまだうら若き22歳のとき、工場の派遣をしていました。
現場はおじさんだらけで色気なんて全く感じさせれることがないような感じなのですが、
そのなかでも私が注目していたのは40代と思われる、中野さんというおじさまです。
ほかのおじさんたちは下ネタばかりを話している感じなので、
少ない女性スタッフは苦笑いをして裏で文句を言っていたのですが、
その中野さんはそんな話には入らずに、
かといって空気を乱すような感じではなく
笑いながら上手にその場を離れている感じが真面目だなと思っていたのです。
●言葉のチョイスが最高
そんな中野さんですが、忙しい時にみんながイライラしているときでも、
マイペース、暇なときでもマイペースに仕事に打ち込んでいて、
冷静な物腰に尊敬すらも感じていたのです。
そんな時に休憩中にバックから大袋に入っている小分けにされたチョコレートなどを取り出して嬉しそうにしているのを見ると
ちょっと癒しをもらえるのですが、中野さんは周囲の人に
「溶けちゃうんで食べるの手伝って」と配ってくれるんです。
その「溶けちゃうから」という言葉で貰う側も引け目を感じることがないので、もらいやすいし「小さいものを買ったらいいのに」と言われて
「たくさん入ってるからつい大きいのを買っちゃう」と言っている姿にも
おじさんなのにかわいらしさを感じさせられました。
●おじさんなのに甘いものを常備している姿にキュン
さりげない感じで疲れている人たちに甘いものを分けて場を和ませてくれる姿にもすてきな人だなと思ったのですが、
おじさんなのに甘いものがすきという姿にも共感してしまいました。
少量ずつに購入したグミ、クッキーなどいつも違うものを持ってきてくれて「これ好き」と誰かが言っていると、そのお菓子の登場回数が多くなるのを見ていると、きっとみんなのために買ってきているんだろうなと思ってしまします。
「お菓子は食べたらダメって妻に言われているから食べるの手伝って」と言っていたときには、幸せな家庭を築いているんだなということも伝わってきますし、それならいただきますと言いやすくて、
本当にすてきな人で、とても大好きなおじさんでした。
辞めようかと悩んでいたときに
●気持ちの変化に気がついてくれた
それでもおじさんばかりの職場に嫌気がさすこともあり、セクハラまがいの言葉をかけてくるおじさんもいたので、辞めようかと悩んでいたこともありました。
そんな時に中野さんはそのセクハラまがいのおじさんとはいつもはあまり話さないのに、すっと中に入ってくれたり、
私に話しかけようとすると自分からその男に声をかけてくれるようになったのです。
さりげなさすぎて最初は単なる偶然だと思っていたのですが、それが数週間続いたときに守ってくれているんだということに気がついたのです。
●おじさんから守るおじさん
中野さんは、私だけではなく、他の女性のこともさりげなく守ってくれていました。
まさにおじさんから守るおじさんです。
その守り方も波風が立たないような感じなので、
職場の空気は中野さんのおかげでとても良くて、
気持ちよく仕事をすることができました。"
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