アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2013年09月08日

注意(障害)の分類

大分暑さが落ち着いてきた昨今、
皆さんいかがお過ごしですか?
ようやく新居が決まり、引越しの
準備をしているプルプル食です。

今日は、脳血管疾患の後遺症で
高確率にみられる高次脳機能障害の内、
記憶障害と並んで主要症状
といわれる『注意(障害)の分類』
に焦点をあてて記したいと思います。


同業種の方に問いたいのですが、
皆さんは普段どのような分類を
されていらっしゃるでしょうか?

実はこの『注意』、現状は文献によって
解釈や分類方法が異なるため、
一定していません。

よってセラピスト間で、注意障害を
伝達しあう際には、ニュアンスの
共有が必要になってくるかと
プルプル食は考えます。


ここから先は主観になるのですが、
近年の文献で最も解釈しやすいものを
下記に乗せたいと思います。

◎方向性注意=半側空間無視。
◎非方向性注意=下記の分類。

【焦点性注意】
⇒特定の視覚的、聴覚的、触覚的刺激に対し、
 別個に反応する能力。昏睡状態から
 覚める初期段階にて障害され易い。


【持続的注意】
⇒継続して活動する際に、行動面で一貫した
 反応を維持する能力。この要素は更に
 覚醒(反応の維持)と作動記憶に細分。

【選択的注意】
⇒妨害(競合)刺激に対し、行動的・認知的
 構えを維持するための能力。転導性からの
 開放という概念を含む。


【転換的注意】
⇒注意の焦点の切り替え、課題間で注意を
 移動し、処理すべき情報を選択、制御する
 心的柔軟性。作動記憶の過程も関与。

【分割的注意】
⇒複数の課題や、複数の課題要求に対応
 する能力。2種類以上の刺激を監視する
 必要がある場合がある。



焦点性注意というのは比較的
新しい概念かと思います。
日頃から新しい文献には目を
通しておきたいものですね。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前: 必須項目

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント: 必須項目

認証コード: 必須項目

※画像の中の文字を半角で入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/1602793
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
プロフィール
プルプル食さんの画像
プルプル食
言語聴覚士8年目になります。 何でも聞いてください。 私に分かることであれば。
プロフィール
にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
当ブログ推奨サイト
日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス 【参考記事】2017年の還元総額129162円。
最新コメント
私が言語聴覚士になった訳 by プルプル食 (07/10)
完全側臥位法での経口摂取 by プルプル食 (07/10)
職場同僚結婚式のスタンス by プルプル食 (07/10)
完全側臥位法での経口摂取 by 嚥下低下 (06/19)
私が言語聴覚士になった訳 by くま (06/14)
<< 2017年12月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
カテゴリアーカイブ
リンク集(言語聴覚士関連)
リンク集(一般)
検索
広告
QRコード
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。