2018年03月23日
このマンガがすごい!2018年【オトコ編】 第二位 BEASTARS/板垣巴留 読んでみた感想とか
↓ ↓ ↓ 参考 ↓ ↓ ↓
このマンガがすごい!2018年【オトコ編】
このマンガがすごい!2018年【オンナ編】
「このマンガがすごい2018【オトコ編】」の第二位に選ばれた作品。
少年チャンピオン・コミックス連載中の「BEASTARS」!
この漫画の大まかなあらすじは、肉食動物と草食動物が共存する世界
そして同じ学び舎で勉強している動物たちのお話。
学園内で起きた凄惨な事件、それは草食動物が肉食動物に食われた後の殺人事件。
当然容疑は肉食動物で、狼や犬と言った動物たちは学校で狭い立場に立たされるところからお話が始まります。
主人公レゴシ(一巻表紙の狼)は少し変わっている青年で、狼としてはボーッとしていると申しますが。とても繊細な男の子。そういう訳であまり喋ることもなく、誤解を受けることもある模様。
一方ヒロインのハル(三巻表紙のメスうさぎ)は極普通の女の子。
というより、うさぎは上下関係がとても激しい。ので種別や血筋などでもグループがある。
ハブられることもよくあるため、割と現実主義。
彼らが出会い、レゴシの不器用さと、相手が肉食動物で事件の後尚且いろいろあった後でかなり警戒心が強いハル。この二人の(というか主にレゴシの片思い)がどうなっていくのか、というヒューマンドラマ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どちらかと言うと日本より海外の学園ドラマに近いイメージです。
又レゴシは肉食動物ゆえの捕食本能に自己嫌悪を覚え、別のところでは勝手にハルのライバル(※レゴシが好き的な意味で)が現れ、学園ではアカシカのルイ(二巻表紙)が別の野望を燃やし……と
想像以上に学園ヒューマンドラマが強い漫画となっています。
そういう意味ではコアなミステリ好きより、ライトなミステリ好きが読んだほうが面白いと思います。
それからこの漫画の登場人物。
全員動物の擬人化と言うべきかも知れませんが、彼らの体の描写が実に人間的でセクシー。
動物の擬人化というにはあまりに申し訳ないレベルの高さと言ってもいいでしょう。
事件がどうなっているかはどうもまだわからないのですが、描写の世界がカッチリというより
筆に近い印象があるので、絵が気になる、という方が読んでもまず間違いないです。
逆に言えば合わない人は全く合わず、いい意味で癖の強いお話といえるでしょう。
※作者の「板垣巴留」氏が、同雑誌のバキ作者さんと親子という話があったのを見たのですが
真相は知りません。
電子書籍BOOKLIVE!→→「BEASTARS 1」
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