Ole Asia

2014年、サウジアラビアリーグにはヨルダン人ブームが巻き起こりました。


一時は20人を超えたときもありました。


しかし、まともに結果を出せた選手は、ほんのわずか。


そして、2016年2月、わずか2年足らずの間に
サウジアラビアでプレーする選手は一人となってしまいました。
（1月に大量移籍。）

その一人こそが今回紹介するザワーラ。


現在のヨルダン代表は殆どが、パレスチナからの移民の
両親を持つ選手で構成され、純粋なヨルダン人である
ザワーラは非常に人気もあり、サウジアラビアで本当に
成功したといえる最初のヨルダン人とも評されてます。


ヨルダンリーグとサウジのリーグの違いなどを語った
インタビューが最近ヨルダンで取り上げられたので
少し紹介します。




Qザワーラさん、昨年のサウジアラビアリーグにおけるご自身の
評価を教えてください。

「自分自身では答えづらいです......」


Qサウジアラビアと我々ヨルダンのリーグ、一体何
がちがうんでしょうか？



「率直に言うと、あなたも含めて我々ヨルダン人にとっては
頭の痛くなるような大きな差があります。サウジアラビアは
世界のスタンダードに近く、リーグは組織されメディアの
注目度も違います。」


Qサウジアラビアでプレーして、特に変わったと思う部分は？


「ありがたいことに、それは一つや二つではなく
精神面、高いレベルの相手とのポジション争い、もちろん技術も
そう。さまざまな部分で変化を感じることができてます。」


Qアル・ファイサリーのファンの中に、あなたが帰ってくるのを
待ってる人もいます、あなたは近いうちに帰ってくる予定は
ありますか？この先もサウジアラビアでキャリアを重ねる
予定ですか？


「私はまず、カリージュの選手として、この契約（今年の夏まで）への
敬意をお約束致します。よって、そのことに関して話すのは時期尚早と
考えますが、今でも（アル・ファイサリーの）クラブ、ファン
の事は愛しているし、感謝しているのは事実です。」



他のアラブの選手が来ても、結果を出せずにすぐ帰っちゃうことから
しても、やっぱり、この地域のリーグでは抜きんでてるんだと思います。

アフリカ系の選手も多いし、リズムも独特なものがあるので
慣れるという意味でも時間はかかってしまいますね、サウジは。