2015年01月14日
2年制養成校の実態
今年も受験シーズンが近づいてきました。
先日成人式のニュースでも
言語聴覚士になりたいと宣言する若い女性も
いるみたいで、親近感が沸く今日この頃です。
さて、今日は私の言語聴覚士となるまでの
養成校の回想をしながら、その実態に
迫ってみたいと思います。
在学中の実体験を元に
これから入学を志す方への参考に
して頂ければ幸いです。
今から約7年前、私が某2年制養成校に
入学して第一に驚いたのは・・・
授業の過密さ!
本来、3年以上のカリキュラムを
2年に凝縮しているので、1年次の
月〜土曜の授業は当たり前、
毎日9時開始〜17時半の授業は当たり前です。
その次に驚いたのは・・・
定期テストの判定が鬼のように厳しい!
私の養成校は各教科100点満点中60点以上が
合格ラインです。60点を下回ると
追試(追試料2000円)
が課されて、追試で更に落ちるとその時点で
留年が確定(年間学費100万以上)
するのです。これは恐ろしいですね。
私を含めた同期はアルバイトなんて
している余裕が全く無かったです。
そして更に、驚いたのは・・・
実習先が全国津々浦々!
これは主に男子学生に多いのですが、
高確率で地方に飛ばされます。
実習先の宿泊費用は学生皆で折半するのですが、
往復の交通費は完全な自腹でした。
納得がいかなさすぎる不公平さ満載の実習です。
余談で、国家試験よりも卒業試験の方が
難易度が高いという無茶な事もありましたが、
このような過程を経て今に至る訳です。
ちなみに入学時定員30名だったのが、
卒業時には22名程になっていました。
ええ、察してください色々と・・・(苦笑)
しかし、これだけの苦行を乗り越えて
有資格者になっても実際に
職場の人間関係等の問題でやむを得なく
言語聴覚士の道を諦める知人も少なくありません。
ですので、生半可な覚悟での入学は
絶対におススメしませんが
とてもやり甲斐のある素晴らしい仕事で
あることは間違いありません。
先日成人式のニュースでも
言語聴覚士になりたいと宣言する若い女性も
いるみたいで、親近感が沸く今日この頃です。
さて、今日は私の言語聴覚士となるまでの
養成校の回想をしながら、その実態に
迫ってみたいと思います。
在学中の実体験を元に
これから入学を志す方への参考に
して頂ければ幸いです。
今から約7年前、私が某2年制養成校に
入学して第一に驚いたのは・・・
授業の過密さ!
本来、3年以上のカリキュラムを
2年に凝縮しているので、1年次の
月〜土曜の授業は当たり前、
毎日9時開始〜17時半の授業は当たり前です。
その次に驚いたのは・・・
定期テストの判定が鬼のように厳しい!
私の養成校は各教科100点満点中60点以上が
合格ラインです。60点を下回ると
追試(追試料2000円)
が課されて、追試で更に落ちるとその時点で
留年が確定(年間学費100万以上)
するのです。これは恐ろしいですね。
私を含めた同期はアルバイトなんて
している余裕が全く無かったです。
そして更に、驚いたのは・・・
実習先が全国津々浦々!
これは主に男子学生に多いのですが、
高確率で地方に飛ばされます。
実習先の宿泊費用は学生皆で折半するのですが、
往復の交通費は完全な自腹でした。
納得がいかなさすぎる不公平さ満載の実習です。
余談で、国家試験よりも卒業試験の方が
難易度が高いという無茶な事もありましたが、
このような過程を経て今に至る訳です。
ちなみに入学時定員30名だったのが、
卒業時には22名程になっていました。
ええ、察してください色々と・・・(苦笑)
しかし、これだけの苦行を乗り越えて
有資格者になっても実際に
職場の人間関係等の問題でやむを得なく
言語聴覚士の道を諦める知人も少なくありません。
ですので、生半可な覚悟での入学は
絶対におススメしませんが
とてもやり甲斐のある素晴らしい仕事で
あることは間違いありません。
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コメント有難うございます。
言語聴覚士の道を
検討されているという事で
私の分かる範囲で返答しますね。
国家試験の合格率が高い事は
確かに養成校のステータスに
繋がりますが、その背景で
故意に留年や退学者を増やすような
事はしていないとは思います。
ちなみにベルさんが仰ったような
データも公表していないです。
ただ、オープンキャンパス等で
在校生を通して知る術は
あるかと思います。
話が色々逸れますが、
私の経験上留年や退学する方の
多くは以下の2点に集約されます。
@個人の勉強不足
A実習指導者(=バイザー)との関係不良
まず@についてですが、
本来、3〜4年かけて勉強する
内容を2年に凝縮している訳ですから、
容易でない事は明らかです。
もし仮に留年〜退学が少なく、
円満に卒業できたとしても、国家試験に
合格できなければ意味がありません。
不合格者の多くは浪人者が
占めているというデータもあります。
ですので、個人的にはカリキュラムが
如何に厳しくても、
国家試験合格率が平均よりも
高い養成校の選択をお薦めします。
そしてAについてですが、
こればっかりは完全に運です(苦笑)
どんなに成績優秀でもバイザーとの
相性が良くなければ、実習を不合格
とされ、留年が決定します。
実習自体は長いもので約2ヶ月に
渡ります。仮に自分が遠方の
実習地で毎日神経をすり減らされた
挙句留年になると想像してみてください。
これは結構な確率で心が折れます。
ちなみに実習地は自分で
選択することは私の養成校は
できませんでした。
遠方の場合は独身男性が
率先して駆り出される傾向でしたね。
以上、恐々とされる内容も
あったかと思いますが、ブログを通じて
この仕事に興味を抱いた方を私は
心より応援しております。
養成校選びの参考にされてみてください。
いろいろ、興味深い記事があり、読ませて頂きました。
この記事で、30人いた生徒が22人になったとなっていますが、
これは、合格率を上げるためってことでしょうか?
学校を選ぶ段階で、入学者と卒業者の数をチェックした方がいいってことですね・・。
そのデータは公表されてるのかな。。
当ブログ訪問有難うございます。
この記事をご覧になったのなら、
余計不安にさせてしまったかも
しれませんね(苦笑)
カリキュラムの過密さは私の
養成校は特に1年次に集中して
いました。2年次は座学という
よりかは実習メインであったと
記憶しています。
拙い過去の記事に実習の事についても
触れていますので宜しければ
参考にされてください。
言語聴覚士は女性の割合が
圧倒的に多いですが、臨床上は
男性の方も多く活躍されて
らっしゃいますよ。
男性の言語聴覚士の方のブログだったので色々と参考にさせて頂いております。
私は30半ばですが、今年から2年制の養成学校に通う予定です。年齢的に厳しいのもありますし、学校の勉強の過密さなど色々なところで耳にしております。
不安で仕方ないのですが、覚悟を決めるしかないと思っています。
これからも先輩言語聴覚士のブルブル食さんのブログを参考にさせて頂きます。