2016年04月29日
シリアサッカー協会「新監督の拠点はあくまでシリア」
ずっと、平行線をたどっていたシリアの新監督人事の事に
なりますが、一週間ほど前から、現在はベイルートに居る
Nizar Mahrousというシリアの方が濃厚だという情報が
入ったんですが、結局、、これもどうかなと、、、
数日以内に、一応、トリポリで交渉を行う予定になってます。
シリアの新聞に、新監督選びに際し、サッカー協会が、以下の
条件を出していると報じました。
・政府支持者(反政府の立場でなければOK?)
・サッカー協会の支払い能力を超えない人間
・「住めとは言わない」が、ダマスカスに長期滞在が可能で、国内組
の定期視察が可能な人間。
・通訳が雇えない可能性があるので、最低でも英語が出来る人間
特に3項目の
「住めとは言わないが」.......
は、定住を条件とはしていないものの、『基本的にはシリアで活動
しなさい』ということなので、そもそも、基本的には渡航できないシリア
で、外国人を監督にするにはちょっと厳しいと感じますので、この時点で欧州の
監督は、あり得ないことになりますし、仮にあっても、イラクやエジプト
人の監督等に限定されます。
余談になりますが、サウジアラビアが、ちょっと前に、ファン・マルヴェイク
と契約したものの、彼がサウジに住まないというので、ファンやサッカー
関係者から批判を受けたことがあったんですが、サウジと比較できない
程の現在のシリアの状況下でも、シリアサッカー協会はシリア中心に
活動できることを要項に入れてきました。
5月中には決まると思いますが、
誰がなろうと、非常に厳しい環境下で仕事をこなすことになります。
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