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2016年04月23日

屋号#大阪丸その(22) (あべのハルカス周辺no.10*通天閣E) (いよいよ展望階です︎!)


(あべのハルカス周辺no.10*通天閣E)
(いよいよ展望階です︎!)

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並んで2階から乗ったエレベーターは、展望階5階にやっと到着しました。

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○まずはビリケンさんに注目です。

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ビリケンさんとは・・・通天閣のビリケンさんが有名ですが、実はアメリカ生まれです。
約100年前の1908年、アメリカの女性芸術家フローレンス・プリッツが「夢の中で見た神様」をモデルに作品を制作。
その後、シカゴのビリケン・カンパニーが”幸運の神様”として制作・販売し、全世界の人々に愛されてきました。

日本へは、1911年(明治44年)に大阪の繊維会社(現在の田村駒)が商標登録して、1912年、大阪の通天閣に併設された遊園地ルナ・パークにビリケン堂を作りました。

ルナ・パークが閉鎖になり、しばらくの間、通天閣のビリケンさんも行方不明だったようです。

オイルショック後、通天閣の灯も復活。
昭和54年(1979年)に「通天閣ふれあい広場」→現在の3階イベント・ホールが完成。

昭和55年(1980年)にビリケンさんの復活が決まりましたが、当時の写真の資料も残っていませんでした。

思案されていたところ、現在の田村駒株式会社が版権を持っていることが判明。
協力を得て、同社のビリケンさんを木彫刻で復元したそうです。

これが二代目ビリケンさんです。
このビリケンさんは皆に愛され、足の裏もすっかりすり減り(足の裏を撫でるとご利益があり、幸運が訪れるといわれている)、引退しました。
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現在のビリケンさんは3代目で、平成24年(2012年)新世界と通天閣100周年を記念して、新調されました。
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(ビリケンさんの前あたり足元の赤い絨毯にある”子”の文字。
出発点あるいは中心点の意味なのでしょうか?
あるいは方角を示唆?
少し調べてみました。
やはり方位の北を表しているようです。
北の出発点から時計回りに干支を置いていくと、北が【子】、東が【卯】、南が【午】、西が【酉】となります。)
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【ビリケン】さんが、北【子】の位置。
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【吉祥天】さんが、東【卯】。
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【布袋】さんが、南【午】。
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【大黒天】さんが、西【酉】。
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と、なっているようです。

通天閣には、ビリケンさん+七福神を加えた八福神巡りがあるようです。
上記の神様に次の神様も加わります。




【寿老人】さん。
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【弁財天】さん。
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【毘沙門天】さん。
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【恵比寿】さん。
いわゆる、えべっさんですね。
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以上、【ビリケン】さん+【七福神】さん=【八福神】さんがおられます。

(朱印帳もあり、それぞれの場所にあるスタンプを押すようです。)

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(【午】方向=南、【布袋】さんが鎮座しておられます。その台座の下に八福神巡りの朱印帳に使うスタンプセットが置いてあります。)



(【酉】方向=西、【大黒天】さんが鎮座しておられます。)
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通天閣の展望階は黄金色に作られています。
そこにビリケンさんと七福神さんが鎮座ましましています。




(【卯】方向=東、【吉祥天】さんが鎮座しておられます。)
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○よくよく見ると様々な工夫が施されているので、天井、壁、もちろん眺望を望む窓側、そして上記にあるよう足元の絨毯に至るまで 見るところは満載になっています。



○天井に近い壁上部に八福神さんのマークで囲んだ漢字一文字を見つけました。
なんとなくご利益や幸運がありそうな一文字漢字です。



(【幸】)
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(【祈】)
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(【福】)
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(【願】)
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現在二代目の【ビリケン】さんの台座の正面にある英語:「BILLIKEN」「THINGS・AS・THEY」
その横に「THE GOOD」、「OUGHT TO BE」とそれぞれあります。
つまり「THE GOD THINGS AS THEY OUGHT TO BE」
「万事あるがままの神」
確かにそんな感じですね。
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◯通天閣の高さは100メートル。
あべのハルカスの高さは300メートル。

その展望階は周辺の街並みがパノラマで眺望出来ます。

超高層ハルカスの展望階からの眺望は、高さゆえに遥か彼方まで見渡すことが出来ますが、街並みはミニチュアの模型並に。
もちろん、遠くに感じます。

しかし通天閣の展望階は、近くの周辺の街並みをより具体的に見ることが出来ます。
ハルカスのよう遠くまでは見渡せませんが、対象である街並みもより身近に感じることが出来ます。

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現在、日本一の高さを誇るあべのハルカスと 明治時代の創建当時、東洋一の高さであった通天閣。

どちらも展望階からお互いを望むことも出来ます。

あべのハルカス、無機質でシンプルな美しい空間・・・現在の最先端技術。

通天閣、有機的でレトロな豊穣なる空間・・・明治時代・当時の最先端技術。

どちらも楽しむことで、よりそれぞれの個性が際立つような気がしました。

(これは、通天閣からハルカスを見た景色です。)
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通天閣からハルカスが近い、ハルカスから通天閣が近いのが、よく分かります。



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通天閣の展望階である5階は、黄金の曼陀羅のようにビリケンさん+七福神の八福神を拝し、窓側には周辺パノラマ風景が広がる世界でした。

幼い頃に登った通天閣では、気づかなかった色々な要素に 大人になって今回初めて気付いたことも多かったです。
そして、レトロで、どこか懐かしい世界でもありました。

レトロな世界の黄金の窓枠には最先端技術の結晶、ハルカスも身近に見えています。

(通天閣Fに続く)




















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