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2018年10月07日
【受験雑記】第1回〜英単語の効率的な覚え方について〜
どうも、オレンジ天使です。
本日は受験雑記として、効率の良い英単語覚え方について書こうと思います。
以下でお伝えする覚え方が絶対的な答えだとは思っていませんが、
高い効果は保証できる方法だと思います。
なぜそのやり方が効率が良いのか、理解してもらえるように
お伝えしていこうと思いますのでよければご覧ください。
まず、大前提として、一番やってはいけないのは、
1対1で単語を覚えることです。
どういうことかというと、例えば単語帳で「contraction」を見たとします。
もちろん意味は「契約」なのですが、
ここで「contraction =契約」と覚えるのが1対1の覚え方です。
このように、1つの英単語の意味を覚えるために脳に1つの回路を与えるとしましょう。
受験英語では、一般に単語レベルは4000語、東大入試で8000語といわれています。
と考えると、東大受験のためには、脳に8000個の回路を作らないといけないことになります。
英語だけ勉強すればいいのであればそれでもできないことはないでしょうが、
実際の受験では複数科目受けることが一般的です。
英語だけのために脳に10000近い回路を作るのはしんどいと思います。
つまり、英単語を効率的に覚えるコツは、1つの回路で10個、いや100個の単語を覚えることにあります。
仮にそうできれば、50個の回路を作れば5000個の単語が覚えられることになります。
では、それは具体的にどうすればいいのか?
答えは、語源を知ることにあると思います。
ここでは、上に出したcontractionを例に説明します。
contractionを分解すると
con 「共に」を意味する接頭辞(頭にくっつく言葉)
tract 「引っ張る」が語源
tion 名詞を作る接尾辞(最後にくっつく言葉)
の3つに分かれます。
発音をきれいにするためにtractのtとtionのtがくっついて1つのtになっているわけです。
「共に引っ張り合う」から合意するという意味になって、
tionによって名詞化されて契約という意味になります。
もちろん、向こうでは契約以外の意味でも使われます。
合意のことを指す場合もあります。
では、このtract「引っ張る」という語源を覚えたとしましょう。
すると、そのtractに例えばat(〜の方に)をつければ
「〜の方に気持ちを引っ張る」となるので、「魅了する」になるし、
tionをくっつけて名詞を作ってattractionにすると「魅力」という意味になります。
また、dis(〜から離れて)をつければ
「気持ちが自分から引っ張り放される」となり、
distractは「注意をそらす」という意味になります。
同様にtionをつけて名詞化すれば「注意散漫」という意味になるし、
それをプラスのニュアンスで捉えると「悪い気持ちが自分から引っ張り出される」
と考えてdistractionは「気晴らし」という意味になりますね。
このように、tract「引っ張る」という語源を覚えてしまえば、
attract,attraction,contract,contraction,distract,distraction
といった6個の単語がすぐに覚えられます。
もちろん、このほかにもtractからできている単語はあります。
つまり、脳に「tract=引っ張る」という回路を作れば、
その語源から作られたたくさんの単語を知ることができるようになるのです。
これはすごく効率的ですし、単語の本質的な意味を捉えることができるという点で大変理にかなった覚え方です。
例えばsurveyもinspectも辞書を引けば「調べる」と出てきます。
では、1対1でしか単語を覚えていない場合、
「辞書を使って詳しく調べる」ときはどちらを使えばよいか分からないですよね。
二次試験で英作文をするときに、
文脈的に「調べる」は調べるでもそれはinspect的な「調べる」ではないから減点となってしまいます。
折角単語を覚えても、1対1の覚え方ではそれは本当に単語を習得したとは言えません。
ちなみに、語源は以下の通りです。
sur(上から)+vey(見る)=概観する(マクロな意味での調べる)
in(中で)+spect(見る)=観察する(ミクロな意味での調べる)
ということで、辞書を使って詳しく調べることを表現したいときに
「survey」を使ってしまうと減点されます。
同様に、物事を大きな視点で調査したいときに「inspect」を使うと、
それ又減点されてしまいます。
このように、1対1で単語を覚えても、全くダメなのです。
しかし、語源から知っていれば正確な単語の理解が可能になるし、
短期間でたくさんの英語が覚えられます。
では一体どうやって語源を知ればいいの?
と思った方が多いと思います。
そこでお勧めしたいのがこの本です。
今まで語源辞書的なものはあっても専門的で受験生レベルではなかったんです。
しかし、最近発売されたこの本は受験生向きで、しかもイラスト付きなので
めちゃめちゃ理解しやすいです。
受験生はもちろん、これから英語を真剣に勉強したい人には
必須の本だといってもよいでしょう。
暗記が苦手な人、英語が苦手な人、ぜひ購入してみてください。
お買い求めはこちらからお願いします。
単語ってこういう風にして覚えればいいんだってことが分かるはずです。
あまり露骨な宣伝はしたくないんですが、あまりにもおすすめなので宣伝しました!
本日は受験雑記として、効率の良い英単語覚え方について書こうと思います。
以下でお伝えする覚え方が絶対的な答えだとは思っていませんが、
高い効果は保証できる方法だと思います。
なぜそのやり方が効率が良いのか、理解してもらえるように
お伝えしていこうと思いますのでよければご覧ください。
まず、大前提として、一番やってはいけないのは、
1対1で単語を覚えることです。
どういうことかというと、例えば単語帳で「contraction」を見たとします。
もちろん意味は「契約」なのですが、
ここで「contraction =契約」と覚えるのが1対1の覚え方です。
このように、1つの英単語の意味を覚えるために脳に1つの回路を与えるとしましょう。
受験英語では、一般に単語レベルは4000語、東大入試で8000語といわれています。
と考えると、東大受験のためには、脳に8000個の回路を作らないといけないことになります。
英語だけ勉強すればいいのであればそれでもできないことはないでしょうが、
実際の受験では複数科目受けることが一般的です。
英語だけのために脳に10000近い回路を作るのはしんどいと思います。
つまり、英単語を効率的に覚えるコツは、1つの回路で10個、いや100個の単語を覚えることにあります。
仮にそうできれば、50個の回路を作れば5000個の単語が覚えられることになります。
では、それは具体的にどうすればいいのか?
答えは、語源を知ることにあると思います。
ここでは、上に出したcontractionを例に説明します。
contractionを分解すると
con 「共に」を意味する接頭辞(頭にくっつく言葉)
tract 「引っ張る」が語源
tion 名詞を作る接尾辞(最後にくっつく言葉)
の3つに分かれます。
発音をきれいにするためにtractのtとtionのtがくっついて1つのtになっているわけです。
「共に引っ張り合う」から合意するという意味になって、
tionによって名詞化されて契約という意味になります。
もちろん、向こうでは契約以外の意味でも使われます。
合意のことを指す場合もあります。
では、このtract「引っ張る」という語源を覚えたとしましょう。
すると、そのtractに例えばat(〜の方に)をつければ
「〜の方に気持ちを引っ張る」となるので、「魅了する」になるし、
tionをくっつけて名詞を作ってattractionにすると「魅力」という意味になります。
また、dis(〜から離れて)をつければ
「気持ちが自分から引っ張り放される」となり、
distractは「注意をそらす」という意味になります。
同様にtionをつけて名詞化すれば「注意散漫」という意味になるし、
それをプラスのニュアンスで捉えると「悪い気持ちが自分から引っ張り出される」
と考えてdistractionは「気晴らし」という意味になりますね。
このように、tract「引っ張る」という語源を覚えてしまえば、
attract,attraction,contract,contraction,distract,distraction
といった6個の単語がすぐに覚えられます。
もちろん、このほかにもtractからできている単語はあります。
つまり、脳に「tract=引っ張る」という回路を作れば、
その語源から作られたたくさんの単語を知ることができるようになるのです。
これはすごく効率的ですし、単語の本質的な意味を捉えることができるという点で大変理にかなった覚え方です。
例えばsurveyもinspectも辞書を引けば「調べる」と出てきます。
では、1対1でしか単語を覚えていない場合、
「辞書を使って詳しく調べる」ときはどちらを使えばよいか分からないですよね。
二次試験で英作文をするときに、
文脈的に「調べる」は調べるでもそれはinspect的な「調べる」ではないから減点となってしまいます。
折角単語を覚えても、1対1の覚え方ではそれは本当に単語を習得したとは言えません。
ちなみに、語源は以下の通りです。
sur(上から)+vey(見る)=概観する(マクロな意味での調べる)
in(中で)+spect(見る)=観察する(ミクロな意味での調べる)
ということで、辞書を使って詳しく調べることを表現したいときに
「survey」を使ってしまうと減点されます。
同様に、物事を大きな視点で調査したいときに「inspect」を使うと、
それ又減点されてしまいます。
このように、1対1で単語を覚えても、全くダメなのです。
しかし、語源から知っていれば正確な単語の理解が可能になるし、
短期間でたくさんの英語が覚えられます。
では一体どうやって語源を知ればいいの?
と思った方が多いと思います。
そこでお勧めしたいのがこの本です。
今まで語源辞書的なものはあっても専門的で受験生レベルではなかったんです。
しかし、最近発売されたこの本は受験生向きで、しかもイラスト付きなので
めちゃめちゃ理解しやすいです。
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タグ:英単語