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〈816〉ビリヤードから5つの球をとったら

ビリヤードの玉(@〜O)があります

その中から5つをとって

円をつくります

隣り合っていないと足せないという条件で、

合計が1から21まですべての数字を作り出せる組み合わせは?








この問題が最近流行ってるようで

解法について私なりに書いてみようと思います。


まず、最初に気づくべき点は

合計が1という条件を満たすには@の玉を選んでいないといけないということ

合計が2という条件を満たすにはAの玉を選んでいないといけないということ

です。

続いて、では合計が3は?

というところは@とAを隣り合わせれば良いという

節約志向のジャパニーズならではの発想がまず思いつきます

他の選択肢としてはBをとる というのもあるのですが
全部で5つしかとれない、かつ最終的には和を21にするという条件がある中
なかなか、Bをとるのは勇気がいります

では、合計4を作るには? 

これにも選択肢が2個しかないです。Cをとるか、Bをとって@の隣におくか。です。

この時点で、パターンA(@、A、B、?、?)かパターンB(@、A、C、?、?)しか回答はないことに気づけます。

しかも残り2個の玉の合計は、逆算で出せるのでAならば?の合計は15、Bならば14になるようにとらねばなりません。

結果、Aの場合

@、A、B、C、J
@、A、B、D、I
@、A、B、E、H
@、A、B、F、G

Bの場合は

@、A、C、D、H
@、A、C、E、G

という6つの組み合わせしかなく、あとはその並べ替えだけであるということになります

ここまで絞れればあとは1個ずつ着実に考えていってもすぐに答えはわかります

あとはこれまでと逆に考え

合計20ができるか?合計19は?という大きな数字から考えるのも良いアプローチです。

20は、@を外して足せばできます
19は、Aを外せばOKです
18は、@とAを外せばOKです
17は、@&BかCを外せばOKです。
16は、A&Bか@&CかDを外せばOKです。

勘所は、1から21をすべてつくらねばならないというところで

小さな数字を隣りに並べていくと、意外に後で詰まってしまうことに気づければ

@とAを離しておくという発想が生まれます




それにしても

この問題考えた人は頭がいいなあ

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