2014年07月10日
TMT
今月は更新が滞っています。
史上最強級の台風8号が
じわりじわりと本州を直撃しそうな
今日この頃ですが、皆さんもどうか
無理をせずに速やかに安全な場所に
避難してくださいね。
本日はお待ちかねの賞与が
支給されました。金額はまあ、
世間平均からしたら少ないでしょうね(苦笑)
うちの職場は駐車場代とか増税に伴い
給与天引きでぼったくってますので、
絶対に増やすべきだと思うのですが。
さて、本日紹介しますのは
簡易の注意機能検査である
TMT(=Trail making test)
例のごとく、検査方法や解釈など
について下記にまとめてみました。
【目的・特徴】
⇒検査用紙と筆記用具、ストップウォッチが
あれば実施可能。PartA(注意持続と選択)と
PartB(注意の転換や配分)によって構成される。
【施行時間】
⇒約15〜20分。
【内容】
⇒TMT-A及びB共に
検査施行前に必ず練習用紙を用いて練習を行う。
※練習用紙で検査施行できなかった場合は中止。
◎TMT-A練習教示例『この用紙に書かれている
数字の1→2→3というように数字の順番に
できるだけ早く,線で結んでください。』
◎TMT-B練習教示例『1→あ2→い→3→う
というように数字と仮名とを交互に
順番に結んでください。』
⇒A&B共通の教示として
最後の数字を結ぶまで鉛筆を
紙から浮かさないことを強調する。
⇒スタートから完成までの時間を
検査者がストップウォッチで計測。
【判定方法】
⇒標準化されていないので平均目安
数値との乖離で判断する。
【TMT-A】
(年齢群) (時間平均) (標準偏差)
20歳代 66.9秒 15.4
30歳代 70.9秒 18.5
40歳代 87.2秒 27.9
50歳代 109.3秒 35.6
60歳代 157.6秒 65.8
【TMT-B】
(年齢群) (時間平均) (標準偏差)
20歳代 83.9秒 23.7
30歳代 90.1秒 25.3
40歳代 121.2秒 48.6
50歳代 150.2秒 51.3
60歳代 216.2秒 84.7
【64歳以上/以下の健常群対比】
◎以下・・・TMT-A 84.5秒 /TMT-B 117.0秒
◎以上・・・TMT-A 218.0秒 /TMT-B 326.6秒
こちらの検査も標準化がされて
おりませんので、正確には
標準注意機能検査(CAT)との
併用が望ましいかなと思います。
しかしながら、簡易に短時間で
検査・評価できるという点においてTMT
は優れておりますので、
場合によって使い分けたいものです。
史上最強級の台風8号が
じわりじわりと本州を直撃しそうな
今日この頃ですが、皆さんもどうか
無理をせずに速やかに安全な場所に
避難してくださいね。
本日はお待ちかねの賞与が
支給されました。金額はまあ、
世間平均からしたら少ないでしょうね(苦笑)
うちの職場は駐車場代とか増税に伴い
給与天引きでぼったくってますので、
絶対に増やすべきだと思うのですが。
さて、本日紹介しますのは
簡易の注意機能検査である
TMT(=Trail making test)
例のごとく、検査方法や解釈など
について下記にまとめてみました。
【目的・特徴】
⇒検査用紙と筆記用具、ストップウォッチが
あれば実施可能。PartA(注意持続と選択)と
PartB(注意の転換や配分)によって構成される。
【施行時間】
⇒約15〜20分。
【内容】
⇒TMT-A及びB共に
検査施行前に必ず練習用紙を用いて練習を行う。
※練習用紙で検査施行できなかった場合は中止。
◎TMT-A練習教示例『この用紙に書かれている
数字の1→2→3というように数字の順番に
できるだけ早く,線で結んでください。』
◎TMT-B練習教示例『1→あ2→い→3→う
というように数字と仮名とを交互に
順番に結んでください。』
⇒A&B共通の教示として
最後の数字を結ぶまで鉛筆を
紙から浮かさないことを強調する。
⇒スタートから完成までの時間を
検査者がストップウォッチで計測。
【判定方法】
⇒標準化されていないので平均目安
数値との乖離で判断する。
【TMT-A】
(年齢群) (時間平均) (標準偏差)
20歳代 66.9秒 15.4
30歳代 70.9秒 18.5
40歳代 87.2秒 27.9
50歳代 109.3秒 35.6
60歳代 157.6秒 65.8
【TMT-B】
(年齢群) (時間平均) (標準偏差)
20歳代 83.9秒 23.7
30歳代 90.1秒 25.3
40歳代 121.2秒 48.6
50歳代 150.2秒 51.3
60歳代 216.2秒 84.7
【64歳以上/以下の健常群対比】
◎以下・・・TMT-A 84.5秒 /TMT-B 117.0秒
◎以上・・・TMT-A 218.0秒 /TMT-B 326.6秒
こちらの検査も標準化がされて
おりませんので、正確には
標準注意機能検査(CAT)との
併用が望ましいかなと思います。
しかしながら、簡易に短時間で
検査・評価できるという点においてTMT
は優れておりますので、
場合によって使い分けたいものです。
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