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2015年11月24日

夏の協奏曲 29話・30話(最終話) あらすじ

1・2話 3・4話 5・6話 7・8話 9・10話 11・12話 13・14話 15・16話 17・18話 19・20話 21・22話 23・24話 25・26話 27・28話

《29話》

シューレイが置いていった携帯にティエンチンから連絡が入る。
彼の代わりにその電話に出たのはリーチン。

シューレイだと思っているティエンチンは仲良く話しかけるがそれに対し驚くリーチン。

教会の中に連れていかれたヤーツ。
そこにシャーチョンの映像が流れる。

映像が終了するとシャーチョンが現れヤーツにプロポーズする。

パーティが終わりアークァンとシャオチン(ティエンチン)は海辺にいた。
シャオチンがアークァンを隠し撮りした時のことを話すがティエンチンにはわからない。

プロポーズする勇気がないアークァンとプロポーズしてほしくないティエンチン。

帰宅すると叔母に「アークァンに真実を話したのか?」と聞かれたティエンチンは「シャオチンの代わりになりたい」と話し出す。

アークァンのシャオチンへの愛を自分の手で壊すことができないティエンチン。
それはあまりにも残酷すぎるから・・・

シューレイはリーチンと一緒にシャオチンのお墓を訪れる。

リーチンはお墓の前で号泣し謝る。

アークァン父のお墓に来ていたアーホイおじさんが二人に気づく。
そして目の前にあるのがシャオチンのお墓だと聞き驚く。

自分がさっき会ったのはシャオチンではなくティエンチンだった・・・

シャオチンの言動がおかしいと思っているアークァン。
1年留学して人はこんなにも変わるものかと悩んでいた。

シューレイもアークァンに真実を伝えるのがいいのか迷っていた。
でも決断するのはティエンチン。

彼女が真実を伝えることを躊躇する理由も聞き何が最善の方法なのかわからない。

ティエンチンを見かけたリーチンは彼女を呼び止め責める。

「このままでは残酷すぎるから早く伝えてほしい」とティエンチンにお願いする。

アークァンはシャオチンがシューレイに呼び出され一緒に出掛けたことを知る。

父のお墓に行きシャオチンに電話をするが留守番電話になる。
ふと丘のほうを見るとそこにシューレイとシャオチンがいた。

アークァンにどうやって真実を伝えたらいいか悩んでいるティエンチンは号泣。
彼女の肩をそっと抱きしめるシューレイ。

その光景をアークァンは見てしまいました。

ピアノ教室で泣きながら演奏していたティエンチン。
そこへアークァンが来る。

シューレイとの仲を疑っているアークァン。

ティエンチンは「ごめんなさい」としか言えない。

「君が幸せならシューレイとのことを祝福するよ」と言いながら立ち去ろうとしたアークァン。

彼の背中に向かって「誤解よ。私はシャオチンじゃない」とティエンチンは叫ぶ。

しかし「そんなウソまでつくなんて」と言い残しアークァンは帰っていく。

アークァンにお酒と手紙を渡すことにしたティエンチン。
シューレイに手伝ってもらいみんなにシャオチンの死を伝えることにする。

シャーチョンたちに自分がシャオチンではなくティエンチンだと話すが信じてもらえない。

そしてついに「シャオチンは死んだ」とシューレイが言う。

死んだ姉の身代わりだったと告白。

「アークァンのために真実を伝えることができなかった」とシューレイが伝えるがシャーチョンは激怒する。

「アークァンは二度とシャオチンに会えない。最後の言葉さえ覚えてないかもしれない」と。

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《30話(最終話)》

「もう耐えられない」とアークァンはリーチンに打ち明ける。

リーチンは「シャオチンの心は変わってない」としか言えません。

そして「ついてきて」と言い一緒に向かったのはシャオチンのお墓。

行く途中、アーホイおじさんと会う。
「過去に戻れるなら父親をもう一度探すか?」と聞かれ「わかってよかった。一生嘘の世界で生き続けるのは嫌だから」と答えた。

アーホイおじさんとリーチンが言っている話が全く見えないアークァン。

「シャオチン、アークァンを連れてきたわよ」
アークァンはその言葉を聞き驚きお墓を見る。

そこには【チェン・ウェンチン(シャオチン)】と刻まれていました。

コンクールの後、台北の病院で亡くなった事、今 金門にいるのはシャオチンの妹であることを聞かされる。

シューレイ、ティエンチン、シャーチョンが来る。

ティエンチンに「君はシャオチンなんだろ」と問い詰めるが彼女は首を横に振るだけ。

号泣するアークァンに姉シャオチンから預かった手紙を渡す。
しかしもう誰も信じられない彼は、その手紙を受け取らない。

これまでのことを話し「シャオチンの願いだった」と伝え再び手紙を渡す。

手紙にはアークァンへの感謝の気持ちがつづられていました。

最後は【永遠にあなたを愛している】と書かれていました。

何もいらない。
シャオチンさえ戻ってきてくれれば・・・

アークァンを心配するティエンチンですが、彼に会う勇気はありません。

来る日も来る日もアークァンはシャオチンのお墓の前で彼女が好きだった曲を吹いている。

ティエンチンが声をかけると「近づかないでほしい」と。

「どの日からシャオチンではなかったんだ」と聞かれ一つずつ説明する。

「でも最後はアークァンのハーモニカを聞きながら亡くなった」と伝える。

彼にシャオチンの携帯を渡し「初めましてティエンチンです。そしてさようなら」と言い残しティエンチンは去って行きました。

3年後・・・

アークァンは助理教授になっていました。

リーチンはシューレイと熱愛中?
雑誌に掲載されていた噂はウソ。

今でも変わらずいい友達です。

風獅様の口にチョコが詰められていた。
それを見たアークァンは、シャオチンが話していた事を思い出す。

シャオチン叔母の家から聞こえてくるピアノの音色。
それを聞きながらアークァンがハーモニカを吹く。

それを聞いたティエンチンが家から出てくる。

「今回はどれくらい金門にいるの?」と聞かれ「この夏はずっといるつもりよ」とティエンチンは答える。

アークァンはティエンチンのある仕草を見て幼い頃 出会ったのはシャオチンではなくティエンチンだったことを知った。

そしてシャオチンの手紙に【あなたの愛をティエンチンに返すわ】と書かれていた事を思い出す。

15年前の夏のあの日と同じ会話をし「私はティエンチンよ」とあいさつする。

「初めまして。アークァンです」と彼もあいさつする。

夜 星を見に行く約束をする二人。

アークァンは自転車の後ろにティエンチンを乗せ走り出す。

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