2009年08月22日
金子みすゞの詩を楽しむ/2
一編の詩を掲載し、十日位を目途に差し替えます。
その他、金子みすゞに関することを追記していきます。
お魚
海の魚はかわいそう。
お米は人につくられる、
牛はまき場でかわれてる、
こいもお池でふをもらう。
けれども海のお魚は
なんにも世話にならないし
いたずら一つしないのに
こうしてわたしに食べられる。
ほんとに魚はかわいそう。
掲載する詩は金子みすゞ著作保存会の了解を得て掲載しています。
これまでに紹介した詩のタイトル :: はちと神さま
感想
金子みすゞ大全集
■ 金子みすゞの詩を生きる 著:酒井大岳
■ わたしと小鳥とすずと
■ 金子みすゞ童謡全集(全6巻セット)
■ 私と小鳥と鈴と 〜 金子みすゞ生誕一〇〇年記念ベスト 〜
■ 金子みすゞ豆文庫 感想
金子みすゞ = 本名、金子テル。
明治36年、山口県大津郡仙崎村(今の長門市)に生まれる。
大正末期、すぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の巨星」とまで称賛され
ながら26歳の若さで世を去った。
没後その作品は散逸し、幻の童謡詩人と語り継がれるばかりとなった。
が、童謡詩人・矢崎範夫の長年の努力により遺稿集が見つかり、出版された。
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posted by 富士パパ at 07:37
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