【アニメ化】からくりサーカス【あらすじ付き】: 雑多諸々

2018年05月22日

【アニメ化】からくりサーカス【あらすじ付き】

アニメが始まる前に予習・復習したい人へ

「からくりサーカス　アニメ公式HP」

告知ツイッター

「からくりサーカス」は「週刊少年サンデー」で連載された長編漫画。
作者は「うしおととら」に始まり「双亡亭壊すべし」でサンデー連載中の藤田和日郎先生です。

全巻合わせて全43巻を、およそ十年で連載されました

そんな訳で情報量が非常に多いです。
そのため公式のあらすじを引用いたします。

あらすじ

大きなナルミにサーカスへ連れて行ってと頼んだマサルは
兄弟げんかのちゅうさいをして、サーカスの団員になりました。
ナルミは字を書くのが下手なしろがねとけっこんしました。

(「藤田和日郎魂」の漫画より引用　そのまま)

※全43巻を2コマで解説するとこうなる模様

……割とこのままなんですが、ここに至るまでに十年かかっているので
ここまでの道のりは非常に長いものでした。

以下続きにて

からくりサーカスの特色

からくりサーカスの物語は、途中から分岐し、「サーカス編」「からくり編」となります。
この二つの章を行き来することで、少しずつ真実に向かうことになります。
具体的にはこんな感じ

　　　　　　プロローグ
　　　／　　　　　　　　　　＼
サーカス編　　　　　　　　からくり編
　　　＼　　　　　　　　　　／
　　　　からくりサーカス編
　　　　　　　　　|
　　最終決戦(ネタバレの為記述無し)

主人公はマサル、しろがね、鳴海の三人です。
厳密にはマサルと鳴海が主人公で、しろがねがヒロインみたいな感じです。

この物語の分岐が大きなクセとなっており、読者を惑わせることもしばしば。
又物語の傾向が一気に変化するため、かなり浮き沈みが激しい漫画です。

ネタバレしない程度にその傾向を書いておきます。

サーカス編

サーカス編は、少年漫画の明るい部分をこれでもか！という具合に詰められています。
マサルが心身共に成長し、仲間をたくさん集め、仲間も成長する。

あまりに健康的な漫画です。
少年漫画としてはかなりの王道であり
恋も笑いもありな世界を描いています。

まさに少年漫画の主人公！という感じが読みたい方はこちらがおすすめ。
(切替式だけど)

からくり編

一方からくり編は、少年漫画どころか
世界の暗い部分をこれでもかと言う具合に詰められています。
ひたすらじめりとした感覚。

これがいい

又サーカス編にない成分のすべてがこちらに込められています。
青年漫画の感覚がほしいという方はこちらがおすすめです。
(切替式なので強制変換だけど)

以上の二つが折り合い、丁度陰と陽のバランスが保てているのが
からくりサーカスなのです。

アニメの不安点

声の出演

言うまでもなくこれが一番です。
マサル役はオーディションということで、選出者と視聴者の好みが合うかどうか。
うしとらの時のキャストの豪華さを考えると
こちらは期待してもいいのかもしれない。

文字による表現の方法

藤田作品では、とにかく表情と、擬音の描写が
魅力を引き出していると言っても過言ではありません。
ぜひです。
何が、何をかはどうぞ自分の目でお確かめください。

物語の切り替え

次に気になるのがこの部分。
からくりサーカスはこの切替部分が非常に鍵となっており
物語の要でもあります。
ここが台無しになったら、全ておじゃんになってもおかしくない。

いやあ楽しみだなあ

コミック版