Ole Asia

　アジアカップが終わった後、イラクも、日本同様アジアカップを総括をする機会があり、サッカー協会
の関係者以外にも、多方面から色んな知識者が集まって行われました。

色んな、話が出てきた中で、個人的に少し気になったのが国内の有力選手をアル・ショルターに集中
させた事が功を奏したという意見。

　例として、日本戦の先発メンバーを並べてみたところ↓


12ジャラル　ハッサン　　　　　　アルビルFC
　　　　　｜
23サリム　　　　　　　　　　　　アル・ショルター　(カタールから復帰)
14サラーム　シャキル　　　　　　アル・ショルター　
2アハマド　イブラヒム　　　　　　アジュマン　クラブ(UAE)
15ズルガーム　イスマイル　　　　アル・ショルター
　　　　｜
21アブドゥラミール　　　　　　　　　アルビルFC　　
5ヤシル　カシム　　　　　　　　　スウィンドン・タウン(イングランド)　
　　　　｜
6アリー　アドナン　　　　　　　　　チャイクル・リゼスポル(トルコ)
7"フッキ"アムジャド　カラフ　　　　アル・ショルター
　　　　｜
17アブドゥルザハラ"カカー"　　　　アル・ショルター
10マハムード　　　　　　　　　　　　無所属

　

海外に所属する選手は別として、スタメンの実に半分はアル・ショルターの所属。
不定期開催とは言え2012年から国内2連覇中で、イラク警察を母体に1970年にもう一つの警察
組織と合併したので、資金的にもそれなりの物はあると思われます。

　また、ユース年代の有力選手も、アル・ショルターに次ぐアル・クワ
やアルビール(アルビル)にレンタルで移籍させ実戦の場を作る等しているの
で、一極集中と言えるこの育成法も、それほど心配はいらない。

　当然、日ごろクラブで代表選手が集まって練習し、実戦が出来ることは連携面
で多大な影響があり、イラク代表としては集まる機会が少なくても、スムーズに行くという
システムを作ったと言えるでしょう。

　またイラクの国内情報等の続きを書きたいと思います。
まだ、確認中の部分も多いので、いつ、とは言えませんが、まだまだ書き
足りない部分が多いので...