2018年04月23日
おもしろい心理【脈ありサイン】ー距離が近い!
人にはそれぞれ「自分の領域」というものを持っています。
あまり親しくない人の近くにいるとどこか違和感があったり、ソワソワしたり、いつの間にか好きな人の近くいるのも、物理的な距離の中にある「自分の領域」が深く関係しているためです。
心理学ではこれを「パーソナルスペース」と呼んでいます。
一種の縄張り意識といってもいいですが、人は自分のまわりにこれ以上は入ってきてほしくないスペースを持っています。
そのスペースを無視して誰かが自分に近づいて来ると、人は不安になり不快感を持つようになります。
エレベーターなどで知らない人と乗り合わせた時に、自然と階数の表示を見たり、目線を下に下げたりするのは、「パーソナルスペース」に他人が入ってきたことを紛らわすためだと言われています。
また、「パーソナルスペース」には〖密接距離〗と呼ばれる恋人の距離、〖個体距離〗と呼ばれる友人の距離などがあります。
「パーソナルスペース」は家族・恋人・友人・ビジネスなどによってその距離は変化していくのです。
この〖密接距離〗は45cmまでの近い距離であり、親しい関係ではない人がこの距離にいると、相手は不快感を抱くことがあります。
逆に考えれば、この45cmの〖密接距離〗でも違和感なく自然と会話ができるのなら、ある程度受け入れられていると言えるかもしれません。
ただし、この「パーソナルスペース」は男女の性別や性格によっても大きさが異なります。
男女の場合、、、
男性は前方に伸びた〖卵型〗であり、女性は〖円形〗だと考えられています。
性格の場合、、、
内向的な人は「パーソナルスペース」を広く、外交的な人は「パーソナルスペース」を狭く取ることがわかっています。
つまり、内向的な人と会話をする際は、少し距離を取り、外交的な人にはある程度近づいて話すことで「心地よい距離感」を保つことができるのです。
気になる相手と「友達以上の関係になりたい。」と思うのであれば、少しずつ近づいて相手の反応を確かめてみてはいかがでしょうか。
一般的には、女性よりも男性のほうが「パーソナルスペース」は広いと考えられています。
世の中の男性が、女性のボディタッチや近い距離感に勘違いしてしまうのも、しょうがないことなのかもしれません。
その他にも、相手が自分と話している時や他の人と話している時の距離感を比べてみるのも良いでしょう。
普段から「パーソナルスペース」をスペースを意識しておくと、色んな方との距離感を自然と掴めることができるようになり、恋愛・友情・ビジネスなどにおいて、とても役立ってくれるはずです。
「親しくなりたい。」「もっと相手のことを知りたい。」と思いほど、自然と距離も近くなるはずです。
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