2018年03月08日
おもしろい心理ーお酌をマメにするのは「気が利く」からではない?
日本では、宴会などの席で上司や先輩にお酌をしてまわるのが礼儀だが、これをそつなくこなせる方は周囲からは気が利く人間だという評価を受けます。
実際、それほど仕事ができる訳でもないのに出世するしたりするタイプでもあります。
もちろんこのことは一種の才能でもありますし、間違いではありません。
しかし、そこに一歩踏み込んでみるとまた違った心理が見えてくるのです。
このタイプは、自分を冷静に保つためにマメにお酌して回っているとも考えられます。
お酒の場は「本音」が出やす場です。
普段はおとなしい方が突然はしゃぎだしたり、いつもは言わないようなことを言ったり、怒り始めるなど、お酒には珍事というものがつきものです。
しかし、常に誰かのグラスを気にしてお酌をするようにしていれば、自分のお酒の量もコントロールできますし、冷静さを保つこともできます。
つまり、お酌をすることで自分の「素」がでないように気を付けているのです。
ちなみに、このようなタイプの方は警戒心が人一倍強いので、ある程度まで仲良くならないと本音を語ろうとしません。
ただし、人一倍観察力も鋭いのでグラスにお酒を注がれたら、ちゃんとお礼を言うことを忘れてはいけません。
礼儀正しいところを印象でけておけば「得」することはあっても「損」することはないからです。
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