2024年02月25日
ステキなおじ様物語「怪我の功名」
・素敵なおじさまの必須アイテム:絆創膏
・ペンネーム:よよ
・出会った年齢:23
出会い
ぼんやりしている私
私がすてきなおじさまと出会ったのは、新卒で入った会社でした。
入ったばかりの私は何もかもわからず、要領も掴めておらず、バタバタと社内を走り回る日々を送っていました。
私は元々周囲の人に「ボーッとしている」やら「天然だね」とよく言われていて、自分でもぼんやりしていることが多いと思っています。
仕事をしていても、倉庫で物を取ったり、脚立に昇ったりするたびにしょっちゅう手足のあちこちをぶつけていました。
おじさまとの出会い
そんなある日、自分が所属している部署とは違う部署の人たちと飲み会に行く機会がありました。
そこでは初めて会う方も何人かいたのですが、その中の1人がおじさまです。その方は社会人としてお酒の場での立ち振る舞いがわからずおろおろする私に優しく教えてくださり、周囲の人とコミュニケーションが円滑になるように間に入ってくださったりしました。
社外で会社の人と会うことにとても緊張していた私は、たまたま隣の席に座ったおじさまのおかげでリラックスすることができました。
お酒が入ると荒っぽくなる男性は多いのかな、とイメージしていたので、優しい年上の男性がいることに驚き、とても印象に残りました。
ハプニング
痛い!
飲み会からしばらく、相変わらず私は忙しく動き回る日々が続いていました。
ある時、私は倉庫で棚の上にある重たい荷物を整理する作業をしていました
脚立から荷物を持っておりようとしたのですが、疲れが溜まっていたのか、あと2、3段、というところで足を踏み外して落ちてしまいました。
足首を擦りむいてしまい、とても痛みましたが、またみんなにどんくさいと言われるのが嫌で無理やり作業を続けたのです。
神の助けがきた
そこに急に現れたのが例の優しいおじさまです。
「大きい音がしたけど大丈夫か」と聞かれ、咄嗟に「大丈夫です!」と答えたのですが、足を怪我しているのを見破られました。
仕事中に怪我をするなんて不注意すぎるよな、怒られるかな、とハラハラしたのですが、おじさまは絆創膏を出して「無理しすぎはダメだよ」「ちゃんと周りの人に頼ってね」と言いました。
怒られるどころか、優しい言葉をかけられたことがとても嬉しかったです。
さらに残った荷物はすべて代わりに運んでくれました。私のボーッとしているところを笑わず、助けてくれる人もいるのだな、と感動しました。
すてきな人
その後しばらくしてその会社は辞めてしまったのですが、今でもすてきな人だったな、と印象に残っています。
年下の女性に対して、配慮や気配りのできる男性はとても魅力があると思います。
周りで重い物を持っていたり、怪我をした女性がいたら「大丈夫?」と声をかけてあげてください。
きっとすてきな人!と思ってもらえるはずです。"
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