2016年09月30日
元カレはユーレイ様 19話・20話(最終話) あらすじ
1・2話 3・4話 5・6話 7・8話 9・10話 11・12話 13・14話 15・16話 17・18話
《19話》
黒幕がジエンハオだと知ったホンペイですが、それでも彼を許そうと思っていた。
しかしジエンハオは、「許してもらおうなんて思っていない」と吐き捨てる。
ジエンハオからシューハイを守らなくてはいけない。
そう思ったホンペイは、ジエンハオに「シューハイを襲わないでほしい」とお願いした。
幽霊のホンペイにとってシューハイは、親友以上の家族だった。
シェンロンがシューハイに電話をすると、出たのはホンペイだった。
そのまま帰宅しようと歩き出したホンペイ。
ところが、ジエンハオから命令された男が彼を狙っていた。
車に轢かれそうになり避けるが、次の車に轢かれてしまった。
シューハイの体から抜けたホンペイ。
道路には、シューハイが横たわっていた。
シューハイは緊急手術を受ける。
このことでジエンハオは、警察から指名手配された。
シューハイは、心臓移植をしなければ助からないほど重体だった。
意識のないシューハイをスーイーが看病する。
一連の事件の黒幕がジエンハオだと知ったスーイーは、また自分のせいで他の人を傷つけてしまったこと責任を感じていた。
シェンロンは、時計をシューハイにつけてあげる。
それが彼の望みだとわかっていたからです。
しかし、シューハイ以外にホンペイが見えるはずがなく、そこにホンペイがいるのか誰も確認はできない。
ホンペイ母は、シューハイの隣に息子のホンペイを連れてきた。
二人とも意識がないまま、同じ病室にいる。
ホンペイは、どうしてもシューハイを助けたかった。
二人一緒に死んではいけない。
自分が幽霊として生きるから、シューハイは絶対に死なせないと誓う。
ホンペイは、心臓が必要なシューハイのために、自分の心臓を提供しようとしていた。
ホンペイは、自分の点滴を倒す。
心臓が止まり、幽霊であるホンペイの体が消える。
光が意識のないホンペイの体を覆う。
しばらくすると・・・
ホンペイは目覚めた。
しかし、隣のシューハイは、意識が戻らないままだった。
《20話(最終話)》
ホンペイは、自分の心臓をシューハイにあげるために起こした行動だったが、自分が生き返ってしまったことに罪悪感を抱いていた。
ホンペイは、シューハイの腕から腕時計を外す。
警察がホンペイにジエンハオ容疑者のことを聞かれた。
しかしホンペイは、ジエンハオを許し二度と追及しないと約束したため、警察には何も答えなかった。
本当は、ジエンハオを許せない。
でも、自分には何もできないホンペイは、現状を受け入れて生きることがつらい。
どう生きていけばいいのかわからなかった。
ホンペイは外出許可を取り、スーイーとある場所へと出かける。
6年前、「絶対に離れない」と約束したホンペイと「あなたを一人にしない」と約束したスーイー。
今はもう、その約束をお互い守ることはできない。
ホンペイは、スーイーの首からネックレスを外す。
「来世でも会えたら絶対に君を放さない」とホンペイは、スーイーに伝えた。
「でも現世では、シューハイに君を託す」と。
ホンペイが孤独を感じていた時、手を差し伸べてくれたシューハイ。
ホンペイがひどい事をして傷つけても責めなかったシューハイ。
ホンペイをいつも身を挺して守ってくれたシューハイ。
彼に恩返しがしたいと、ホンペイは強く思っていた。
夜中、意識の戻らないシューハイに「二人で約束を果たそう」とホンペイは語り掛ける。
シューハイの指がかすかに動く。
それと同時にホンペイは意識を失い倒れてしまった。
「患者の心配が停止です」
シューハイは、退院する。
彼は、スーイーと一緒に丘の上に行く。
その場所なら、ホンペイに会える気がしたからです。
シューハイの胸の中にいるホンペイ。
彼の心臓の音を感じながら、スーイーとホンペイを想っていた。
2009年初め。
養護施設でのイベントで出会っていたシューハイ、ホンペイ、スーイーの3人。
風船の赤い糸に3人の足が絡まる。
空に飛んでいく風船を3人は、一緒に眺めていた。
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