2015年06月07日
アル・スーマを巡る終わらない議論
2015.6.5 オマーン 1-2 シリア シーブ競技場/オマーン
80OG 7ジャファル
18クリビン
ここ最近、毎日少しずつオマーン戦に向けたメンバーの動向を気にかけてました。
シリアのニュースも、アル・スーマ招集否かの事でしたが、中には『オマーン戦メンバー
に決定』というのもあったり。。。
でも翌日には、振り出しに戻り、交渉がどうのこうの...
で、また次の日、招集に手ごたえあり...みたいな繰り返し(笑)
(個人的な意見ですけど、最近の本人の言動を聞く限り、シリア代表でのプレー
に肯定的とは思えません。どちらかというと以前より遠のいた気がする程)
さすがにこの問題について連日書き続けるのも無意味だと感じたのか、ある時から
ボスニアリーグチャンピオンの一員であるカッラースィーの事について触れるメディア
も多くなってきて、、、現地の人でも分からないなら諦めるかと、自分も他の
選手の情報集めに切り替えました。
今回、5日のオマーン戦のメンバーの発表があったときに、初めシリアサッカー協会
からのリストにアル・スーマが含まれていました。
イブラヒム監督本人の口からも彼の招集に際し「アル・アハリに正式な手紙を送った」
との発表がありましたが、これは彼の意思を汲んだものではなく、単に監督
自身にアル・スーマ招集の意思があるというだけのもの。
シリアの新聞には"招集決定"の様な書き方のものが沢山ありましたが
サウディアラビアの新聞を見たら、案の定「そんなものは送られてきてない」
や「正式な手紙は届いていない」というアル・アハリ側の
コメントに加え「彼はシリア代表でプレーしたがっていない」というコメントも紹介され
結局招集は白紙に...
ただ後日、シリアが送った手紙は公開されました。
シリアの会長のダッバスも正式に送ったことは間違いなく、後は本人の決定を
待っていると発言。
彼は、シリアの内戦が始まった頃から政府に対し不満を持ち、
その頃から約3年、招集に応じていない状況が続いています。
ちなみに、彼はスンニ派で自由シリア軍の支持者なんですが、もちろん
シリアの選手が全員そうではなく、彼が、招集されていた頃の監督は
アラウィー派の政府支持者で、彼を冷遇したこともあったり、国家反逆者と
ののしられたこともシリアでプレーしない理由になっているとか....
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比べ物にならないくらい、ガセや憶測、妄想の記事だらけなので
一つの記事だけ信用する訳にはいかず、いろいろ見回ってますが
国をまたいだ問題なので、どちらも自分たちに都合の良いように書いてる
部分も多く良く分からないですね...
ただ、シリア代表は彼がいなくても、ある程度面白いチームなので
まずは、アフガン戦に期待しましょう。
サウジのサッカー連盟が嫌がらせをして両者(アルスーマとシリアサッカー連盟)の対立をあおっているという可能性はないのでしょうか。ぼくはサウジのことが大嫌いなので(代表チームが嫌いなのではなくサウジという国家が嫌い)、そう感じるのかもしれませんが。
とにかく、国内が絶望的な状況で、十分な練習の機会も限られているだろうに、親善試合とはいえ、オマーンに勝ったり、ヨルダンにほとんど買っていたりと、このチームはほんと不思議ですな。