2024年02月24日
ステキなおじ様物語「部下にも丁寧な姿勢のおじさま上司にキュンキュン」
・素敵なおじさまの必須アイテム:愛妻弁当
・ペンネーム:ココロ
・出会った年齢:26歳
すてきなおじさまの尊敬するところ
●部下にも敬語
職場の上司に東さんという、おじさまがいました。
東さんは40代くらいで、口数は少ないタイプでした。
男性が少ない事務の仕事で一緒で、東さんは一番年上。
事務員の中でもとても役職は上のほうなのですが、入社したばかりの新人の私にも常に敬語でとても丁寧な言葉使いをされることに萎縮してしまうほどの人でした。
他の社員などは女性社員の事をちゃんづけで呼んだり、上から目線で話しかけたり敬語なんて一切使わないのに、トップである東さんは常に敬語。
私は新人ながらも社会人として東さんに認めてもらっているのかもしれないと、自信がついて、東さんに責任がいくから絶対に失敗したりしないようにしなければと思わせてくれました。
●部下よりも働き者
役職がついている人は面倒な仕事や雑用は部下に押し付けるのですが、
東さんは面倒なことや評価されないような雑用も進んで行っている姿にすてきだなと感じていました。
本来は女性の仕事だと思われるような、お茶入れだったりトナーの交換、備品の整理などもこっそりとしてくれていることを知っています。
そのため、東さんよりも先に整理などを行うように努力しているのですが、雑用などは誰が行ったか気にしていない人も多い中で、
東さんは「ありがとうございます」とか「とても綺麗に整理されてて驚きました。
「使いやすくなりました」など、小さなことでもほめてくれるのがすてきなんです。
●怒るよりも褒めてくれる
東さんのすてきなところは、悪いところは怒るのではなくなぜいけないのかを一緒になって考えてくれるというところです。
他のおじさんは部下に威厳を見せたいのか、怒るポイントを必死になって見つけていて、いつ小言を言ってやろうかと待ち構えているのですが、東さんは小さな褒めるポイントを抑えてくれています。
仕事で失敗したときなども「〜さんはいつも丁寧に仕事をしている姿、尊敬しています。
きっとこの出来事でさらに丁寧さが増していくことを期待しています」というような言い方をしてくれるのです。
ごみを拾った姿などもしっかりと見ていてくださり、「〜さんのおかげで会社がいつも綺麗です」などと褒めてくれるので、東さんに褒められたくてついつい仕事をがんばってしまいました。
愛妻家の素顔にきゅん
●いつも愛妻弁当
プライベートなことは話さない、口数は少なめの東さんはいつもお昼は愛妻弁当を持参していました。
「奥さんの手作りですか?」と聞かれると、
嬉しそうに「そうなんですよ」と答えて
「いつも早起きして作ってくれてありがたいです」と
のろけのようにそこにいない奥さんのことを褒められている姿に思わずキュンとしてしまいました。
いつも奥さんからのお弁当を嬉しそうに食べている姿に、
プライベートなことを話さない上司の素顔を見れて、
奥さんを愛していることが伝わってすてきな男性だなとおくさんがうらやましく思いました。
●子供さんのお弁当箱
東さんがしばらく、子供向けのお弁当箱を持参していたときがありました。
聞くと、お弁当箱が壊れたからと、子供さんのお古を使っているということ。
本当は恥ずかしいお弁当箱でも、奥さんに手間をかけさせないために文句を言わずにお弁当箱を持参する姿も、家族にも低姿勢なのかなと思わされて、すてきだなと思いました。"
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