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2012年04月23日

摂食介助の講義

今日は仕事の帰りがけに近くの
すき家で、知る人ぞ知る隠しメニューの
キング牛丼を食べてきました。
明日は多分きっと絶対に胃が
もたれていると思うプルプル食です。

ブログのタイトルらしく言語聴覚士らしい
日記をたまには書かないといけません。

ということで、今日は夕方に
新人ケアワーカー(=介護職)
の方向けに摂食介助の仕方を
講義してきました。


教えるに当たって、心掛けた
ポイントが幾つかありましたので
下記に例を踏まえて挙げたい思います。


@情報量は必要最低限に抑える。
⇒代償嚥下法のような専門性が高いものは除く。
 覚醒、一口量、姿勢、口腔ケアの確認程度で十分。

A難しい表現は避ける。
⇒「頸部前屈位」を「首を前かがみ」
  「半側空間無視」を「片方に注意が向きにくい」

 と言い換える等。
B図や絵を併用する。
⇒嚥下をイメージするための矢状面による図解等。
C実際にやって見せる。
⇒一口量の提示、水分へのトロミ剤のつけ方等。


以上、当たり前のようですが、
我々言語聴覚士は他職種やご家族に
説明を行う際、@〜Cを意外と
意識できていない事が多いと思います。
相手の理解力を汲み取った上での
説明の仕方を工夫したいものですね。

ケアワーカーさんについては、
今回こういった講義をして仮に理解を
して頂いても、それを業務で正確に
実践して頂くのはマンパワーの都合上、
かなり無理があります(特に夜勤)。

我々言語聴覚士としても、
同じような理由や職域の関係上、
摂食の介入には限界がありますので、
その意味ではジレンマがありますね。

ここで大事なことは、
知っているのにできないのと
知らないのでできないのとでは
雲泥の差だということです。
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