斜め上を行く言語聴覚士の日々

まだまだ関東圏は梅雨が続いていますね。
そんな中、貴重な晴天を有効活用
して精一杯アウトドアを楽しんでらっしゃる
方も少なくないはずです。

私は基本的にインドアですが、
先日久しぶりに嫁さんと共に
とある滝を観に行ってきました。

「滝」というと、皆さんどんな場所を
想像されますかね？
滝の名所＝日本三大名瀑といえば
【茨城県】袋田の滝
【和歌山県】那智の滝
【栃木県】華厳の滝
になりますが、私が行ってきたのは
埼玉県入間郡越生町にある黒山三滝です。

今日の内容は知る人ぞ知る滝の癒し効果
も含めてお話できればと思います。


突然ですが、皆さん滝って見て癒される
ものだと思っていませんか？
実は滝には根拠のある癒し効果があります。

少し遠回りな説明をしますが、
大気中には2種類のイオンが存在しています。
すなわちマイナスイオンとプラスイオンがあり、
癒しの代名詞ともいわれるマイナスイオンは
積極的に体に取り入れることで、
細胞の機能が活発になります。

その結果、疲労回復、精神安定、
体質改善、血液浄化、
新陳代謝促進、抵抗力増進、
自律神経調整、胃腸消化促進
といった様々な効果が得られることが
近年の研究で判明しています。


そんなマイナスイオンは滝壺の周辺、
特に水滴が飛び散るあたりの水滴に
多く付着しています。とある資料では
森林浴の2倍近くも数値が高いようです。
ですから、滝壺近くに身を寄せるだけで
マイナスイオンを吸収し、癒し効果があるのです。

より効果的に滝の癒し効果を得るためには
滝自体の規模も大事ですが、
滝壺の至近距離で観光できる場所が
より効果的かと思います。


私が先日観光してきた黒山三滝は、
下記の写真では分かりませんが
男滝（おだき）、女滝（めだき）、
支流の天狗滝の3つで構成されている
小規模な滝の総称です。
県立黒山自然公園に属し、1950年には
新日本観光地百選の「瀑布の部」
で第9位に選ばれました。

この滝は小規模で比較的マイナーながらも、
滝壺にも5m以内に近づくことが出来るので、
マイナスイオンの効果を
得られ易いメリットがあります。
今日の記事を参考に黒山三滝に限らず、
近場の滝を発掘してみては如何ですか？