2015年04月09日
★チロも元気でいろよ
◆【職員室通信】――★【組織上の強度】を高めるポイント【2】
★3つの学年(1・2・3学年)の教師力が均等になるように組織する。
公立中学校の【学年部会】は、学校経営の命運を握る。
自動車の運転と同じだ。
ハンドルを誤ると、一瞬のうちに大破する。
教師と生徒、生徒と生徒の関係が破綻。
学習のカタチが崩壊。
生活が荒れる。
成績が下がる。
不登校生も激増。
僕は、自慢にもならないが、ぜんぶ、経験した(ノ△・。)。
当然、学校危機に至った。
ちなみに、【学年部会】と違い、【校務分掌】や【領域】は、大破あるいは危機までにやや時間がある。
その分、修正が可能だ。
くどいようだが、【学年部会】のハンドルミスは、修正がきわめてむずかしい!
★まず、ポイント【1】=「バカ者同士が仲良くやっているチームを廃す」で述べたように、各学年に【トップダウン型】の「まず、わたしが歩く」タイプ(=主任)と、それに対するボトムアップ型の「まず、わたしが歩く」タイプ(=副主任でもいいし、そうでなくてもいい)を配する。
そのうえで――
1・2・3各学年の【教師の力】(教育指導力・マネジメント力等々)を、3.333……と3.333……と3.333……になるように組織する。
もちろん、人は機械ではない。
3.333……などと計算できるはずがない。
当然だ。
でも、それをやる。
ギリギリまでやり抜く。
どうしても出る凹凸の凸は、ぜんぶ1学年に回す。
【1学年経営】が失敗すると、あとから立て直すことがひじょうにむずかしくなるからだ。
荒れる学校をみていると、原因の多くは1学年経営にある。
逆に、1学年経営がうまくいくと、(これまでの経験からいえば)2・3学年がうまくいく可能性が大きくなる。
★一般的に、いわゆる「持ち上がり」(=生徒の進級とともに担当教師も【進級】すること)を希望する教員が多い。
力のある教師が持ち上がることはメリットが大きい。
この学年には、この教師がどうしても必要だ……という教師が存在する。
僕も、そう思われる教師になることが目標だった。
しかし、これを原則とすると、学校全体のバランスが崩れるから注意が必要だ。
荒れの遠因になる。
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