2015年01月08日
★コーディネーター謝金800円/h、これがマズイ! 地域ネットの勢いが一気にしぼむ! 手弁当が基本だ
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★【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉MEMO】――★昨年の2月頃、「職員室通信」の末尾に、落葉の掃き寄せ的な【業務メモ】を掲載していた。
記述していると、不思議と元気が出た。
その後、改編、独立、「変心」等……紆余曲折を経て消滅。
今回、それを復活させることにした。
【業務メモ】改め【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉MEMO】。
自分でもはずかしくなるような題だが、熟考の結果だ(^_^)v。
〈他の候補〉
○「パトスMEMO」
○「パトスとエートスの境目MEMO」
○「疾駆・DAKA鉄MEMO」
○「再び疾駆・パトスMEMO」……
「職員室通信」の冒頭あるいは末尾に掲載する。
僕の内側から【Hybrid】な【Energy】が噴出することを願っている。
★画像=朝、迷路のような路地を散歩していたら、こういう場所に迷い込んだ。ネットで標高をチェックすると、107メートル。
★【学級通信】――
昨年、岸裕司氏(秋津コミュニティ顧問)の講座(学校支援ボランティア養成講座)に参加した。
時間が、平日の10:00〜12:00
教育現場にいて、こういう開発的内容の研修に参加するには、他を捨て、意を決し、思いをよほど強くしないと実現しない。
元南海の野村監督は「野球が幼い」とよく嘆く。
たとえば――
「打球判断を誤った走塁ミス」
「無死二塁で右方向に進塁打が打てない」等々……。
胸に手を当ててみれば、僕らの職場=学校にも「幼い」と思われる場面がある。
どこが【幼い】のか?
たいてい、僕ら教員が――
【1】絶対にやらなければいけないこと
【2】やってもいいし、やらなくてもいい、どちらかといえばやったほうがいいこと
【3】絶対にやってはいけないこと――
これらの区別がきちんとついていない場面だ。
すなわち、やらなければいけないことをやっていない……やってはいけないことをやっている……どっちでもいいことに必死になっている等……だ。
「他を捨て、意を決し、思いをよほど強く」するということは、平日、岸裕司氏の講座に出席することが、【1】「絶対にやらなければいけないこと」と判断したということだ。
★くわえて、今回は、僕だけではなく、サムライネットの仲間(乱氏T、サムライネット主任、PTA事務担当、PTA総務委員長、PTA副会長、PTA3学年委員長、PTA監査、PTA広報委員長等々)も参加した。
僕ら、サムライネットの「実働部隊」〈註1〉が、いっしょに勉強できたというところに大きな大きな意味がある。
小学校PTAの方々も参加したいところだったが、参観日と重なってしまい、今回は見送った。
〈註1〉=サムライネットでは組織を「実働部隊」と「支援部隊」に分けて活動している。
★会場では、岸裕司氏の講演を、1枚、1枚、カードに書き込みながら聞くことにした。
カードといっても、ときどき「業者」が「これを生徒に配布してくれ」、「(配布した上で)希望者を学校で取りまとめて送り返してくれ」等と、強引に送りつけてくるチラシだ。
この裏を活用した。(学校にはこういう「チラシ」が1000000枚以上ある。長期休業が近づくと特に増える。本校では絶対に配布しない。)
あとから文章をまとめたり、岸氏の講演内容を組み替えたりするとき、ノートだと転記しなければならないが、カードだとそのまま操作できるという利点がある。
★そのカードから一部、本「学級通信」にコピーする。
自分にとって【発見だ!】と思ったこと=☆記号
【サムライネットと同じ思想だ】と思ったこと=◎記号
【違和感を覚えたこと】=△記号
◎自らの楽しみとして、また子どもの親も子どもがいない大人も同じように、子どもの教育に携わることができる環境づくり。
→(思想は同じだ。ただ「楽しみとして」の域には、僕はまだ到達できていない。◎ではなく☆記号をつけるべきかもしれない。)
◎学校・家庭・地域が連携・融合することにより、地域全体の教育力が向上する。
◎学校とボランティアとが実践を積みかさねていくと、それがプログラムバンクになる。
☆いちばん弱い立場の人が、この町が楽しいといえる町づくり。
→(僕らのやっていることは要するにこういうことなのだが、こうして言い切ることが大切だ。僕らに欠けているところだ。言い切ること、そして、くりかえすこと。そうすることによって、コミュニケーションの「語り」の核になる。意味の生成につながる。)
☆学校の空き教室を公民館のように使うことは、公民館とは異なり、子縁がひろがっていく。
→(僕らのサムライネットでは公民館を学校のように使って「子縁」をひろげているが、「空き教室」活用の思想はまだ未熟だ。)
◎わたし(岸)は有償ボランティアは念頭に置いていない。
→(同感! 僕が文科省「学校支援地域本部事業」の指定を拒み続けたのは、「地域コーディネーター活動経費」(例=コーディネーター謝金800 円/h)がひっかかったからだ。経験的に、これをやると地域ネットの勢いが一気にしぼむ。みんな手弁当でやらないと!)
☆秋津校区は、夜、学校への電話がかからない。町内会長など、地域が果たすべき役割をきちんと果たせるようになったからだ。
→(同じ理念でやっているが、まだ、こう言い切れる状態ではない。)
◎「お知らせ」は地域全戸配付が基本。「知らせる」ということが重要。
→(サムライネットは、全戸巡覧のシステムはできているが、全戸配付のシステムはない。ただ、「全戸巡覧」ができれば「全戸配付」も可能だ。これは「全戸巡覧」、これは「全戸配付」という区別をつけるといいのかもしれない。)
◎課題を把握し、対策を検討していくシステムづくり。
◎秋津コミュニティー運営費、約20万。バザーや秋津ッ子バザーの収入。
→(サムライネットも同じ。)
△参会者からの「他校(の教員)に広まらないのは?」という質問に対して、岸氏の回答「耳学ではダメ。学社融合のよさは実際に体験しないとわからない」
→(僕は「耳学」作戦も有効だと考えている。僕の経験では、社会教育側から学校教育側への「連続的耳学作戦」はボディブローのようにジワジワ効いてくる。)
☆習志野市では秋津小学校を希望する教員が増えている。
→(サムライ小&サムライ中はどうかな?)
△参会者からの「秋津の取組が隣の小学校に転移しないのは?」という質問に対して「わたしたちは自分のほうから転移させるつもりはない。むしろ、習志野市から独立したいと思っているくらいだ」(岸裕司氏の講演から、以上)
★さらに詳細な情報は僕のホームページへ!
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